相棒season17 第7話うさぎとかめ

スポンサーリンク

ある日右京は道端で亀と出会います。亀を追いかけた右京は、テントの中で頭から血を流すホームレスらしき男性を見つけました。
男性は命は取り留めましたが意識不明の重体です。亀は特命係で預かることになります。
男性の所有物の中に毎週同じ曜日発行の新聞があることを見つけた右京と亘は、その新聞社を訪れます。その曜日に掲載される短歌コーナーの投降者の中に、詠み人知らずと言うホームレス歌人がいると分かりました。それは以前うさぎという名で投稿していた人と同一人物ではという話でした。
うさぎという人物の家は売家になっていました。その家の持ち主は鮫島博文という国土交通省港湾局の人間でした。
ホームレス歌人の投稿は二年前から始まり、二年前と言えば国土交通省港湾局では東京湾大規模修繕プロジェクト入札談合疑惑が起こっていました。
国土交通省を訪れた二人に応対した杉原は鮫島の同期でした。そこで右京は杉原の小指にある絆創膏に気付きます。杉原は同じく同期の谷川という人物を紹介しましたが、こちらから話を聞くことはできませんでした。が、右京は谷川の指にも絆創膏があるのを見咎めます。
その時鮫島が意識を回復します。記憶がないと言う鮫島は、それでも殺されかけた恐怖は残っていると二人に話します。
花の里。右京と亘は、次官候補最有力である杉原と谷川が二年前の件と無関係とは思えないと話し合います。その疑惑では自殺者と失踪者が出て、失踪したのが鮫島でした。ですがそのおかげで政権は延命したのです。
二人は自殺した建設会社の山口の妻から、山口が会社の相談役で元国交省のOB堂本という人物の趣味の歌会によく呼ばれていたことを聞き出します。
歌会に乗り込んだ二人は、二年前の事件を終わった話ではないと堂本に警告して帰ります。
亘は日下部から、反主流派にすり寄る杉原が欲しいのは現総理のアキレス腱であり、主流派の谷川は鮫島の口をふさぐ為に命を狙った可能性があると情報を得ます。
右京達は杉原と谷川を呼び出します。そして鮫島は短歌の暗号で自分の居場所を知らせていたと明かします。その相手は谷川でした。二年前、失踪という形で鮫島の命を救ったのは谷川だったのです。
そして短歌の暗号に気付いた杉原は鮫島に証言を迫り、もみ合って怪我を負わせたのでした。杉原がそこにいた証拠は亀の甲羅に残されていました。
病院。鮫島は右京からの指摘を受け、自分が記憶喪失ではないこと、政権の意向を押し返し自分を救ってくれた谷川のような腹の据わった官僚を本省のトップにしたいと思ったから今回の件を利用したと告白します。そして検察庁に出頭しに行きました。
後日、亀は動物園に預けられることになり、特命係の人々は寂しそうにしているのでした。

相棒season17 第7話の感想

本筋とは関係のない話ですが、伊丹さんと芹沢さんが「特命係の亀」を懐かしがってくれたことにこちらも懐かしくなってしまいました。ちゃんとこうやって触れてもらえるとなんだか嬉しくなります。
そして本筋では、同期とは競い合うライバルでしかない筈の官僚の人々の間でも、あんなに熱い友情が育まれていたという物語に少しじんとしました。鮫島の計画には恩返しの意味も少しあったのだろうかと思っています。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする