相棒season17 第10話 ディーバ

スポンサーリンク

年末パトロールに出ていた右京と亘は110番通報があったという知らせを受けて現場に向かいます。右京が見つけた部屋の中で人が倒れていました。被害者は敦盛槙という16歳の女性で、救急車で運ばれて行きます。そこに現れた槙の母親貴巳はベッドにいた赤ん坊の樹がいなくなっていると訴えます。
部屋を飛び出した貴巳が向かったのは衆議院議員であり貴巳の義父の敦盛劉造の屋敷でした。すぐにその場に「樹を返して欲しければ指示に従え」と電話がかかってきます。そして右京と亘が貴巳を追ってきました。
樹は貴巳ではなく槙が産んだ子供でした。父親については槙は何も話していないそうです。ですが敦盛は、敦盛家の血を引くたった一人の男子である樹の為なら金などいくらでも払うと言い切ります。
敦盛の意向を受けた衣笠の指示によって、誘拐犯の追跡はしないことが決まりました。
再びかかってきた犯人からの電話で敦盛はホテルに向かいます。青木から情報を得た右京達も現場に到着。彼らは犯人が残したメモに従い、ホテルで記者会見中のシャンソン歌手神崎瞳子に犯人からの手紙を読んでもらいます。それは「三雲生命保険の社員の死は自殺ではなく殺された」という告発文でした。居合わせた記者達は騒ぎになります。
事件の情報を明かす訳にはいかない警察側はしばらく瞳子に隠れてもらうことに。怒る瞳子を右京が説得し、瞳子は敦盛邸に身を潜めることになります。
亘は楓子から三雲生命の情報を得ます。三雲生命ではこれまでに三人の社員が自殺していました。その件を調べていた尾畑というライターは暴漢に襲われて怪我を負い姿を消したそうです。
その尾畑の家を亘は訪れました。尾畑を襲ったのは指定暴力団の人間で、情報の入ったハードディスクを奪われてしまったと言います。尾畑は亘に「これはG案件だ」と謎の言葉を伝えます。
敦盛邸では瞳子と貴巳がかつて槙の父親優を巡って確執があったことが分かります。
そして元々心臓の悪い貴巳が倒れ、入院してしまいます。
伊丹達から得た関係者の血液型の情報によって右京は槙が敦盛家の血を引いていないことを確信しました。
その頃亘は暴力団の事務所に忍び込んでいました。ですがすぐに捕まってしまいます。
朝になっても亘が帰らないことを案じた右京は神戸に協力を求めました。
敦盛邸には犯人からの連絡が入ります。運転手に指名された瞳子と敦盛は指定された場所に向かいます。家の中には「三億円を入れろ」と書かれたスーツケースが残されていました。そこで二人は尾畑の死体を発見します。
一方右京に頼まれた神戸は、所轄の刑事を装って暴力団事務所に潜り込むことに成功しました。そこであっさりと亘の救出に成功します。
取り返した尾畑のハードディスクには三雲生命の非人道的な再研修セミナーの映像が残されていました。この件が訴えられていないことに対して金でもみ消されているのかと疑う伊丹達でしたが、亡くなった尾畑は「この件は証拠が残らない」と言っていたのでした。
そんな時甲斐から右京達に、誘拐とは関係ない敦盛の周辺を調べないよう忠告が入ります。甲斐は敦盛がジェントルメンズソシアルクラブと言う名の政財界の要人や各省庁の事務次官レベルが集まる懇親会に出入りしていたと教えます。そこは三雲生命の会長や衣笠、日下部も常連でした。G案件のGはその会の頭文字でした。
敦盛邸に戻った右京は敦盛本人に、敦盛が厚生労働省と三雲生命の会長を仲介したことで、三雲生命社員の訴えが取り上げられなかったのではないかと尋ねます。そしてその報酬は内閣人事局に影響力を持つ敦盛の働きかけで昇進をし、昇給をするという証拠の残らない形で支払われるのではないかと追及します。右京に続いて瞳子も、末端を辿っていけば敦盛の名前に辿り着くのではないかと言いますが、敦盛は官僚という物は黒を白と言いきると言ってのけます。
そこへ、貴巳が亡くなったという知らせが入ります。
右京はこの事件を解く鍵が優にあるのではないかと推理します。弁護士であった優の担当していた仕事を調べると、三雲生命の自殺した社員の件を扱っていました。そこに残された写真から、敦盛の別荘の管理人と偽っていた女性が遺族の市原澄江と判明します。
そして残された映像から誘拐犯が澄江の孫の幸雄と断定されました。
その時犯人から連絡があり、三億を持った敦盛は家を飛び出しました。
伊丹達は樹はマンションの別の部屋にいるという右京の推理に基づいて捜索を始め、澄江に抱かれた樹を発見、保護します。
その頃瞳子はこの誘拐事件の暴露と先程の右京と敦盛の会話の動画をアップします。
敦盛が教会に辿り着くと幸雄が待っていました。彼の目的は敦盛を爆殺することでした。そこへ瞳子がやってきます。瞳子がスイッチを受け取ると右京と亘が槙を連れて現れます。
瞳子と幸雄と澄江、貴巳と槙は七年前の優の葬儀で出会っていたのでした。
今回の疑惑が騒ぎになってもしばらくの間だと開き直る敦盛に、右京は彼のもう一つの犯罪を突きつけます。
槙が赤の他人だと知っていた敦盛は、敦盛の血を残す為に槙を乱暴したのでした。絶望した貴巳は瞳子に縋り、憤った瞳子は自分達の下に貴巳と槙を保護します。
けれど心臓の悪い貴巳が亡くなれば、槙と樹の親権が敦盛に奪われ連れ戻されることになってしまいます。そして計画が実行されたのでした。この計画の確信は法的に有効な敦盛のDNAの採取でした。樹と敦盛の親子鑑定をし、二つの犯罪を暴いて敦盛という権力者を葬り去るのが目的でした。
瞳子は自分のキャリアを捨ててまでも、彼女の信条「私は法には従わない弱い者の嘆きに従う」を貫いたのでした。そして槙たちにとって瞳子は家族と思われていました。
後日。いち早く情報を掴んで衣笠の避難を手伝った青木はサイバーセキュリティ対策本部に戻っていきます。
右京達はこの件を氷山の一角と捉えていますが、それでも一歩前進したことを前向きに受け止めるのでした。

相棒第10話の感想

神崎瞳子という女性が見た目も生き方も素敵すぎました。ある意味で右京さんとは真逆の生き方かと思いますが、再登場することがあったら右京さんとのロマンスを期待したいくらいに魅力的でした。そして今回は久しぶりの神戸君の活躍が見られて良かった。スマート、という言葉が似あい過ぎる彼の言動に嬉しくなってしまいました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする