この記事では、ヘアカラーを使用する際に浴室を清潔に保つ方法と、万が一お風呂場が汚れてしまった場合の対処法についてご紹介いたします。
ヘアカラーで浴室を汚さないためのポイントは、以下の2つです。
染め始める前に、シャワーを使って浴室全体を湿らせる。
ヘアカラー剤が飛び散りやすい場所には、新聞紙やビニールシートなどを敷く。
また、ヘアカラーによって風呂場が汚れてしまった場合は、
・速やかにお湯で洗い流す。
・ヘアカラークリーナーを使用して汚れを落とす。
これらのシンプルで効果的な方法があります。
ヘアカラーを使って浴室を清潔に保つためには、事前の段取りが非常に重要です。浴室を汚さずにヘアカラーを楽しむための手順を順番に確認していきましょう。
目次
ヘアカラーを染めるときに浴室を汚さないコツは？
賃貸物件での生活では、ヘアカラーを使って浴室を汚さないよう気を付ける必要がありますね。
一方、新築の住まいでは、「キレイな状態を保ちたい！」という思いから、日々の掃除に力を入れていることでしょう。こうした状況でヘアカラーを使って浴室を汚さないための3つのコツをご紹介します。
ヘアカラーで浴室を汚さないコツ①: 浴室全体をシャワーで濡らしておく
ヘアカラーを塗る前に、浴室全体を事前に濡らしておくと良いです。これにより、万が一の事態に備え、ヘアカラーが素早く染みこまないため、安心感が得られます。
ヘアカラーで浴室を汚さないコツ②: 新聞紙やレジャーシートを敷く
ヘアカラー剤が目地に付くと、掃除が難しくなります。ヘアカラーを塗る前に、新聞紙やレジャーシートを敷いておくことで、タイルが汚れずに済みます。手軽ながら効果的な対策です。
ヘアカラーで浴室を汚さないコツ③: 手袋を複数枚用意しておく
ヘアカラー剤がついた手袋で他のものに触れると、不便なことになります。そのため、ヘアカラーを扱う際には、複数枚の手袋を用意しておくことが大切です。ビニール製やゴム製など、様々な手袋がありますので、自分に合ったものを選ぶと、作業がスムーズに行えます。
ヘアカラーでお風呂場が汚れてしまった時の対処法！
ヘアカラーで浴室が汚れてしまった場合、効果的な対処法を覚えておくと安心です。以下はセルフカラー中の即座なお風呂場の汚れに対処する方法です。
1. ヘアカラークリーナーを使う:
汚れた場所にヘアカラークリーナーを直接吹き付け、数時間放置します。強い汚れやシミには、スプレー後に湿布を行うと効果的です。
2. お風呂用洗剤を使う:
ヘアカラークリーナーがない場合は、中性洗剤を試してみましょう。ヘアカラー剤がついた場合は、早めに洗うと効果的です。
3. メラニンスポンジを使う:
お風呂用洗剤では落ちない場合、メラニンスポンジを使用してみてください。100均で手に入るもので、ただし研磨作用があるため注意が必要です。
4. 濡れた雑巾を使う:
セルフカラー時には濡れた雑巾を準備しておき、ヘアカラー剤が飛び散っても素早く拭き取れます。使い古しの雑巾があれば便利です。
一方、セルフカラー後に時間が経ったお風呂場の汚れに対処する方法もあります。
5. 除光液で洗う:
除光液をコットンに染み込ませて汚れをこすると、落ちる可能性があります。コットンをラップでパックすると効果が増します。
6. 漂白する:
除光液がない場合、キッチンハイターやカビキラーの塩素系漂白剤が有効です。色物のタイルには薄めて使用し、慎重に行いましょう。漂白剤をかけた箇所にはキッチンペーパーを置いて放置し、時間をかけて様子を見るとヘアカラー剤がよく落ちます。
7. ハウスクリーニングのプロにお願いする:
手間や時間がかかる場合、ハウスクリーニングのプロに依頼するのも一つの手段です。プロに頼めば、しつこい頑固な汚れもピカピカに仕上げてくれます。
セルフカラーは、お風呂入りながらはNGな理由
セルフカラーをお風呂入りながら行うことはおすすめできない理由は、以下の3つです。
1. 換気が十分にできない:
お風呂は密閉された空間であるため、ヘアカラー剤のニオイが充満しやすいです。この状態で作業すると、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす可能性があります。ヘアカラー剤の成分には人体に有害なものも含まれているため、十分な換気ができない環境で作業すると、体調を崩すリスクが高まります。
2. 浴室が汚れやすい:
お風呂は水や湯気が多い場所であり、ヘアカラー剤が飛び散ると掃除が大変になります。入浴中にヘアカラー剤が浴槽や壁、床などに付着すると、気付くのが遅れ変色やシミの原因になる可能性があります。このため、浴室内でのセルフカラーは避けるべきです。
3. 作業に集中できない:
お風呂はリラックスや体のケアをする場所であり、ヘアカラーを塗りながら湯船に浸かったりシャワーを浴びたりすると、作業に十分な集中が難しくなります。この状態ではヘアカラーの均一な塗布や処理が難しく、結果的に失敗する可能性が高まります。セルフカラーを行う際は、換気の良い場所で、作業に集中できる環境を整えることが重要です。
ヘアカラーはお風呂場で染めるのが安全！
お風呂場でヘアカラーを染めることは合理的な選択です。飛び散ったヘアカラーを即座に洗い流せる利点があります。ただし、注意が必要なのは入浴中にヘアカラーを染めることです。
お風呂でヘアカラーを染める際には、汗をかいたり、体を洗っている最中にお湯が頭にかかる可能性があるため、注意が必要です。ヘアカラーの薬液が頭から垂れてきて、目に入る危険性があるからです。
もしも入浴中にヘアカラーを染めることを避けることができない場合は、ビニールのヘアキャップを使用することを検討しましょう。これにより、ヘアカラーが直接頭から流れ落ちることを防ぎ、目への接触を避けることができます。安全な環境でヘアカラーを楽しむために、慎重な対策が必要です。
まとめ：ヘアカラーで浴室を汚さない方法と対処法
ヘアカラーで浴室を汚さない方法とその対処法についてご紹介しました。
まず、浴室全体を濡らして、新聞やビニールを敷くことが大切なコツです。汚れた場合は迅速にお湯で洗い流し、ヘアカラークリーナーや中性洗剤を使用することをお勧めします。
浴室の汚れには、ヘアカラークリーナー、中性洗剤、メラニンスポンジ、濡れた雑巾などが有効です。
ただし、お風呂入りながらのセルフカラーは換気不足、汚れやすさ、作業集中難のために避けるべきです。
ヘアカラーをお風呂場で染める利便性はありますが、入浴中のセルフカラーは危険が伴います。できるだけ避け、どうしても必要な場合はビニールヘアキャップを利用してください。
無理をせず浴室を清潔に保ちたい場合は、プロのハウスクリーニングにお任せするのも一つの選択肢です。
