たらこパスタ、お子さんがそれを楽しむのは何歳からできるのでしょうか？
子供たちの中には、スパゲッティが大好きな子も多いですね。
スパゲッティ専門店に足を運ぶと、様々な種類のスパゲッティが用意されていて、子供たちは大いに喜んで自分がどれを選びたいか悩むことでしょう。
そこで気になるのが、たらこパスタを子供に与えても良いかどうかです。
たらこは魚の卵から作られるもので、アレルギーの観点からも子供に与える際には慎重になるべき食材の一つと言えるでしょう。
そこで今回は、
・たらこパスタは子供が何歳から食べても良いのか？
・たらこパスタに含まれるアレルギーの成分とは？
・子供にたらこパスタを食べさせる際の留意点は？
について詳しくご紹介していきたいと思います。
たらこスパゲッティは何歳から食べれる？
A. 3歳頃から食べさせるのが無難
たらこパスタは子供にはいつごろから食べさせてもよいのでしょうか。
この問いに対する確定的な答えは存在しませんが、考慮すべきポイントは「たらこ」がいつから食べさせても安全な食材かどうかです。
最初のターニングポイントは、おおよそ1歳半の時期です。
たらこは非常に高い塩分濃度を持つ食品であり、離乳食の時期には不適切な食材と言えます。
したがって、食べられるようになるのは離乳食が完了する頃、つまり1歳半ごろだと考えられます。
ただし、1歳半ではまだまだ消化器官が未発達しているため、食べさせる場合でも極めてわずかな量にすることが望ましいでしょう。
もう一つのターニングポイントは、おおよそ3歳の時期です。
たらこは魚の卵でできているため、アレルギー反応が起こりやすい食材とされています。
したがって、万一たらこを摂取してアレルギー症状が現れた場合、子供が非常に小さいと症状が深刻化しやすく、最悪の場合は生命に危険が及ぶ可能性もあります。
この観点から、多くの親は子供が3歳くらいになり、幼稚園に通い始める頃から比較的安心して食べさせることができるのではないかと考えているようです。
これらを踏まえると、たらこパスタを子供に食べさせる場合は、3歳を過ぎてからが安全と言えるでしょう。
たらこスパゲッティのアレルギー成分
では、たらこスパゲッティに含まれるアレルギー成分について詳しく見ていきましょう。
まず、たらこ自体が魚卵からできているため、魚卵アレルギーを引き起こす可能性があります。
さらに、たらこスパゲッティは様々な味付けがありますが、一般的にはバター風味やクリーム風味があります。
バター風味のものはバターを、クリーム風味のものは牛乳や生クリームを材料に使用しています。
これらはすべて乳成分を含んでいます。
したがって、たらこスパゲッティには乳成分アレルギーの可能性がある子供には与えない方が良いでしょうね。
食べさせ方の注意点・コツ
先にも触れたように、たらこスパゲッティは塩分が高い食品です。そのため、食べさせる際には注意が必要です。
具体的な例として、たらこスパゲッティのソースを見てみましょう。
このパスタソースには、塩分相当量が1食分につき2.0g含まれています。
参考までに、
1～2歳…3.0～3.5g
3～5歳…4.0～4.5g
が一日の食塩摂取量の目安とされています。
これを見ると、1～2歳の子供でも1食分は問題なく摂取できるように見えますが、一日の食事は単なる1食分だけではありませんよね？
他の食事や間食からも食塩は摂取されるはずです。
考えれば、たらこスパゲッティを1食分食べることは過剰な摂取になります。
食べさせる量は、そのたらこスパゲッティの味つけなどを考慮しながら、親が注意深く決定するべきですね！
【まとめ】たらこスパゲッティは3歳を超えてから食べさせよう！
たらこスパゲッティは、私たち大人が考えている以上に塩分が豊富な食品です。
そのため、子供に食べさせる際には特にその量に十分な注意が必要ですね。
