子供から大人まで広く愛されるフレンチトースト。
古びた食パンさえも、フレンチトーストに変身させれば、手軽に美味しく楽しむことができます。
フレンチトーストは、砂糖や牛乳を混ぜた卵液に食パンを浸して調理されますが、忙しい朝には漬け込む時間を短縮したいと思うことでしょう。
従って、気になるのは、前日の夜から漬け込んでも大丈夫なのかということです。
今回は、前夜に準備する際の留意点などをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フレンチトーストはひと晩漬けるのは危険なのか?
フレンチトーストを前日から仕込むと、食パンを生卵や牛乳に漬けて保存することで、食中毒やサルモネラ菌の心配があるという声も多いですね。
結論から言うと、「フレンチトーストは前日から仕込んでも安全です」。
ただし、保存方法に注意が必要で、食中毒などのリスクがあることを知っておくべきです。
フレンチトーストを前日から仕込む場合、以下のポイントに留意してください。
・必ず冷蔵庫で保存すること
・常温保存はNG
・清潔なタッパーなどの密閉容器に入れて保存すること
これらの注意事項に気を付けてください。
特に夏季などの暖かい季節では、常温保存は絶対に避けるべきです。
逆に冷たい季節でも、冷蔵庫に入れずに常温で保存するのは危険です。寒い季節でも、部屋の温度はエアコンなどによって上昇することがあり、食材はすぐに傷む可能性があります。
卵は割った状態だと菌が繁殖しやすく、溶いた状態ではさらに繁殖が進みます。一般的に、溶いた卵の賞味期限は24時間以内と言われています。ですので、前の晩から仕込んで翌朝に使用する場合であれば、安全だと考えられます。
フレンチトーストを一晩漬ける時に衛生面で注意すること
保存状態を遵守した上で、前日から仕込んだ場合、衛生面にも以下の点に気を付けましょう。
・朝食用に仕込むことを限定する(長時間の保存は避ける)
・十分に火を通す
これらのガイドラインに従えば、ほとんどの場合に安全です。
冷蔵庫で保存していたとしても、溶いた卵や牛乳に漬けた状態で長時間保存するのは避けるべきです。前の晩に仕込んで翌日の朝に食べる場合は問題ありませんが、それ以降に食べる予定がある場合は当日の朝に仕込むようにしてください。
また、中が半熟のように見えることが心配されることもあるでしょう。しかし、前日から仕込んだ場合でも、しっかりと卵液が中まで浸透していれば、蒸し焼きにする際に火を通すことができます。卵液がしっかりしみ込んでいるため、中身はプリンのようにぷるぷるになることがあります。
両面を約5分ずつしっかりと蒸し焼きにすれば、半熟に見えても中は安全に火が通っていますので、ご安心ください。
フレンチトーストは、元々古くて固くなったパンを美味しく食べる方法として生まれました。確かに、バゲットなどの硬いパンであれば、一晩漬けないと中までしっかり浸透しないかもしれませんが、食パンなどの柔らかいパンであれば、一晩漬けずに朝に仕込んでも充分に美味しく作ることができます。
一晩漬けることが心配な場合は、卵液がよりよく浸透する柔らかいパンを選ぶことをお勧めします。
我が家のフレンチトーストの下ごしらえ
お子さんがパンが大好きで、フレンチトーストをよく作ることを理解しました。
お腹がすいた子供を待たせていると、時間が貴重ですよね。
我が家では、時短でフレンチトーストを作るために、食パンの耳部分を取り除き、パンを卵液に浸す前にレンジで両面を30秒ずつ加熱し、その後フライパンで焼く方法を実践していますね。
これにより、前の晩から漬け込む必要がなく、ぷるぷるとした食感のフレンチトーストが楽しめるので、離乳食の一部としても提供できるでしょう^^
小さなお子様に提供する際に衛生面を気にかけているのは理解できます。子供ができてからは、朝に仕込む方法を選択することで、より安心して美味しいフレンチトーストを楽しむことができるでしょう。
フレンチトースト用バットなら朝食準備もラクラク
朝食の準備を少しでも楽にしたいなら、フレンチトースト用のバットをおすすめします。
前日の夜に卵液にパンを漬け込んでおき、朝になったらトースターやグリルにサッと入れるだけで、フライパンを使わずに手早くフレンチトーストが作れます。
これにより、洗い物が減り、朝の忙しい時間を助けてくれます♪
さらに、フレンチトーストのバットとしてだけでなく、オムライスやグラタンの耐熱容器としても使えるので、多目的に活用できますよ。
便利なアイテムをうまく取り入れれば、忙しい朝も楽になること間違いありません。
フレンチバットを使って、面倒な下ごしらえや後片付けを楽しんでみてください♪
まとめ
保存方法に注意すれば、一晩漬けても問題ありませんし、固めのバゲットなどを使用する際は前日から仕込んでも良いでしょう。
フレンチトーストは朝食や子供のおやつにぴったりですし、衛生状態にも気を付けながら、美味しく楽しんでいただければと思います。何か他の質問や情報が必要な場合はいつでもお知らせください。