電気圧力鍋はまさに「時短の魔法の道具」ですよね。
しかし、一部の人たちの意見によると、電気圧力鍋を使うことで本当に時短できるのか疑問視されているようです！！
電気圧力鍋で料理する際には、予熱して圧力を上げる段階、具材を投入して加圧する段階、そして加圧後に蒸らす段階と、意外にもこれらの工程には結構な時間がかかるようです。
「わずか5分でプロのような料理が完成！」という印象があるものの、これは加圧時間だけの話であり、実際の所要時間はそこそこかかるようです。
また、電気圧力鍋で調理する料理には、具材を投入するだけで完成するものもありますが、中には事前に炒めてから投入しなければならない料理もあるようです。
初めは魔法のような優れものと思っていた電気圧力鍋も、実際には予想以上に手間がかかるようですね…
ただし、電気圧力鍋を使えば通常の鍋よりも時短になり、何よりも料理中に他のことができるという利点があります。
電気圧力鍋を購入する前に、あなたが何を求めているのかをしっかり考え、デメリットも把握した上で購入することをおすすめします！
目次
電気圧力鍋を使うデメリットはある？正直レビューをまとめました
電気圧力鍋で料理することが、予想以上に時間を要することが明らかになりましたね。
それでは、電気圧力鍋にはどのようなデメリットがあるのでしょうか？実際に使っている人たちの率直なレビューをまとめてみましたので、早速見てみましょう！
電気圧力鍋を利用する人のレビュー①：洗うのが手間
電気圧力鍋は大きくてパーツが複雑な調理器具です。そのため、パーツを外して手入れする手間がかかり、多くの人がこれをめんどくさいと感じているようです。電気圧力鍋を購入する際には、パーツが少ないか、外しやすいものを選ぶと良いでしょう。
電気圧力鍋を利用する人のレビュー②：炊飯器との類似性
実は、電気圧力鍋と炊飯器は機能が非常に似ているのです！両方を使うとかなりのスペースが必要になる上、電気圧力鍋だけではおかずを作っている最中にご飯を炊くことができないという問題が発生します。
電気圧力鍋を利用する人のレビュー③：できないこともある
驚くべきことですが、電気圧力鍋には具材とカレールーを一緒に入れてカレーが完成するわけではないようです。粘りのあるものを加圧することができないため、カレーの場合は具材を煮てから、加圧後に細かく刻んだルーを入れるという手順が必要です。使えないことは機種により異なるため、説明書をしっかり読む必要があります。
電気圧力鍋を利用する人のレビュー④：予約調理の限定
電気圧力鍋で具材を朝から入れておけば、帰宅時にはおかずが出来上がっているという夢のような状態を期待するかもしれませんが、生ものは「朝からずっと電気圧力鍋に入れっぱなし」というわけにはいきません。一部の製品には再加熱機能が搭載されているものもありますが、使用前にしっかり機能を比較して選ぶことが重要です。
電気圧力鍋を使った料理は体に悪い！？栄養素はどうなる？
電気圧力鍋に関する調査中、電気圧力鍋の使用が発がん性物質である「アクリルアミド」の発生につながるという噂を発見しました。アクリルアミドは、食材を高温（120℃以上）で調理する際に生成されるとされている発がん性の物質です。
この噂が事実なら、電気圧力鍋の使用は避けるべきかもしれませんね。しかし、農林水産省の研究によれば、圧力鍋を使用した際にアクリルアミドが発生する可能性はほとんどないことが確認されています。
それでも、心配な場合は電気圧力鍋の説明書を確認したり、レシピを検討して「調理中の温度が何度になるのか」を確認してみることが重要です。温度が120℃以上に達する場合は、調理時間を短縮したり、圧力を調整することでアクリルアミドの生成を抑制できるようです。安心して電気圧力鍋を利用するためには、正確な情報と適切な対策が必要ですね。
電気圧力鍋に関する議論の中で、加圧によって栄養素が破壊されるという説と、逆に栄養素を効率よく摂取できるという説が浮上しています。
確かに、加熱や加圧によりビタミン類などの熱に弱い栄養素が損なわれる可能性がありますが、これは他の加熱調理器具でも同じです。
一方で、電気圧力鍋は水を少なく使用するため、栄養が水に溶け出すことがない分、栄養素を効率よく摂取できるとするデータも存在します。
加圧によって失われる栄養素も考慮すべきですが、電気圧力鍋は皮つきの野菜や骨つきの魚などを調理するのが得意であり、これによって得られる栄養素もあるでしょう。
食材によっては、普通の鍋と電気圧力鍋を使い分けることで、食材の栄養素を最大限に摂取できるかもしれません。要するに、調理する食材や目的に合わせて工夫することが、栄養素の摂取において重要なポイントとなるかもしれません。
電気圧力鍋は本当に危険！？使用時に気を付けるべきポイントは？
電気圧力鍋の使用中には、事故が発生する可能性があります。火を使う圧力鍋に比べると、電気圧力鍋の事故の発生確率は低いようですが、それでも注意が必要です。調理中には大きな圧力がかかるため、誤った使い方が大きな事故につながる可能性があります。実際に起きているやけどやケガ、火災などの事故のほとんどは、使い方が原因であると言えるでしょう。
電気圧力鍋を安全に使うためのポイントをいくつか挙げてみましょう。
電気圧力鍋を安全に使うためのポイント①：蓋をしっかり閉める
調理中に蓋がしっかり閉まっていないと、やけどやケガにつながります。パッキンや内蓋が汚れていると蓋がしっかり閉まらない可能性があるため、きちんとお手入れをしましょう。調理を始める前に蓋の開閉部分を確認し、蓋が確実に閉まっていることを確認してください。
電気圧力鍋を安全に使うためのポイント②：容量オーバーや調理不可の食材に注意する
明らかなことですが、調理不可の食材や容量オーバーなどは避けるべきです。例えば、特定の調味料や大量の油を入れることは事故の原因となります。また、目盛りを超える量の調味料を使用すると、事故につながる可能性があります。電気圧力鍋の容量や使用できる食材については、取扱説明書を確認しましょう。
電気圧力鍋を安全に使うためのポイント③：圧力調整部分は清潔にする
圧力を調整するノズルが異物で詰まっていると、蒸気が出にくくなり、爆発や噴出などの事故につながります。使用後は圧力調整ノズルを確認し、清潔に保つようにしましょう。何かが詰まっている場合は、爪楊枝などを使って汚れを取り除きます。
これらのポイントを守ることで、電気圧力鍋の安全な使用が可能となります。安全第一でお料理を楽しんでくださいね。
電気圧力鍋は洗いやすいの？お手入れのしやすいメーカーは？
電気圧力鍋のお手入れは事故や故障を防ぐために重要です。そして、お手入れが簡単な電気圧力鍋を選ぶことは利便性を向上させます。以下は、お手入れしやすい電気圧力鍋のいくつかのメーカーです。
お手入れしやすい電気圧力鍋① アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの電気圧力鍋は、全ての洗う必要のあるパーツが取り外せるため、丸洗いが可能です。また、「お手入れモード」を利用すれば煮沸消毒も行え、気になる料理の匂いも取り除くことができます。
お手入れしやすい電気圧力鍋② パナソニック
パナソニックの電気圧力鍋は、ふたの部分についているパーツが3つしかないため、お手入れが簡単です。取り外し可能なパーツが少ない分、お手入れがスムーズに行えそうです。
お手入れしやすい電気圧力鍋③ 東芝
東芝の電気圧力鍋も、全てのパーツが取り外し可能でお手入れがしやすくなっています。内鍋はフッ素樹脂加工で汚れがつきにくく、簡単にキレイにすることができます。
お手入れしやすい電気圧力鍋④ シロカ
シロカの電気圧力鍋はコンパクトで、内蓋も比較的軽いです。取り外して洗う蓋が軽いほど、お手入れが楽になります。コンパクトな作りがお手入れの負担を減らしています。
これらのメーカーの電気圧力鍋は、お手入れが簡単で使い勝手がよいとされています。選ぶ際には、自分の使いやすさやお手入れのしやすさに合ったメーカーを選んでみてください。
電気圧力鍋って実はめんどくさい！？のまとめ
電気圧力鍋のデメリットを振り返りましょう。
・準備から料理完成までにかかる時間は意外と長い
・お手入れが大変
・機能がそっくりな炊飯器と電気圧力鍋をダブルで使うと場所を取る
・できないこともある（カレーのルーは後入れ）
・予約調理できるものが限られている
これらのデメリットに加え、電気圧力鍋が高価なことも考慮する必要があります。購入前には、どんな機能が必要か、設置場所の確保ができるか、など検討すべきポイントがいくつかあります。
電気圧力鍋は機能的ではありますが、個人のニーズやライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。検討段階では慎重に情報を収集し、自分にとって最適な製品を見つけることが大切です。
