女友達や親友との旅行経験は多くの人が持っていることでしょう。しかし、気心の知れた仲間たちとの楽しい旅行なはずなのに、「思うようにリラックスできず、逆に疲れてしまった」と感じたことはありませんか？
旅行中に喧嘩してしまって仲たがいしてしまったり、友達との旅行が二度としたくなくなったという経験をした人もいることでしょう。
友達との旅行で気疲れしてしまう理由はさまざまです。今回は、その理由に焦点を当て、友達との旅行でストレスを最小限に抑えるためのヒントや、一緒に行くと気をつけたい友達の特徴についてご紹介します。
友達との旅行で疲れる人は多い?
親しい友達との旅行は楽しい思い出が溢れそうなものだと期待している方も多いでしょうが、実際に旅行してみると、思わぬ疲労感に見舞われ、「もう次行きたくない」と感じることも珍しくありません。これまで友達と一緒に旅行を経験した人たちの中で、
・友達の行動が原因でストレスが蓄積された
・友達に対する不快感が高まり、予想以上に旅行が楽しくなかった
・心から疲れ果ててしまった
といった経験をした人が、アンケートによれば約60％以上に上る結果も出ています。
友達との旅行で疲れる理由
友達との旅行で疲れ、「二度と行かない」「嫌いになった」という経験がある人がたくさんいることをご紹介しましたが、嫌いな友達であればともかく、仲の良い友達と楽しみにしていたはずの旅行でさえ疲れてしまったり、二度と行きたくないと思ったりしてしまうのはなぜでしょうか。
ここでは、友達との旅行で疲れる理由やイライラしてしまう理由についてご紹介します。
自分のやりたいことができない：
旅行すると、あそこへ行ってみたい、あれを食べたい、こんなふうに時間を過ごしたいといった希望があります。しかし、友達と一緒だと希望通りにいかないこともあります。これが増えると、ストレスも溜まり、疲れも感じやすくなります。
人任せの友達にイライラする：
旅行の計画やチケット、お店や宿の予約、行き先までの道を地図やネットで調べるなど、旅行には様々な手続きがあります。しかし、自分ではほとんどせずに人任せにする友達と旅行するとイライラしてしまいます。特に海外旅行では言葉の壁もあるため、自分で調べたり聞いたりすることが大切です。
友達の自分勝手な言動にイライラする：
一緒に旅行する際には、気心知れた友達であっても協調性が求められます。しかし、自分のやりたいことばかりを優先させたり、他の人の我慢を無視して不平不満を言ったりする友達との旅行は、ストレスが溜まりやすくなります。
友達のだらしない言動にストレスが溜まる：
旅行中はリラックスし、気分を開放することが期待されますが、度を越してだらしない言動をする友達と一緒だと、ストレスが溜まることもあります。時間にルーズであったり、宿でのマナーが悪かったりすると、周囲にも影響が出てしまいます。
これらの理由が、仲の良い友達との旅行で疲れてしまう原因となります。
友達との旅行で疲れないようにするコツ
友達にイライラしてせっかくの旅行が楽しめなくなるのは避けたいところです。そこで、ここでは友達との旅行で少しでも疲れないようにするコツについて紹介します。
友達に任せっきりにしない：
旅行には決め事が多く、予約や情報収集など手続きも必要です。これを友達に任せっきりにしてしまうと、彼らもストレスを感じ、些細なことで喧嘩してしまう可能性があります。できるだけ自分でできることは積極的にやるようにしましょう。また、友達が実際に決めたことに不満を言わないことも重要です。
言いたいことを事前に伝える：
旅行中に行きたい場所ややりたいこと、嫌なことなどの希望は事前に伝えておくと、余計なトラブルを未然に防げることがあります。ただし、細かすぎる要望を伝えすぎないように心掛け、重要なポイントだけを伝えることがポイントです。
体が疲れない工夫をする：
旅行自体も疲れるものですが、できるだけ疲れをためないように工夫しましょう。予定を詰め込みすぎない、歩きやすい服装や靴を選ぶ、食べ過ぎ・飲み過ぎに気を付けるなどが挙げられます。これにより、疲れが蓄積されずに友達との時間をより楽しめます。
一人で自由に過ごせる時間を作る：
友達のペースに合わせることで疲れることもあります。そこで、旅行中に一人で過ごせる時間を計画すると良いでしょう。友達と一緒にいる時間だけでなく、一人の時間も大切にし、リラックスできるようにしましょう。これが喧嘩の原因やイライラの軽減に繋がります。
旅行に行くのに向かない友達とは
友達と旅行で疲れて、二度と行きたくないということにならないようにするためには、どの友達と行くかも重要です。ここでは、旅行にいくと疲れる友達の特徴について紹介します。
金銭感覚が合わない友達：
金銭感覚が合わない人との旅行は、ストレスが溜まり疲れやすくなります。贅沢を楽しみたいと考える友達と、無駄遣いを抑えて楽しみたいという友達では価値観が合わないことがあります。お金の使い方についての合意がないと、支払いや割り勘に関するトラブルが起きやすいです。
時間感覚が合わない友達：
同じ1日24時間でも、人によって時間の使い方や感覚は異なります。時間にルーズな友達と、計画的でスケジュールを守りたいという友達では、旅行中にイライラや疲労感が生まれる可能性があります。時間の感覚の違いが大きいと、スケジュールの適応に難しさが生じます。
スマホに夢中になる友達：
旅行中もずっとスマホに夢中な友達は、コミュニケーションの妨げになることがあります。写真やSNSへの投稿に集中するあまり、友達とのコミュニケーションが疎かになり、旅行の楽しさが半減してしまうことがあります。
完璧主義な友達：
完璧主義な友達との旅行は、計画通りに進まないことや予期せぬ出来事に対してストレスを感じやすいです。旅行は柔軟な対応が求められることが多いため、完璧主義な友達との相性が悪い場合、イライラや疲労感が蓄積しやすくなります。
友達との旅行は楽しい思い出をつくるチャンスでもありますが、相性が悪い友達との旅行はストレスの原因となりかねません。せっかくの楽しい時間を共有するためにも、友達選びは慎重に行い、お互いにとってストレスのない形で旅行を楽しむようにしましょう。
