自身のスタイリングに自信を持っていても、周りからの意見で「あまりにも派手すぎるんじゃない？」と感じることは誰しも経験があるのではないでしょうか。
実は、アイテムの組み合わせを主観的に選ぶと、周囲から浮いてしまうことがあります。自分が好きなファッションを楽しむのは素晴らしいことであり、それに異論はありません。
しかし、派手すぎると指摘される理由には一定の根拠が存在します。
この記事では、メンズの派手な組み合わせコーデと、洗練されたカラーコーディネートでオシャレに見えるスタイリングを紹介していきます。
ダサい色の組み合わせコーデ
高トーンの色同士を組み合わせたコーディネートと、多色使いのスタイリングは特に避けるべきです。
【ダサい理由解説】
【1. 高トーンの色同士の組み合わせ】
高トーンの色は、明るさと鮮やかさの度合いが共に高い色を指します。これらの色は非常にインパクトがありますが、同じく高トーン同士を組み合わせると、互いが過度に主張し合ってしまいます。例えば、高トーンのレッドのTシャツと同じく高トーンのブルーのパンツを組み合わせると、見た目が過剰で調和がとれず、ダサい印象を与えてしまいます。
【2. 多色使いのコーディネート】
多色使いのコーディネートは、統一感がなくなり、見た目が混沌としてしまいます。たとえば、ブルーのTシャツにレッドのアウターを羽織り、グリーンのパンツを穿き、最後にイエローのスニーカーを合わせるといった、4色以上の組み合わせは多色使いの典型的な例です。このようなスタイリングは見る者に色の調和を感じさせず、印象がゴチャゴチャしてしまいがちです。
これらのポイントに気を付けることで、より洗練されたファッションセンスを発揮できるでしょう。
オシャレに見える色の組み合わせコーデ
【オシャレに輝く5つのコーディネート】
【1. モノトーンコーデ】
モノトーンコーデは、ホワイト、グレー、ブラックなどの無彩色を用いたスタイリングで、シンプルで上品な印象を醸し出します。無彩色のみの組み合わせは安定感があり、オシャレ初心者にもおすすめです。
【2. 差し色コーデ】
差し色コーデは、落ち着いたトーンの中に、1つだけ高トーンのアイテムを取り入れるスタイリングです。差し色がコーデ全体を引き締め、洗練された印象を与えます。色の調和が取れやすく、失敗が少ないので、初心者にもぴったりです。
【3. 3色コーデ】
3色コーデは、絶妙な色使いでまとまりのある印象を生み出します。色の数が多すぎず少なすぎず、バランスが取れたスタイリングが可能です。ゴチャゴチャ感がなく、オシャレ度が高まります。
【4. ワンカラーコーデ】
ワンカラーコーデは、同じ色系で全身をコーディネートするスタイリングです。統一感があり、一気にオシャレさがアップします。同系色を巧みに使って、洗練されたコーデを楽しんでみてください。
【5. ワントーンコーデ】
ワントーンコーデは、同じトーンの色を組み合わせたスタイリングで、統一感が魅力です。トーンを合わせることで、まとまりが生まれ、オシャレに見えます。初心者はトーンが高い色同士を組み合わせないように気を付けつつ、上級者向けの挑戦も楽しんでみましょう。
終わりに
オシャレに見える色の組み合わせをマスターすれば、新たな買い物をしなくても、手持ちのアイテムで簡単にワンランク上のスタイリングを実現することができます。
高トーン同士の組み合わせや多色使いのコーディネートを避けつつ、オシャレな色の使い方を取り入れたコーディネートを楽しんでみてください。手元にあるアイテムを巧みに組み合わせ、洗練された印象を演出することで、ファッションセンスがグッと向上することでしょう。新たなアイテムを購入する前に、自分のクローゼットを再発見してみてください。
