しなしなになった大根、捨てる前に知っておきたい情報をご紹介します。
しなしなの大根が出てしまったとき、多くの人は腐っているのではないかと心配しますが、実は食べられることがあります。今回は、しなしなの大根が食べられるのか、腐っているのか、そして復活させる方法について詳しくまとめました。
大根がしなしな…食べれる？腐ってる？
多くの人が経験する、しなしなになった大根。その状態でも安心して食べられるのでしょうか？大根がしなしなになる原因と、その食べ方について紹介します。
しなびた大根は「水分が抜けた」だけで食べられる
しなしなになった大根は、水分が抜けてしまっただけの状態です。変色やぬめり、不快な匂いがなければ、安心して食べることができます。
しなしなの大根を復活させることはできる？
しなしなの大根を復活させることはできる？
しなしなになった大根をそのままレシピに使う人は多く見られますが、水分が抜けた状態の大根を復活させることはできるのでしょうか。ここでは、しなしなの状態になった大根を簡単に復活させる方法を紹介します。
しなしな大根を水に1〜2時間ほど浸ける
しなしなになった大根は、1〜2時間ほど水に浸けるだけで簡単に復活させることができます。ただし、大根を水に浸けていても、しなしなになる前の状態に戻るとは限らないので注意してください。大根のしなしな状態によっては長時間水に浸けると良いですが、数時間おきに水を張り替えることをおすすめします。
なお、水に浸けると大根に含まれる栄養が水分に溶けてしまいます。大根を水に浸ける場合は、大根の栄養を余すことなく摂ることができる、味噌汁やおでんなどに使用するのがおすすめです。
しなしな大根が向いてる・不向きな料理とは？
しなしな大根が向いてる・不向きな料理とは？
水分が抜けてしなしなの状態になった大根でも、レシピに使うことができます。ここでは、しなしなになった大根に向いている料理と、不向きな料理をそれぞれ紹介します。
【向いている料理】
・漬物
・煮物
・おでん
【不向きな料理】
・サラダ
しなしなになった大根は水分が抜けているため、たくあん漬けや煮物などのレシピに使うと味が大根によく染みます。味噌汁の具材にしても手軽でおすすめです。逆に野菜スティックなどのサラダや、料理の付け合わせに使う大根おろしは、大根の食感が悪くなってしまうので不向きといえます。
まとめ
しなしなの大根は食べられるし、腐っているわけではありません。しなしなになる原因は水分の蒸発であり、味や栄養に問題はありません。また、しなしなの大根を復活させる方法もあります。水に浸けることで元の状態に戻すことができますが、水分中の栄養が流れ出ることに注意が必要です。最後に、しなしなの大根は漬物や煮物、おでんなどの料理に向いており、サラダや大根おろしには不向きです。しなしなの大根を上手に活用して、美味しい料理を楽しんでください。
