うちになんでかカメムシが入り込んでしまったんだ！
しかも、どこに行ったかが全然分からない！
“え、どこいったの？”
こんなときは、焦らずに冷静に対処しましょう。
カメムシって、壁や天井のすき間に潜んで見失うこともあるんですよね。
カメムシが一体どこに潜んでいるのかが分からなくなったら、どうすればいいのか気になりますよね？
この記事では、その対処法をシンプルにご紹介します！
一般的な殺虫剤（ピレスロイド系）では効果が薄いかもしれませんよ！
目次
カメムシを家の中で見失った！どうする？
カメムシが感知すると、特有の強烈な臭いの液を放つので、要注意ですね！
ウチワや長いもので軽く払う程度にしてみましょう。
直接押しつぶすのはおすすめしません。
一般的な殺虫剤は役に立たないので、以下は参考になる対処法です！
カメムシを光で誘い出す
夜の場合
部屋の光の使い方
部屋を暗くし、柔らかい光を放つナイトライトをつけましょう。
（寝るときに使うあのオレンジ色の光）
光に引かれるカメムシは、この小さな光に寄ってくることがよくあります。
ただし、カメムシはLEDの光を認識できないので、LEDのナイトライトでは期待できません。
カメムシがその光に動き出したら、注意深くメインライトをつけ、場所を特定して迅速に取り除きましょう。
外の光を使う方法
もし外が明るい場合は、室内の照明をすべて消してしばらく待ちます（約5分）。
カメムシは明るい場所を好むため、窓の外の光に引き寄せられる可能性が高まります。
ただし、その光がLEDであれば、カメムシを引き寄せる効果はありません。
カメムシが窓周辺に移動したら、その機会に注意深く対応しましょう。
最終手段
外が暗く、ナイトライトがLEDの場合は、懐中電灯を使って壁などを照らし、カメムシを引き寄せることもできます。
ただし、カメムシが直接飛んでくるリスクもあるため、注意が必要です。
これは最後の手段として検討してください。
昼の場合
全ての電灯を消し、部屋を薄暗くしておくと、光を求めるカメムシが窓に向かって移動することがあります。
自然光だけで部屋が明るい場合でも、カーテンを閉めて暗い環境を作ることで同じ効果が期待できます。
ペットボトルで作る捕獲器も有効
カメムシが光を好む性質を利用した、効果的な捕獲方法です。
ペットボトルを適切な高さ（中間くらい）で切り取ります。
切り口を逆さまにして漏斗のように組み合わせます。
部屋を暗くし、底からライトなどの光を当てると、カメムシが引き寄せられて捕獲できます。
カメムシを見つけたときの対処法は？
ガムテープを使用する
カメムシを捕まえる際、とても便利なのがガムテープです。
粘着テープを約10センチメートルに切り取ります。
テープの中央部をカメムシの背面にそっと押し当てて固定します（この方法なら、カメムシが臭いを放出する心配はほとんどありません）。
テープの端を内側に折りたたんで、カメムシが外に出られないようにしっかり封じ込めます（臭いが外に漏れないように隙間なく密封することが大切です）。
直接ゴミ箱に捨てます。
ティッシュペーパーを使用する
ティッシュペーパーを使う方法もあります。
ティッシュを使ってカメムシの頭部近くにそっと近づけます。そうするとカメムシがそれに登ろうとします（ただし、登ってくるとは限りませんのでその点はご了承ください）。
カメムシがティッシュに乗ったら、外に向かって振り落とします。
夜の間に行う場合は、再び室内に入ってこないように、室内の灯りを消しておくことが重要です。
新聞紙を使用する（手が届かない場合）
カメムシが手の届かない場所にいる場合は、新聞紙を利用します。
新聞紙を数枚重ねて筒状に巻きます。その後、端をしっかりねじります。
筒のねじった方を下に向けて、カメムシが留まっている部分に軽く押し付けます。
新聞紙の柔らかさのおかげで、カメムシに直接触れることなく安全に捕獲できます。
カメムシを新聞紙で覆った後は、筒を慎重に横にスライドさせてカメムシを筒の中に入れ、筒の開いている側もしっかりねじって、中のカメムシを安全に封じ込めます。
その後、新聞紙を折りたたんで、ゴミ箱に捨ててください。
もしカメムシを外に放したい場合は、新聞紙をねじらずにそのまま外で振り払ってください。
壁面や縦の面に留まっているカメムシは、新聞紙の筒を斜めにカメムシのいる部分に合わせて、挟むようにして捕まえます。筒が破れることは問題ありません。大事なのはカメムシをしっかりと捕獲することです。
カメムシを寄せ付けない対策
家の中や外の植物、庭や農地の作物に対して、コーヒーをスプレーすると効果的です。
葉っぱの両面にコーヒーを散布すると、より効果が期待できます。
毎日が理想ですが、2日おきでも十分効果的です。
2週間後には良い結果が期待できます。
化学農薬を避けたい場合に、この手法を試してみてください。
また、植物や作物の土に接触する部分（茎の基部）にコーヒーのかすを撒くのも効果的です。
特に「ホオズキカメムシ」と呼ばれる、農作物によく被害を与えるタイプに対して有効だとされています！
カメムシが多く発生する時期には、コーヒーの散布を継続的に行うことが重要です。
コーヒースプレーをぜひお試しください♪
カメムシの習性を知って寄せ付けないような工夫をしよう
カメムシが家の中で好む場所
カメムシは、明るく光の当たる場所に好んで留まる傾向があります。
特に、以下の場所を確認してみてください。そのゆっくりとした動きと独特の色彩から、相対的に見つけやすいです。
カーテンや布団、書籍や雑誌の間や裏
ライトや窓辺、換気口など、明るく高い場所
廻縁や巾木（壁と天井や床の境目にある部材）
換気口やエアコンの空気孔
エアコンの排水管
カメムシが好む場所
暖かい陽気がある場所が特にカメムシの好みです。したがって、明るい色や光に引かれる傾向があります。
春から夏にかけて、白い壁や洗濯物にとどまり、日差しを楽しむ光景がよく見受けられます。
また、木の隙間や窓の隙間など、わずか2ミリの隙間があれば、家に進入してしまうこともあります。
カメムシが家の中に入る要因と対策
カメムシは主に窓やドアの隙間、通気口から室内に進入します。特に日差しが豊富な南側の窓はカメムシにとって魅力的な場所です。
その他、カメムシは温暖な場所を好むため、暖房機器や電子機器に引き寄せられることもあります。柑橘の香りや花の香りもカメムシを引き寄せる要因となります。
これらの要因を理解することで、有効な対策が見つけやすくなります。
室内へのカメムシの侵入を阻止する方法
窓やドアの隙間、通気口はしっかりと閉じるか、網やネットで覆う。
暖房機器や電子機器は使用時以外は電源を切るか、プラグを抜く。
柑橘類や花の香りがするものは室内から取り除くか、封じ込める。
部屋を清潔に保ち、湿度や汚れを最小限に抑える。
カメムシが嫌がる匂いのものを室内に配置する。⇒例えば、ガーリック、煙草、酢などが挙げられます。
カメムシを家の中で見失った！見つけ出す方法や駆除方法を紹介 まとめ
カメムシを家の中で見失った場合の対処法
カメムシを見失ったら、冷静になり、周囲を注意深く見渡して虫がいないか確認しましょう。
カメムシは光を好む傾向があるため、特に明るい色の衣類には気をつける必要があります。
部屋の明るさを調整して、「手作りのトラップ」や「外の照明」を活用して虫を引き寄せましょう。
虫を誘引するために、懐中電灯を使用したり、室温を適切に上げるなどの方法が効果的です。
また、カメムシが嫌がるハッカ油スプレーを用意しておくと良いでしょう。
一般的な虫よけスプレーが効果がない場合もあるため、ハッカ油の使用がおすすめです。
個人的に、アロマディフューザーにハッカ油を数滴垂らして使用すると、集中力を高めたりリラックスできたりします。
洗濯物に薄めたハッカ油スプレーをかけると虫よけになり、さわやかな香りも楽しめます。
さらに、お風呂に加えるとリラックス効果があり、鼻通りをスッキリさせるのにも役立ちます。
カメムシは不快な虫かもしれませんが、適切な対処法で問題ありません。
