出産祝い袋には本当に可愛いデザインが豊富にありますね。
購入した出産祝い袋に名前を書こうと思うと、「どこに書いたらいいのかな？」という疑問がわいてくることがあります。デザインによっては、名前の書き場所に悩んでしまうこともしばしば。
出産祝い袋は見た目が可愛いものが多いため、デザインに心惹かれて購入するものの、名前の書き場所まで考えていないことがありますね。
ただし、お祝いの品である以上、マナーを守らないと失礼になってしまいます。そして、もし複数人で贈る場合、名前の書き方にも気を配る必要があります。
今回は、出産祝い袋に名前を書く際の注意点や、お祝いを渡す際の大切なポイントについてご紹介します。
出産祝い袋に名前を書く所がないときや複数人で渡す時はどうする？
出産を迎えると、必要なアイテムが山積みで、お祝いの贈り物よりもお金や商品券の方が実用的で嬉しいことも多いですよね。
しかし、贈り物に用意したお祝い袋に名前を書く場所が見当たらない場合、どうしたら良いのか疑問に思いますよね。名前を書かないのが良いのか、表面以外に適した場所があるのか、いくつかの選択肢が考えられます。
まず、名前を書かないという選択があります。特に関係が深い友人同士なら、お互いに理解がありますので、デザインを損なわないために名前を書かなくても問題ありません。ただし、名前を書かない場合は、渡す際に口頭でお祝いの意味や理由を伝えると良いでしょう。
また、デザインによってはフルネームを書くのが難しい場合でも、名字だけならスペースがあることもあります。その場合は、名字だけを書いても十分です。中袋が付いている場合も、表に名前を書わずに中袋に書くことができます。中袋は通常シンプルなデザインなので、名前を書くのに適した場所が確保されています。
もし表に書くスペースがなく、中袋もない場合は、裏面に名前を書くことも一つの方法です。裏面は通常表面よりもシンプルなデザインが多いため、名前を書くのに適しています。
さらに、複数の人で贈る場合は、五十音順や年齢順、役職順などに名前を書くと良いです。関係性によって書く順番が変わることもあるので、注意が必要です。友人同士であれば順番が異なっても問題ないですが、会社の同僚などでは役職順や年齢順に気を付けることが大切です。
最後に、個人的な経験として、出産祝い袋のデザインはシンプルな袋よりも可愛い袋をもらうと、嬉しい気持ちが一層高まりました。新しい育児生活に追われる中で、可愛らしい贈り物は心を温かくしてくれました。名前が書いてあるかどうかは気になりませんでしたが、目上の方には丁寧に名前を書くことが重要ですね。
出産祝い袋の書き方！書く時の注意点とは？
出産祝い袋の書き方において、名前の書き方だけが重要なポイントではありません。他にも封筒の選び方、表書き、金額など、いくつかの大切なポイントが存在します。
まず、封筒の選び方についてです。購入した「出産祝」と書かれた封筒があれば問題ありませんが、自宅にある祝儀袋を使用する場合は表面を確認しましょう。特に水引には花結びと結び切りの2種類がありますが、結び切りの水引は「二度とあってほしくない」という意味があるため、出産祝いには向いていません。出産祝いには花結びの水引を選ぶようにしましょう。
花結びの水引は結婚式などの祝儀袋に使われがちですが、お祝い＝結び切りの水引と思い込まないようにしましょう。両者の意味は異なりますので、気をつけてください。
また、出産祝い用の袋に表書きが書いていない場合もあります。出産祝い用の袋であれば、デザインから出産祝いと分かることが多く、わざわざ表書きを書かなくても問題ないことがあります。ただし、「寿」や「御出産祝」といった表書きは避けるようにしましょう。なぜなら、「寿」は結婚祝いに使われる文字であり、「御出産祝」は4文字になるため、「死文字」と呼ばれ縁起が悪いとされているからです。自分で表書きを書く場合は、「出産祝」と書くようにしましょう。
最後に、お祝いに包む金額も注意が必要です。金額に「4」や「9」がつくと、「死」や「苦」を連想させることから避けた方が良いです。結婚式のように「割れる偶数がダメ」という決まりはありませんが、金額を決める際には「4」「9」がつかないように気を付けましょう。
まとめ
今回は出産祝いに関する書き方やマナーについてご紹介しました。
出産は非常に嬉しい出来事ですね。出産祝いを受け取る側としては、出産祝い袋のマナーよりも、贈られた方の「お祝いしてくれる気持ち」が何よりも嬉しく感じられる瞬間です。
もちろん、マナーは重要ですが、それ以上に一緒に赤ちゃんの誕生を喜び、可愛がってあげることが大切です。お互いに心からの喜びを分かち合い、温かい気持ちを伝えることで、出産祝いがより意味深いものになることでしょう。赤ちゃんの誕生を祝福し、共に喜びを分かち合うことで、より素敵な思い出が残ることでしょう。
