スコーンを作ったつもりが、どうも中が生焼けっぽいし、味もイマイチ…。
これって一体どこが悪いのかしら？
生焼けぽいスコーン、食べても平気なのかしら？
食べちゃダメ！
生焼けのスコーン、そのままでは食べられませんよ！
自家製スコーンが生焼けかどうかの見極めポイントと、生焼けだったときの対処法についてご紹介します。
スコーンが生焼けかの判断はズバリこれ！
高級ホテルのアフタヌーンティーで感動したあのサクサクのスコーンが、なかなか自分の手で再現できなくて困っています。
ネットで見つけたレシピを試行錯誤して何回か挑戦してみたんですが、結果はガチガチに固いスコーンや逆に柔らかすぎるものばかりでした・・・
どうやらオーブンの温度設定が高すぎたり、プレーンスコーンの分量に無理やりアレンジを加えてしまったり、ヨーグルトや牛乳を過剰に使ってしまったことが原因だったようです。
水分が増えると、設定通りに焼いてもスコーンがフニャッとしてしまうことがあるんですね。
スコーンが生焼けになっていないかチェックする方法はいくつかあります。
最初に、焼き上がったスコーンの膨らんだときの厚みを見る方法です。
スコーンはこねないでサクッと混ぜ合わせると、バターと生地が層になります。
焼くと層は縦に膨らみ、焼く前と比べて1.5〜2倍ほど高くなります。
スコーンの背が伸び、層が割れたら完璧に焼けています。
生焼けの場合は、厚みが増さずにやや平べったい状態になります。
次に、楊枝などで刺す方法です。
焼き上がったスコーンに楊枝を差して、引き出したときに生地がくっついたり、しっとりした感じだと、生焼けの可能性が高いです。
最後に、食べてみるという方法もありますが、これはおすすめできません。
生焼けのスコーンは、材料がきちんと混ざっておらず、舌に粉っぽい感触と小麦粉の風味が残ります。
焼き上がったときの厚みを見るか、楊枝を刺す方法で確認してみてください。
スコーンが生焼けだとお腹壊すって本当？
中が生焼けっぽいスコーン、どうしても食べたくなってしまうこともあるでしょう。なんとなく生焼けかなと思いながらも、ただ柔らかいだけって気もするから、ついつい食べちゃう！という方もいると思います。
しかし、ここでご用心が必要です！
「しっとり」と「生焼け」では、状態がまったく異なります。
日本人の胃腸は小麦の耐性が弱いため、小麦製品の生焼けはお腹を壊す可能性が高まります。
スコーンが生焼けっぽいと感じた場合は、周りの焼けている部分だけを食べたり、さらに火を通して、スコーンがしっかり固くなるまで焼き上げてから食べるようにしましょう。
スコーンが生焼けだったときのベストな対処方法とは？
せっかく焼いたスコーンが生焼けだった場合、全部捨てるのは勿体ないですよね。中だけ少し火を通したいと思いますよね。
安心してください！スコーンが生焼けだったときに対処する方法があります。
スコーンの生焼けをチェックした後、さらにオーブンで焼き続けると表面だけが焦げてしまうことがあります。オーブンは外から熱を通す仕組みなので、ますます理想から遠くなってしまうんですね。
そこで、中が少し生焼けなら、30秒〜1分単位で電子レンジで少しずつ温めてみましょう。電子レンジは中から熱が通る仕組みなので、スコーンの中に火を通すことができます。
電子レンジは思いのほかパワーが強いので、一度に長時間かけずに、様子を見ながら少しずつ温めてみてくださいね。
もし、火を通しすぎて逆に固くなりすぎてしまった時は、アレンジして利用してみましょう。
・チーズケーキやパイの土台に
スコーンを細かく砕いて、溶かしバターを流してよく混ぜると、簡単にパイの土台を作ることができます。スコーンにはすでに火が通っているので、冷やし固めるタイプのチーズケーキにもぴったりですよ。
・ホットケーキミックスと混ぜて焼く
スコーンを粗めに砕いておき、ホットケーキミックスとしっかり混ぜます。卵や牛乳、砂糖を加えて、天板にスプーンで落としてオーブンで焼き上げれば、ソフトクッキーのような、柔らかめのスコーンができあがります。砂糖の代わりに蜂蜜、ミューズリーやレーズンを加えると、甘め控えめでも食べやすくなりますよ。
まとめ
生焼けのスコーンを見分ける方法とその対処法を紹介しました。
スコーンは、材料の水分が多いか、粘り気が多いと生焼けになりやすい傾向があります。
生焼けを避けるためには、材料の分量や手順を正確に守ることが大切ですね。
もし生焼けだった場合は、そのまま食べると消化不良になる可能性が高いため、食べるのは控えることが賢明です。
生焼けだった場合も、レンジを使用して中までしっかり火を通すか、簡単なアレンジ方法を試してみてくださいね。
