酢玉ねぎは、酢と玉ねぎを組み合わせた一種のマリネで、手軽に作れる栄養豊富なレシピとして、テレビ番組でも度々紹介されています。
テレビで取り上げられるほど、酢と玉ねぎは単体でも様々な健康効果が期待される食材です。これらの素材が協力することで、相乗効果が期待され、それがダイエットや高血圧、コレステロール値にもポジティブな変化をもたらす可能性があります^^
この記事では、テレビ番組や雑誌『安心』で紹介された酢玉ねぎの効果が実感できる時期や、実践する際の適切な期間について、実際の体験談をもとに調査しました。
目次
酢玉ねぎの効果はいつから実感できる?
酢玉ねぎは、マリネに似た食べ物で、健康面でさまざまな効果が期待されています。ただし、個人差があるため、効果を感じるまでの時間は人それぞれです。
一般的には、酢玉ねぎを摂取し始めて約2週間ほどで、多くの人が何らかの変化を実感するようです。
具体的な効果として、酢には疲労回復効果があり、血流を改善することから冷え性や肩こりの緩和に寄与することがあります。また、玉ねぎには高血圧の予防、不眠や便秘の解消、コレステロールと中性脂肪の低減効果が知られています。更に、内臓脂肪と皮下脂肪の減少も期待できます。
酢と玉ねぎを組み合わせることで、血流が良くなり、血圧が下がり、コレステロール値も改善される可能性があります。便秘が改善されると、ダイエットや美容面でも嬉しい効果が現れるかもしれません。
減量が目的でなくても、高血圧や便秘で悩む人にとって、手軽で簡単に作れ、食べるだけで良い酢玉ねぎは、実は便利で手軽な常備菜となります。
酢玉ねぎダイエットの効果はもう古い?現在も変わらず成功者は多い?
数年前に『ためしてガッテン』などのテレビ番組で紹介され、今でも時折注目を集め、最近ではマキノ出版の雑誌『安心』の4月号でも特集が組まれた酢玉ねぎ。
過去に比べてテレビでの取り上げられる頻度は減少しましたが、まだまだダイエット方法として健康レシピとして注目を浴びているようです。
酢玉ねぎを用いたダイエットや体質改善を実践する人は今でも多く、成功事例も相当数存在するのは注目に値します。
酢玉ねぎダイエットを実践すると、ダイエットが目的でなくても、コレステロール値が著しく下がることや、体の変化を感じる人がいるとのことです。
そのため、酢玉ねぎダイエットの効果は古いものではなく、昔のブームから現在まで健康法としての効果が続いていることがわかります。
酢玉ねぎのレシピ|作り方と注意点
酢玉ねぎのレシピは、全く難しいことはないため、料理が苦手な方でも手軽に作れて便利です。
玉ねぎを薄くスライスし、調味料を加えた酢に2日ほど漬け込むだけです!これだけなら今すぐ試せそうですね。
【材料】
– 玉ねぎ…中1個(約200g)
– お酢…大さじ5
– 塩…少々
– はちみつ…大さじ1.5~2
【作り方】
1. 玉ねぎの皮をむいて薄くスライスする(スライサーを使うと便利)
2. そのまま15分以上放置する。このとき水にはさらさないこと!
3. 保存容器に玉ねぎと酢とはちみつを入れる
4. 冷蔵庫に1晩寝かせる
1晩寝かせるだけでなじんで食べやすくなりますが、お好みで2~3日後でも味がよくなります。
レシピによっては、5日くらい漬け込むとよいとあり、試しに食べ比べてみると、長く漬け込んだほうが、味がまろやかになって食べやすく感じました!
酢の物が苦手な人は、漬け込む日数を増やすか、酢の量を減らしたり、砂糖やはちみつの量を増やすと良いです。ダイエットで砂糖やはちみつなしのレシピが好ましい方は、砂糖やはちみつの代わりにラカントSを使用してください。
ラカントSは血糖値を上げない甘味料なので、甘みが欲しい時に便利です。
また、玉ねぎを水にさらさない理由は、水にさらすと血液をサラサラにする成分が徐々に水に溶け出すからです。玉ねぎに含まれる成分は空気に触れると効果がアップするため、切ってから20分ほど空気に触れさせることがおすすめです。
生の玉ねぎの辛味が苦手な方は、玉ねぎを切るときに繊維に対して逆方向に切ると、辛みを抑えることができます。玉ねぎの繊維は縦向きに走っているので、横向きにスライスすると辛味の発生が抑えられます。
酢玉ねぎは手作りがお得ですが、瓶詰めも見かけることがあります。
酢玉ねぎを続けてみたらどうなる?実際に2週間食べた私の体験談
最初に酢玉ねぎを食べたとき、正直に言って私は酢の刺激でむせましたね…。
これは、ダイエットを兼ねていたので砂糖やはちみつを控えていたため、あまり美味しい味にならなかったかもしれません。
ただ、食前に50gから100g食べるだけでいいので、2週間は簡単に毎日続けられました。その結果、2週間酢玉ねぎを食べてみた感想は、お通じが快調になり、職場で午後からお腹が張ってつらいということがなくなりました!
また、肌のツヤも回復したような感じで、吹き出物が出にくくなった気がします。
もう少しダイエットできてお腹が凹むのが理想ですが、これは地道に続けてみたりするしかなさそうですね。
肩こりも首を横にするとゴキゴキ音がなるほどでしたが、少し緩和されたのか頭痛まで発展することが減りました。
たった2週間で私でも酢玉ねぎの効果を感じられたので、辛みが強くて食べづらく続けられないかもしれませんが、できればしばらくの間は続けてみてはどうかと思います。
酢玉ねぎは加熱してもいい?効果は変わらない?
酢玉ねぎは加熱調理することで栄養価がアップする一方で、硫化アリルという物質が変化して血液サラサラ成分が減少する可能性があります。
高血圧を下げることが目的であれば、酢玉ねぎをそのまま生で食べる方がおすすめです。ただし、酢玉ねぎを加熱すると、ペクチンでできた細胞膜が溶け、細胞内の多くの成分が溶け出します。
酢玉ねぎの細胞内から溶け出るケルセチン、イソアリイン、グルタチオンなどの成分は、体内で効果的に利用されやすくなります。また、硫化プロピルという成分は、加熱することでトリスルフェドに変化し、コレステロール値を低下させ、生活習慣病予防に効果的とされています。
したがって、コレステロール値や中性脂肪値を低下させることが目的であれば、酢玉ねぎを加熱して食べることで効果がパワーアップする可能性があります。適切な調理法を選んで、目的に応じて酢玉ねぎを取り入れることが重要です。
氷酢玉ねぎって何?作り方とレシピ
氷酢玉ねぎは、酢玉ねぎを凍らせただけのもので、作り方は酢玉ねぎと同じです。最後に手間をかけて、酢玉ねぎをミキサーやブレンダーで潰して製氷皿に入れ、冷凍すればOKです。
凍らせるメリットは、冷凍庫で約2ヶ月保存できるところです。氷酢玉ねぎはシャーベット状になっているため、料理に使いやすいです。
例えば、味噌汁に入れると簡単に玉ねぎ味噌汁ができ、生姜焼きのつけだれとして揉み込むと、酢でお肉が柔らかくなります。また、玉ねぎのみじん切りの手間を省く代わりにも利用でき、様々な料理にアレンジが効くため、家事の時短にも寄与します。
仕事が遅くなった日でも短縮した時間でさらなる一品を作ったり、子どもとの時間を減らさずに済ませることができるでしょう。
長期保存したい方には、健康効果も高い冷凍の酢玉ねぎがおすすめです。ぜひ試してみてください。