大学芋がパリパリにならない原因は2つあります!
まず、飴がうまくパリパリになっていないことが挙げられます。また、サツマイモ自体がカリカリに揚がっていないことも問題です。
カリカリに仕上げるためには、飴を作る際に混ぜないようにし、氷水につけて冷やすことが大切です。また、サツマイモは2度揚げをすることでカリカリに仕上げることができます。
もし柔らかくなってしまった大学芋を元のパリパリな状態に戻したい場合は、氷水に浸すかトースターで温めることをおすすめします。
また、自宅で揚げた大学芋の日持ちは、常温であれば当日から翌日まで、冷蔵すると3~4日、冷凍保存すると2週間程度です。揚げていない、しっとりとした大学芋は冷蔵で1週間保存できます。
揚げたものも揚げていないものも、冷凍保存することができますが、注意点として、酸味や奇妙な味がする場合や表面がネバネバしている場合は、腐っている可能性があるため避けるべきです。
この記事では、大学芋がパリパリにならない原因、パリパリに戻す方法、冷凍保存の可否、日持ちについて詳しく解説しています。大学芋をパリパリに仕上げたい方や保存方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
大学芋がカリカリにならない理由って?原因はなに?
大学芋がパリパリにならない理由は、主に2つあります。
飴がパリパリになっていないこと
サツマイモがパリパリに揚がっていないこと
これらの原因を克服するための方法を詳しく説明していきます。
飴をパリパリにする方法
まず、飴をパリパリに仕上げる方法を紹介します。
飴を作る際には、砂糖と水を鍋に入れ、煮立てて溶かします。ただし、砂糖の代わりに蜂蜜や水飴を使用すると、よりパリパリに仕上げやすくなり、テリも出やすくなりますのでおすすめです。
砂糖や水を鍋に入れる前に、ひと混ぜしてください。これにより、砂糖と水がしっかり混ざります。
過度に混ぜすぎると、砂糖が結晶化し、ざらざらになってしまう可能性があるので、火をかける前にひと混ぜだけにとどめましょう。
火にかけたら、気泡が大きいものから小さなものに変化するのを見守ります。気泡の変化があったら、火を止めてサツマイモを絡めます。
飴を煮詰めすぎると、飴が硬くなり、サツマイモと絡めにくくなりますので、やや柔らかめの状態で火を止めることを心がけましょう。
サツマイモに飴を絡める
サツマイモに飴を絡めた後、すぐに終了すると、飴はベタベタになり、冷めてもあまりパリパリにはなりません。
飴がパリパリにならないもう一つの原因は、冷やしていないことです。
サツマイモに飴を絡めたら、氷水にしっかり浸けてください。氷水に浸すことで、飴が急激に冷やされ、パリパリの食感に仕上がります。
最後に、キッチンペーパーで水分をしっかり切り、出来上がりです。これにより、大学芋は美味しくパリパリに仕上がりますよ。
サツマイモをカリカリに揚げる方法
次に、サツマイモをカリカリに揚げる方法をご紹介します。
1度揚げのサツマイモは、中も外もホクホクな仕上がりですが、飴を絡めてもベタベタになってしまいます。
カリカリに仕上げるためには、2度揚げが必要です。1度目は150℃で揚げ、2度目は170℃で揚げてください。2度目の揚げは焦げやすいので、表面がわずかに色づいた程度で取り出すようにしましょう。
油を切ったら、温かい状態で飴に絡めます。サツマイモと飴は、温かい状態で混ぜると絡みやすくなるため、タイミングを合わせて作業しましょう。
大学芋をカリカリに戻す方法はある?
カリカリの大学芋も、常温に置いておくとベタベタになることがあります。カリカリに戻す方法として、以下の2つの方法があります。
氷水に浸す方法: 大学芋を氷水に浸すだけで大丈夫です。溶けた飴が再び固まり、カリカリの食感に戻ります。ただし、水気をしっかり切ってから食べるようにしましょう。
トースターを使う方法: もし冷たい大学芋を再加熱したい場合、トースターを利用できます。ただし、飴が溶けて下に落ちる可能性があるため、必ずクッキングシートを引いてから大学芋を並べてください。大学芋の表面に軽く油を塗り、温め直すとカリカリに仕上がります。飴が焦げやすいので、目を離さずに短時間で加熱しましょう。
なお、電子レンジを使った再加熱は大学芋をベタベタにすることがあるため、避けるべきです。カリカリな食感を楽しむために、上記の方法をお試しください。
大学芋は冷凍できる?常温・冷蔵・冷凍の日持?
大学芋は冷凍保存が可能です!揚げたものでも揚げていないものでも冷凍できます。
保存期間は以下の通りです。
常温での保存:当日~翌日まで
冷蔵での保存(揚げたもの):3~4日
冷蔵での保存(揚げていないもの):約1週間
冷凍での保存:約2週間
大学芋の冷凍保存方法について詳しく説明します。
まず、温かい大学芋は十分に冷ましましょう。冷まさないまま冷凍すると、凍結が遅れ、雑菌の繁殖を招く可能性があります。
冷ました大学芋を、密封できるタッパーやジップロック袋に平らに並べて保存しましょう。大学芋同士がくっついてしまうのを防ぐためです。
通常、大学芋の味付けには醤油、砂糖、みりんを使用しますが、これらの調味料は冷凍すると固まります。解凍後はベタベタになり、食べにくくなるため、注意が必要です。蜂蜜は固まりにくく、解凍してもとろっとした状態になるため、冷凍保存に適しています。
日持ちについては、常温での保存は当日~翌日までがおすすめです。手作りの大学芋には保存料が含まれていないため、できるだけ早く食べることをお勧めします。
食べきれない場合は冷凍保存し、2週間間持たせることができます。また、少し長持ちさせたい場合は冷蔵保存が選択肢として考えられます。揚げたものなら3~4日、揚げていないものなら約1週間ほど日持ちします。揚げたものは経過時間とともにパサパサになり、美味しさが減少する傾向がある一方、揚げていないものは日に日に味が染み込み美味しさが増します。
最後に、酸化を防ぐために保存時には必ず密閉容器を使用しましょう。
大学芋の賞味期限が切れるとどうなる?危険な状態って?
大学芋の賞味期限が切れると、以下のような危険な状態が生じる可能性があります。食べる前に注意してください。
見た目
カビが生えているか、変色している。
飴の粘りとは異なり、納豆のようなネバネバが見られる。
上記の状態が確認される場合、大学芋は腐っている可能性が高いです。ネバネバの見分けは難しいことがありますので、よく観察してから食べることをおすすめします。
におい
酸っぱい臭いがする。
酸っぱい臭いが感じられる場合、大学芋は間違いなく腐っています。異臭の原因は酸化した油の臭いであることがあります。変な臭いがする場合は、食べることを控えるべきです。
味
酸っぱい味や、本来の芋の味ではない味がする。
芋自体がネバネバしている。
これらの味覚的な変化やネバネバした食感は、大学芋が腐っている兆候です。食べないようにしましょう。食べると不快な味や体調不良を引き起こす可能性があるため、安全な状態であることを確認してから大学芋を楽しむことが大切です。
まとめ
大学芋がカリカリにならない理由と、カリカリに戻す方法についてまとめます。
大学芋がカリカリにならない理由:
飴がカリカリになっていないこと。
サツマイモがカリカリに揚がっていないこと。
飴をカリカリにする方法:
砂糖の代わりに蜂蜜や水飴を使用するとカリカリになりやすく、テリも出やすくなる。
火をかける前にひと混ぜし、水と砂糖類を混ぜ合わせる。
煮立ったら、気泡の変化を見守り、やや柔らかめの状態で火を止める。
サツマイモをカリカリに揚げる方法:
2度揚げを行う。1度目は150℃、2度目は170℃で揚げる。
2度目の揚げは表面がわずかに色づいた程度で取り出す。
温かいうちに飴に絡める。
大学芋をカリカリに戻す方法:
氷水に浸す。溶けた飴が再び固まり、カリカリの食感に戻る。
トースターを使う際はクッキングシートを敷き、表面に少量の油を塗り、短時間で温める。
大学芋をカリカリにするためには、飴とサツマイモの処理に注意が必要です。また、カリカリな食感を保つために、適切な保存方法を選択し、食べる際には見た目や臭い、味を確認して安全性を確保しましょう。