最近、ツーブロックのスタイルが注目を集めています。
中高生たちも、ファッションに敏感な人は美容院で髪をスタイリッシュに整えていることでしょう。
美容院では、メンズカットの雑誌などでツーブロックが積極的に紹介され、美容師からの勧めもあり、中高生たちの間でツーブロックを選ぶ人も増えています。
しかし、このツーブロックには校則違反が絡んでおり、時折怒られることがあります。
ただ怒られるだけでなく、「直してこい」と言われると、一気に困難な状況に立たされます。
ツーブロックを修正するには、具体的にどのように髪を整えればいいのでしょうか?
ツーブロックを直す方法は1つ
ツーブロックがバレて、直さなければならない場合、唯一の方法はあります。
ツーブロックの短い部分=刈り上げた部分に全体を合わせることです。
短い部分を伸ばして長い部分に合わせるには、髪が伸びるのを待たなければなりません。
明日にでも直さなければならない場合は、長い部分を短い部分に合わせるしかありません。
しかし、悲しいことにツーブロックの短い部分は刈り上げているため、ほぼ坊主になってしまいます。
したがって、坊主以外で直す方法はないでしょうか?
坊主以外でツーブロックから別の髪型にするとしたら、短髪にするしかありません。
選択肢としては、
・坊主
・スポーツ刈り
・ソフトモヒカン
などがあります。
ただし、おしゃれを重視している人ならば、坊主とスポーツ刈りは避けたいでしょう。
その場合、選択肢はソフトモヒカン一択です。
ちなみに、ソフトモヒカンは全体的に短く切りそろえ、頭のてっぺんだけ少し立てた髪型です。
一口にソフトモヒカンと言っても、バリエーションは広く、短く刈り上げるタイプから刈り上げないタイプまで様々です。
ただし、ツーブロックから直す場合は刈り上げにするしかないため、かなり短めのソフトモヒカンになるでしょう。
しかし、短めのソフトモヒカンはスポーツ選手などでも多く見られ、男らしくてイケてる髪型と言えます。
普段髪をミディアムぐらいの長さにしている人にとってはかなり短く感じるかもしれませんが、イメチェンを楽しむこともできます。
頭髪検査でバレないツーブロックもある
外から見える露出タイプのツーブロックはバレやすいですが、刈り上げ部分に上から長い髪をかぶせるタイプのツーブロックは刈り上げ部分が見えないため、バレにくいです。また、隠すタイプでなくても刈り上げ部分を厚めにし、境目をぼかすことでバレにくくなります。
具体的には、
バックのツーブロックは一番長いバリカンでやってもらうか、ツーブロックの刈り上げ部分の範囲を狭くする。
サイドは刈り上げ部分の範囲を狭くして、上の髪で完全に隠れるようにする。
このようにしてもらうことで、バレないツーブロックになります。
見えないならツーブロックにする意味はあるのかと思うかもしれませんが、見えなくてもやる価値はあります。通常、メンズの頭はサイドやバックがもっさりしがちです。ツーブロックにするとこのもっさりした部分がスッキリさわやかになる効果があります。
外から見ていかにもツーブロックというのはわからないのは確かです。しかし、隠れていてもツーブロックにすることで何となくスッキリしててさわやかな印象を与えられるので、美容師さんにお願いして隠れツーブロックにしてみるのはおすすめです。
そもそもツーブロックが校則違反になる理由は?
ツーブロックはすっきりして爽やかで清潔感のある印象を与える髪型です。
それなのに、なぜ学校はツーブロックを禁止するのか、疑問に思っている人も多いでしょう。
その理由は一つ、ツーブロックには不良のイメージがあるからです。
日本では昔からリーゼント、モヒカン、オールバック、スキンヘッドなどの奇抜なヘアスタイルは不良やヤンキーが好んですることが多く、校則で禁止されるか、もしくは不良やヤンキーの生徒だけがやっている髪型とされていました。また、パーマやカラーもほとんどの学校で禁止されています。
ツーブロックはこれらの髪型と比べると比較的大人しめではありますが、刈り上げ部分と長い部分に差をつけたツーブロックは結構奇抜になります。
正直、ツーブロックでも大人しめなら校則違反にする必要はないと思いますが、学校が「ツーブロック禁止」で統一してしまっている場合、どんなに大人しめでもツーブロックはツーブロックとして校則違反扱いされます。
たとえば、万引きだって10万円の物を盗んでも100円の物を盗んでも同じように捕まりますよね。だから学校の規則で「ツーブロック禁止」になっている場合は、正直おかしいと思っても、それに従うしかありません。
大学生や社会人になれば髪型は自由にできますので、中学生や高校生の間は我慢しましょう。もちろん、外から見てわからないツーブロックであればバレないので大丈夫ですけれども。
しかし、これだけ日本の男性の間でツーブロックが人気となり、流行っていることや、最近の個性を重んじる方向に教育がシフトしていることを考えると、ツーブロック禁止の校則は今後なくなっていく方向にあるのかもしれませんね。