ジャガイモの風味を際立たせ、箸が進む不可欠な一皿、ジャーマンポテト。そのクセになる美味しさから、一度食べると翌日も食べたくなってしまいますね。
しかし、連日楽しむためには、どれくらいの期間作り置きが可能なのでしょうか？こちらでは、保存のコツとともにその日持ちについてご紹介いたします。
ジャーマンポテトはどれくらい日持ちする？
もしも長期保存が可能なら、毎日の食事に手軽に取り入れられるジャーマンポテト。しかし、残念ながら主成分に日持ちの良くないジャガイモを使用しているため、密封容器に入れて冷蔵庫で保管しても、3日か、寒い季節ならやっとのことで4日が限度となります。
作りたての日やその翌日くらいなら冷たいままでも美味しさが保たれますが、時間が経つとソーセージが脂っこく感じられます。そのため、温め直して食べることをお勧めします。火を通すことで衛生的にも安心感がありますし、手軽にできる場合はレンジで温めても問題ありません。しかし、フライパンで軽く炒めなおすと香ばしさが蘇り、より一層美味しくなりますよ！
また、ジャーマンポテトの際立つ美味しさの秘訣は粒マスタード。時間が経つと風味が失われるため、作り置きする際には粒マスタードを最後に混ぜ合わせると、いつもの爽やかな風味を楽しむことができます。
そして、冷めても美味しいジャーマンポテトは、味が濃いためお弁当のおかずにも最適。しっかりと冷ましてから詰めて持っていけば、前日に作っても美味しさは保たれます。ただし、夏の暑い季節にはジャガイモが傷みやすいため、保冷剤と共に持参するか、隣に冷凍食品（凍ったまま入れておいて、自然解凍するもの）を入れるなどの工夫が必要です。
ジャーマンポテトは冷凍保存もできる？
ジャガイモの冷凍に関しては、賛否が分かれるところですよね。私自身、ジャガイモの食感が変わることは、料理によってはそれほど気にならないと感じていますが、ゴロゴロとしたジャガイモが主役のジャーマンポテトの場合、冷凍するとスカスカの食感になりがちで、美味しさが損なわれることもありますね。
そのため、完成したジャーマンポテトを冷凍するのは避けた方が良いと思います。しかし、冷凍庫を活用して作り置きをしたい場合は、ジャガイモ以外の具材、例えばソーセージや玉ねぎなどの準備にフォーカスすると良いでしょう。
玉ねぎはゆっくり炒めることで甘みが引き立ち、美味しさが増します。また、ソーセージも事前に切って冷凍しておき、それに冷凍ポテトを合わせれば、野菜の切り方の手間が省け、炒めるだけで簡単に調理できます。これによって、当日の料理時間を短縮することができますよ！
