固定電話、お持ちですか?使用頻度はどれくらいでしょうか?
もし使用頻度が低いなら、固定電話をやめてしまっても問題ないかもしれません。むしろ、多くの人がやめて良かったと実感しているようですね。
最近では携帯電話の普及により、家庭で固定電話を持つ必要性は薄れてきています。それでも、なんとなく持ち続けている人もいるのではないでしょうか?
しかし、固定電話を保有し続けることには、維持費だけでなく、詐欺や悪質な営業に巻き込まれる可能性もあるのです。私も家を購入した際には固定電話を契約しましたが、最近ではその必要性を感じずにやめることにしました。
固定電話をやめることで享受できるメリットや、デメリットに対する対策についても詳しくご紹介しています。迷っている方も、一度やめてみると良いことがあるかもしれません。お見逃しなく!
固定電話をやめてよかったと思うメリット4つ
固定電話をやめて良かった経験者が語る、そのメリットはなんと4つもあります。
皆さん、固定電話を使っていますか?それともただの飾り物になっていませんか?
2024年以降、固定電話(加入電話・INSネット)はIP網への全面移行が発表されており、この機会に解約を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は「家を買ったら固定電話を持つものだ!」や「学校への連絡先は固定電話だ!」といった勝手な思い込みから契約しましたが、学校や習い事の連絡先欄には固定電話と携帯番号があるものの、実際にかかってくるのは携帯電話の方が圧倒的に多いです。
また、電話をかける側も連絡が取りやすい方を選ぶため、携帯電話にかけることが増える傾向があります。
私の家では固定電話が鳴るのは月に1度ほど。勧誘やセールスの電話、車の点検のお知らせがほとんどです。もはや何のために固定電話を置いているのか、理解できません。もっと早くやめておけばよかったかもしれません。
固定電話を使う場面が思い浮かばない方は、ぜひ解約を検討してみてください。きっと、その決断に満足することでしょう!
【1】固定電話の基本料金が節約できる
皆さん、固定電話の基本料金はいくら支払っていますか?
固定電話を使用しなくても、基本料金がかかります。固定電話をやめて良かったと感じる最も大きなメリットは、やはり基本料金の節約です。年間で【6,600円~51,480円】もの節約が期待できますね!
この機会に、自身の基本料金を確認してみましょう!
【2】迷惑電話(特殊詐欺、勧誘・セールス)が減る
特殊詐欺や勧誘被害から守るためにも、固定電話の解約は大きなメリットとなります。迷惑電話をブロックする機能付きの電話機が販売されたり、自治体によっては購入に補助金が出る場合もあります。それだけ、固定電話に迷惑電話がかかってきて、被害も拡大しているという現状がうかがえます。
特殊詐欺に至らなくても、「固定電話が鳴るとだいたい勧誘・セールスだった。」という経験はありませんか?様々な種類の勧誘やセールスの電話がかかってくることがあり、それに対処する手間やストレスを考えると、解約は一つの解決策と言えます。
私の家では、固定電話は常に留守電にしており、留守電の内容を確認してから折り返しをするようにしています。しかし、折り返し電話をすることはほとんどありません。重要だと相手が思えば、その後携帯電話の方にかかってくることが多いのです。
【3】空き巣にとって留守かどうかの判断ツールが減る
空き巣は犯行に及ぶ前に在宅確認の電話をかけることがあるそうです。留守にしている家を狙うため、固定電話の解約はその判断材料を減少させることになります。
私の家では常に留守電にしているため、もし空き巣が私の家の電話番号を入手した場合、狙われる可能性が高まりますね。迷惑電話を避けるか、空き巣から狙われないようにするか、どちらにしても固定電話を解約することで解決します♪
【4】電話機の置き場所が空く
固定電話をなくすことで、電話機の置き場所が空き、スペースの有効活用ができます。電話機を購入した際、置き場所に悩んだことはありませんか?小さな棚を買ったり、リビングの適切な場所に置いたりと、配置に工夫を要したことでしょう。
特にFAX付きの電話機はスペースを取る上に、インテリアに合わなかったりします。電話機を解約することで、スッキリとした空間を手に入れ、その場所を他の用途に利用することができますよ!
固定電話をやめていいの?デメリットと対策も紹介
固定電話を解約することに対する不安や困りごと、実際のデメリットについて5つ挙げてみました。
【1】社会的な信用が低下するのでは?個人宅なら低下しない
自営業や企業などが所在を明らかにする際に、固定電話の有無が信用に影響する可能性がありますが、個人宅の場合は社会的信用の低下はほとんどありません。昔は固定電話は高額な電話加入権が必要で、その所有が社会的信用に結びついていましたが、現在では電話加入権の資産価値が低下しており、携帯電話を持っていれば信用低下の心配は少なくなりました。ただし、古い価値観に影響される場合もあるため、関係がある人とのコミュニケーションを考えながら判断することが大切です。
【2】周りに伝えるのが大変?アナウンスサービスを利用
固定電話を解約した後、解約したことを伝えるのが手間だと感じる場合、NTTなどが提供するアナウンスサービスを利用すると安心です。アナウンスサービスを活用することで、解約を知らせる手間を軽減できます。特に長期間固定電話を利用していた場合、連絡をとっていた相手全てを覚えているのは難しいこともありますので、アナウンスサービスを利用して、大切な人たちに解約のお知らせを届ける方法も一つの手です。
【3】学校などに伝える連絡先は固定電話?携帯で問題なし
学校などの連絡先は携帯電話でも問題ありません。昔ながらの「学校に伝える連絡先は固定電話だ!」という考えは古くなりつつあります。現在では携帯番号を共有することが一般的であり、互いに連絡が取りやすい番号を共有することで、行き違いや情報漏れを防ぐことができます。年度末に解約すれば、新しい学年度には新しい連絡先を記入するだけで済むため、手続きも簡単です。
【4】子どもと連絡がとりづらくなる?格安スマホで代用
子どもとの連絡が不便になる場合、固定電話の代わりに格安スマホを検討するのも一つの手段です。格安スマホの基本料金は月々1,000円ほどで、Wi-Fi環境が整っていれば通信料がかからないため、経済的にも便利です。子どもも将来的には携帯電話を持つことが一般的になるでしょうし、操作にも慣れておく意味で、固定電話よりも携帯電話を代用するのも良い考えかもしれません。番号の制御も可能なので、安心して利用できます。
【5】FAXは使えなくなる?コンビニの複合機を利用しよう
FAXを利用している場合、固定電話を解約してもコンビニの複合機を活用すれば問題ありません。個人宅でFAXを使用する頻度は減少していますが、必要な場合にはコンビニで利用できる複合機を使えば便利です。特にたまにしか使わない場合は、複合機を利用することで手軽にFAX送信が可能です。
固定電話のやめ方は3つ!連絡先もご紹介
これまでの内容を読むことで、固定電話を解約する際の不安が解消されたかもしれませんね。
NTTの固定電話(加入電話/INSネット64)を解約する方法は、基本的には電話で手続きが可能です。その他にも利用停止や一時中断の手続きも選択できます。
解約に迷う場合、一度利用停止や一時中断を選んで、その後の様子を見るという選択も考えられます。ただし、利用停止の場合は再開時に電話番号が変わりますし、一時中断の場合は基本料金が発生しますので注意が必要です。
それぞれの解約方法について詳しく紹介するので、お家庭に合った選択をお選びください。
【1】 NTTの固定電話を解約する
最も費用がかからない方法は、固定電話を解約することです。解約時には電話番号と電話加入権を手放すことになりますが、ほとんど使用していない場合は問題ないでしょう。電話加入権は売却できませんが、解約の際には工事費用は発生しません。
【2】 NTTの固定電話を利用休止する
利用休止は基本料金が発生せず、電話加入権を保持したまま電話を一時的に停止できます。ただし再開時には電話番号が変わるため、検討が必要です。特に以下の方におすすめです。
一時的に電話を止めて様子を見たい方
節約が目的の方
電話番号が変わっても問題ない方
【3】 NTTの固定電話を一時中断する
一時中断も電話番号は変わりませんが、基本料金は発生します。再開時の工事費もかかります。以下の方におすすめです。
一時的に電話を止めて様子を見たい方
電話番号は変えたくない方
【4】 NTTのひかり電話を解約する
ひかり電話は解約のみのサービスで、電話番号と電話加入権を手放します。手数料や工事費用はかかりませんが、注意点もあります。再契約時には電話番号が変更される可能性があり、契約プランによってはインターネット回線の再設定が必要です。
これで固定電話を解約しても安心ですね。ただし、再契約時の注意点も把握しておくと良いでしょう。
まとめ
固定電話を廃止する決断は、節約だけでなく、詐欺や悪質な営業からの被害を回避する手段ともなります。
固定電話を長年利用していると、その手放す勇気は必要ですが、使用頻度が低ければ、きっと固定電話をやめてよかったと感じることでしょう!