家のプランターでキノコが発生すること、経験したことがありますか?ウェブでリサーチしてみると、案外多くの人がその経験を共有していることに驚いてしまいました。
そして、プランターで発生するキノコは一種類だけではないようです。
今回は、プランターにキノコが生えた際の対策と、異なるキノコの種類についてご紹介します。
プランターにきのこが生える原因
プランターにきのこが生えるなんて、驚きですよね。調べてみると、一軒家だけでなく、マンションやハイツのベランダでも育てた場合に生えることがあるんです。
プランターや植木鉢にきのこが生える原因は場所によるものではないみたいですね。
それでは、具体的に何が原因できのこが生えるのでしょうか?
いくつかの答えが見つかったので、紹介しますね。
まず、「きのこの胞子が原因」です。きのこの胞子は自然界にたくさん存在しています。近くにきのこが生えていた場合、そのきのこが成長し胞子を飛ばすことで、プランターからきのこが生える可能性があります。また、鳥や虫が菌を運んできたことでも、きのこが生えることがあります。
次に考えられるのが「土壌湿度」です。通常、プランターや植木鉢に植える際には、ホームセンターで土を購入して植えますよね。そのときの腐葉土にきのこの菌が含まれていた可能性が高いです。腐葉土にはさまざまな菌類が生息しており、特に価格の安いものにはフワフワとした腐葉土が多く含まれています。
そのため、湿気た状態が続くと、土壌の湿度が高まり、きのこが生える好条件が整ってしまうのです。土がジメジメしている場所にきのこの胞子や菌が飛んできたら、プランターや植木鉢でもきのこが生えてしまうようです。
プランターに生えるきのこの種類とは?毒はあるの?
プランターに生えるきのこの中で、いくつかの興味深い種類がありますので、紹介していきたいと思います。
イタチタケ
通常、広葉樹林内や腐木に生えるきのこです。傘の色は淡黄土色から淡褐色をしており、傘の大きさは直径約5cmほど。柄の部分は白く、ヒダは白から淡い紅色をしています。幸いにも、このきのこは毒がなく、無味無臭と言われています。
キコガサタケ
このきのこの特徴は、黄色い傘で、小さくてかわいらしい三角帽をかぶっているように見えることです。柄の部分は非常に細く、直径0.1~0.3cmで長さは5~8cmほどあり、すぐに目に留まるでしょう。しかし、注意が必要です。プランターなどに自然に生えたきのこは決して食べないようにしましょう!
プランターにきのこが発生しない対策法とは?
プランターできのこが発生してしまう原因は、前述の通り「湿気た土(湿度)」が主な問題です。
対策法として、簡単な方法があります。ホームセンターなどで入手できる園芸用の川砂やパーライトを土に混ぜると良いでしょう。これらの材料は水分を吸収せず、土の中に空間を作り出して水はけを良くします。これにより、プランター内がジメジメになりにくくなります。
発生したきのこは胞子をまく前に取り除き、土が完全に乾くまで水を与えないようにします。その後、水は完全に乾いた状態でたっぷりと与えましょう。
ジメジメな環境が解消されれば、きのこも自然と生えてこなくなります。ですので、神経質にならずに気をつけてください。これらの対策を行うことで、プランターでのきのこの発生を抑えることができますね。