ほぼ日常的に、コンビニで手に入るコーヒーを楽しんでいる方も多いかと思いますが、コンビニコーヒーには懸念される要素があるというウワサを耳にしたことはありませんか?
目次
コンビニのコーヒーは添加物が入っていてやばい?
一般的に、コンビニのコーヒーが懸念される理由として、添加物の使用が挙げられます。
コンビニで販売されている缶コーヒーや紙パックコーヒーなどの表示を確認すると、人工甘味料としてスクラロースやアセスルファムK、乳化剤、香料などの添加物が含まれていることが明記されています。
このため、コンビニのコーヒーがやばいと言われている主な要因は、こうした添加物が含まれているからだとされています。ただし、同じような製品がコンビニ以外でも販売されており、コンビニのコーヒーだけが特に添加物を含んでいるわけではありません。
また、添加物が含まれていても、1日に摂取する量が少なければ、それほど体に影響を及ぼすことはないと言えます。
気になる場合は、缶コーヒーでも無糖のブラックコーヒーを選ぶと、添加物が含まれていない商品もあるため、そういった選択肢を検討してみるのも一つの方法です。
コンビニのコーヒーには添加物はなくて無添加なの?
コンビニのコーヒーは、缶コーヒー以外にも、コーヒーマシンで調理されるコーヒーもラインナップに加わっています。
コーヒーマシンで調理されるコーヒーは、豆から焙煎し抽出されるプロセスを経ています。特に無糖のブラックコーヒーは、缶コーヒー同様に添加物が含まれていない商品も存在し、機械による即座の抽出プロセスにおいては、添加物を使用する余地がないため、一般的には無添加です。
ただし、コーヒーマシンの周囲には、コーヒーフレッシュとしても知られるコーヒーミルクが配備されていることがあります。コンビニ等で提供されるコーヒーミルクは、通常、植物性油脂と水を混ぜ、乳化剤で白く濁らせ、香りや色調を調整するために着色料や香料などが使用されています。
そのため、コンビニのコーヒーマシンで抽出されるコーヒーそのものは無添加である一方で、コーヒーミルクには添加物が含まれているため、ミルクをコーヒーに加えると添加物が含まれることになります。
コンビニのコーヒーにはリン酸塩が含まれているの?
コンビニのコーヒーに関して、リン酸塩が含まれているとの噂が広がっていることがあります。
リン酸塩は通常、プロセスチーズのような乳製品や肉製品(ハムやソーセージなど)の加工食品に乳化剤として使用され、長期保存のために利用されています。過剰なリンの摂取は、カルシウムの吸収を妨げたり、腎機能の低下や副甲状腺機能の亢進などを引き起こす可能性があります。
ただし、先述の通り、コンビニのコーヒーは一般的に豆から焙煎して抽出されるプロセスで作られており、リン酸塩が含まれるようなことはありません。
興味深いことに、コンビニのコーヒーにリン酸塩が含まれているという噂が広まった背景には、「ファミレスのコーヒーにはリン酸塩が入っている」という噂があったことが挙げられます。しかし、実際にはファミレスのコーヒーにもリン酸塩は含まれていないことが確認されています。
コンビニのコーヒーには香料や塩分は含まれている?
コンビニで提供されているマシンで作るコーヒーは、豆から抽出されたブラックコーヒーです。その製造過程では、香料や塩分が添加されることはありません。
私も同様に、何も入れていない状態でコンビニのコーヒーを飲んでみましたが、特に塩っぽさを感じませんでした。
コンビニのコーヒーはやばいまとめ
コンビニで販売されている缶コーヒーなどには、一部に添加物が含まれている製品もあり、これがやばいと感じられる要因となるかもしれません。
ただし、コンビニ以外でも同様に缶コーヒーなどに添加物が含まれていることがあり、摂取量に注意すればそこまで心配する必要はないでしょう。
もし気になるのであれば、コーヒーマシンから作られるコーヒーを選択することが良いかもしれません。これによって、豆から抽出されるブラックコーヒーであり、添加物の心配を軽減できるでしょう。