天然ハーブで作られた玄関の虫除けがあればいいなと思いますが、果たして本当に効果があるのでしょうか?
こちらでは、虫を寄せ付けない効果のあるハーブの種類やその効果について紹介します。
玄関に置くだけで効果がある虫除けハーブは、以下のとおりです。
虫除けハーブの玄関での効果は?
玄関のドアを開け閉めするたびに、春から夏にかけて増える虫が家に入り込むことがありますよね。そのため、虫嫌いの人にとっては玄関の虫除け対策が欠かせません。
そこで、ハーブを使った虫除け対策について考えることもあるでしょう。ハーブは人体に害がなく、見た目もおしゃれで、電気代もかからないため、魅力的な選択肢と言えます。
しかし、気になるのはその効果です。ハーブを使った虫除けは虫が嫌う成分や香りを利用して、虫を寄せ付けないようにします。例えば、シトロネラールやシトラール、メントールなどが有名です。
ただし、ハーブの虫除けは殺虫ではなく忌避が主な役割となります。一部では、ハーブの虫除けが効かないという声も聞かれます。これにはいくつかの理由があります。
まず、ハーブの種類によって効果が異なるため、対象とする虫に合わせて適切なハーブを選ぶことが重要です。また、ハーブを寄せ植えにする場合、虫を寄せ付けてしまうことがある点にも注意が必要です。
例えば、虫除け効果はあると言われているハッカでも、ゴキブリには効果が限定的であるとされています。市販の虫除け製品に比べると効果が低いこともあります。そのため、ハーブの虫除けは虫を遠ざける効果が弱まる傾向があります。その結果、効果が時間とともに薄れてしまうこともあります。
玄関の虫除けのハーブの使い方
玄関の虫除けには、ハーブを様々な方法で利用することができます。その使い方としては、以下のような方法があります。
寄せ植えや花壇でハーブを育てる。
ドライハーブを置いておく。
ハーブを煮だしてハーブスプレーにする。
ハーブ成分を含んだ虫除け商品を利用する。
特にハーブを育てる場合は、複数の種類を組み合わせて寄せ植えにすることで虫の忌避効果が高まることがあります。ただし、ハーブ同士には相性がありますので、一緒に育てやすい組み合わせを選ぶことが重要です。
虫除けハーブで寄せ植えにしたい9選
虫よけ効果のあるハーブを寄せ植えにする際に考慮すべき9つの選択肢を以下に示します。
ペパーミント、ハッカ:メントールのスッキリした香りが虫を寄せ付けない効果があり、蚊やハエ、ゴキブリに効果的です。
バジル:シネオールという成分が虫除け効果を持ち、蚊や寄生虫に効果があります。ただし、虫がつきやすいため、手入れが必要です。
レモングラス:シトラールという成分が虫を遠ざけ、特に蚊に対して効果的です。
カレンソウ:ゼラニウムとコウスイガヤの交配種で、蚊が嫌がる香りを放つため、蚊除けに効果的です。
ローズマリー:シネオールが虫除けに効果的で、蚊やゴキブリ、ダニを遠ざけます。
ヨモギギク:強い香りが虫除け効果を高め、アリやハエなどに効果的です。
ラベンダー:リナロールという成分が虫除けに効果的で、蚊や蛾、ダニに効果があります。
レモンユーカリ:シトロネラールが蚊を遠ざけます。
タイム:チモールという成分が蚊やハエ、ゴキブリの虫除けに効果を発揮します。
虫除けハーブで置くだけで楽したいならこれ
もしハーブを育てることやドライフラワーを用意することが手間だと感じるなら、市販の虫除けアイテムを使用することも一つの手段です。虫が避ける天然ハーブ成分が配合された置き型の虫除けアイテムは、殺虫成分が使用されていないという点でも重要です。
これらのアイテムは無香料の他に、アクアソープやラベンダー、ミントなどの香りが選べ、消臭成分も含まれているため、玄関の臭いも取り除くことができます。
他の虫除け商品に比べると効果はやや控えめに感じるかもしれませんが、体に害のないものを選ぶという観点から、置くだけで利用できる便利なアイテムとしてこの製品は役立ちます。
まとめ
ハーブを利用した虫除けは自然派の私にとって魅力的ですが、寄せ植えのハーブは日々の手入れや専門知識が必要で、私も初心者なので不安です(涙)。未熟な手つきで取り組むと逆に虫を引き寄せてしまう可能性もあるため、慎重に検討すべきだと感じています。
そこで、天然成分を活用した効果的な虫除けとしては、ハッカ油スプレーや他の市販の虫除けアイテムがおすすめです。また、玄関は虫が入りやすい場所であり、私が常にそこにいるわけではないため、市販の製品に頼ることも有効な手段だと考えています。