最近、蚊が活発になる季節が訪れましたね。蚊が室内に侵入すると、なかなか安心して過ごせません。この厄介な現象に悩まされている方も多いことでしょう。日本には約100種類もの蚊が存在し、その中でもおよそ30種類が人の血を吸うことがあります。この厄介者、蚊の寿命って一体どれくらいなのか気になりませんか?
自宅や車内で蚊がどれくらいの期間生き延びるのか、私も調査してみました。蚊の寿命に関する情報を共有しますね。
部屋(家の中)にいる蚊の寿命は何日くらい?
気温が15~30℃の範囲では、蚊が勢いよく飛び回ることがよくありますね。日本では、3月から11月までのかなり長い期間、蚊と共存しているわけです。国内には100種類以上の蚊が存在し、その中で私たちがよく血を吸われ、かゆくなる原因となるのは、例えば夜に耳元でブーンと鳴るインドア派の蚊「アカイエカ」や、アウトドア志向の「ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)」、そして「チカイエカ」「ヤマトヤブカ」「オオクロヤブカ」などです。
それぞれの蚊の寿命は異なりますが、卵から成虫になるまでの期間が約20日ほどで、気温が15~30℃の絶好調な状態では、オスは約10日ほどしか生きられず、メスは約1~2か月ほどとされています。オスは孵化してから数日で力尽きることもあるのに対し、メスは数回産卵するため、一般的にはオスよりも長寿です。日本で人間の血を吸うのはメスの蚊であり、その寿命が短いほどありがたいことですが、秋に生まれて越冬に成功すると半年も生きる蚊もいるとか。
室内では温度変化が少なく、真夏でも蚊にとっては心地よい気温なため、パシッと駆除されない限り、割と長寿命で生き延びることができるようです。ただし、食料の問題もあるようで、メスの蚊は人間の血を吸うことで生きることができますが、オスの蚊は花や果物の蜜などを摂取するため、室内では食べ物がなく、短命になる傾向があります。
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車の中にいる蚊の寿命は何日くらい?
車の中に蚊が侵入してしまった場合、運転中にチクッとされると、確かに蚊の存在が気になりますね。
しかし、蚊に刺されても冷静に安全運転を心がけましょう!
先述した通り、蚊にとって快適な温度は15~30℃です。春と秋はその条件に合致していますが、真夏の車内温度は40~50℃に達することもあります。ただし、気温が高いからといって蚊の寿命が短くなるとは限りません。
オスの蚊は約10日ほど、メスは約1~2か月ほどの寿命を持っています。ただし、40℃を超えると蚊の活動が鈍化するようです。実際、インドでは気温が40℃を超えると蚊が姿を見せなくなると言われており、日本でも35℃を超えると蚊が減少するという話題があります。ただし、真昼の高温な時間帯には活動が難しくなっても、朝晩の比較的涼しい時間帯には再び活動を開始することがあるため、注意が必要です。しっかりと蚊に刺されないように気を付けましょう。
家の中に蚊を侵入させない対策
部屋に蚊を入れないようにするための方法をご紹介いたします。
まず、蚊が好む人の特徴として以下が挙げられます。
黒い服(濃い色の服)を着ている
やや汗かきな人(ものすごい汗かきな人は体温が下がるので蚊は好みません)
色黒の人
体脂肪の高い人
こうした特徴のある方の洋服にこっそり張り付いて部屋に侵入してくることが多いです。
蚊に刺されないためにすぐにできることは、淡い色の洋服を着ることです。ぴたっとした服装だと蚊の針が貫通しやすく、ややふんわりとした洋服が良いでしょう。
そして、家に着く少し前で洋服をしっかりとたたきます。蚊は洋服についていることも多く、そのまま家に一緒に入ってしまうことがあります。ですので、家の手前で洋服をしっかりたたき、できれば蚊がついてこないように注意しましょう。
最後に、部屋に入れないためには部屋までダッシュすると効果的です^^
まとめ
部屋(家の中)と車の中における蚊の寿命についてまとめました。どちらの場所でも、オスの蚊は約10日ほどの寿命があり、メスは約1~2か月ほど生きることが一般的です。
真夏の高温な車の中では蚊の活動が鈍くなりますが、夕方になって涼しくなると再び活発になります。車内での蚊の生息には注意が必要です。
蚊を部屋に入れないためには、家までダッシュし、扉の開け閉めも迅速に行うことが重要です。特に夕暮れ時には蚊の活動が再燃するため、素早い行動が効果的です。