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ヨーグルトは何時間くらいなら常温放置できるの?

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テレビ番組や健康に関する情報でよく取り上げられる食品の中で、ヨーグルトは一押しですね。

発酵食品の一環として、腸の動きを促進してくれたり、豊富なカルシウムが含まれていて骨粗しょう症対策にも効果的だとされています。

ただし、時折、買い物から帰宅して袋に入れたまま冷蔵庫に入れるのを忘れて、外に出しっぱなしで数時間経ってしまったことはありませんか?

特に夏場ならまだしも、冬場でも暖房の効いた室内に放置してしまったり、車のトランクに忘れてしまったりと、なかなか注意が必要ですね。

ここでは、そんなうっかり冷蔵庫にしまい忘れたヨーグルトが、室温で何時間まで大丈夫なのかについて解説していきます。

ヨーグルトは常温で何時間もつ?未開封と開封後の場合

まず、ヨーグルトは卵と同じく、冷蔵庫で保存しなくても大丈夫なのか、という疑問が浮かび上がります。スーパーでは卵が冷蔵ではなく常温で陳列されていることもあり、ヨーグルトも発酵食品であるため、常温でしばらく保存できるのではないかと思いますよね。

しかし、ヨーグルトの容器には「要冷蔵」という記載が見受けられます。多くのメーカーは「10度以下で保存」とも表記しており、これは単に冷蔵庫に入れるだけではなく、冷蔵温度が高いと乳酸菌の活動が活発になり、はっ酵が進み、味が酸っぱくなり、水分(ホエイ)が分離する可能性があることを示唆しています。冷蔵庫の扉付近に置くと、温度が十分に低くならず、美味しさが損なわれることもあるそうです。

未開封のヨーグルトは、冬場など暖房のない場所に置き忘れても10度以下で保存されている可能性があり、数時間放置しても大丈夫なようです。しかし、夏場の気温が上昇すると、ヨーグルト内の菌は約40度前後で増殖します。これにより酸欠状態が生じ、逆にヨーグルト内の乳酸菌が死滅することが懸念されます。

具体的な目安は難しいものの、5時間なら問題ないが10時間は厳しいといった基準は難しいです。常温保存のヨーグルトに気づいた場合は、一旦状態を確認し、まだ悪くなっていなくても、乳酸菌が増えすぎて強い酸味が出たり、においがきつくなっている可能性があるため注意が必要です。

また、開封後のヨーグルトは、放置したままでなく、まだ冷たい状態か確認が必要です。すでに常温になっている場合は注意が必要であり、開封したヨーグルトを数時間放置すると、空気に触れて腐りやすくなりますので、摂取は避けるべきでしょう。

ヨーグルトの腐ってしまったか大丈夫か見分け方は?

発酵食品である納豆やヨーグルトは、一度腐らせていると言われることがありますが、発酵と腐敗は共に菌の増殖を含みます。しかし、その働きかたが大きく異なります。発酵は体に良い働きをする菌を増やすプロセスであり、一方で腐敗は体に害を及ぼす菌を増やすことを指します。したがって、単に発酵食品であるからといって、腐っても安心というわけではありません。

まず、腐ったヨーグルトの見た目についてです。腐ったヨーグルトは通常黄色い色を帯び、緑色のカビも生えることがあります。開封した際に上澄みの水分(ホエイ)が異常に増え、水分が分離している場合も腐敗の兆候です。

しかし、これらの分かりやすい特徴がない場合、味見をする前に臭いを確認することも重要です。腐っている場合、いつものヨーグルトよりも強烈なすっぱい臭いがします。この臭いが感じられた場合、そのヨーグルトは腐っている可能性が高いため、摂取を避けるべきです。

見た目や臭いに問題がなく、どうしても確認が難しい場合は、ほんの少しでも口に入れてみてください。そして、苦味を感じた場合、そのヨーグルトは腐っている可能性があります。どの特徴もない場合であっても、長時間常温で放置されたヨーグルトは傷みやすいため、早めに消費することが重要です。

ヨーグルト以外のほかの乳製品は?

乳製品の中で特に一般的なものとして挙げられるのは牛乳ですね。牛乳には乳酸菌を加えて発酵させたものがヨーグルトであり、同時に酵素の働きで固められたものがチーズです。

牛乳は依然として最も腐りやすい乳製品の一つです。牛乳には多くのバクテリアが含まれており、特に開封後は外部から空気中の菌が侵入しやすく、これが腐敗を促進するとされています。未開封でも菌が繁殖しやすい特性はヨーグルトと類似しています。腐った牛乳もヨーグルト同様に強い臭いがし、苦味を感じることがあります。コップに注いだ際にヨーグルトのような塊ができるのも、腐っている兆候です。

一方で、水分がなくて固まっているチーズは異なります。チーズは一般的には腐りにくいとされていますが、保存温度とチーズの種類によっては注意が必要です。ナチュラルチーズ(モッツァレラやカマンベールなど)は発酵が進行するため、必ず冷蔵保存する必要があります。これらを常温で放置すると、臭いが強まり、発酵が進む可能性があります。

もう一つのチーズの種類は、プロセスチーズ(スライスチーズやおやつ用のチーズ)です。これらは加熱処理を経ており、乳酸菌の発酵が抑えられているため、多少の常温保存が許容されます。それでも腐った場合は緑や青のカビが生えることがあります。

しかし、乳製品全般に言えることは、長時間常温で放置せず、異常を感じたら速やかに冷蔵庫に保存し、摂取前には臭いや味に異変がないかを確認することが重要です。

ヨーグルトの常温放置は何時間くらいなら大丈夫?腐っているかの見分け方も解説!まとめ

確かに、買い物から帰ってきてうっかり冷蔵庫に入れるのを忘れることはよくあることですね。しかし、乳製品は特に注意が必要です。

気づいた時点で、しっかりと観察し、臭いや見た目で十分に判断してください。特に夏場は気温が上昇しやすく、数時間でも放置した場所の温度が上昇してしまう可能性があります。もしも置き忘れた場所の温度が疑わしい場合は、食べるのを控える方が良いでしょう。食品の安全性を確保するために、慎重な判断が必要です。

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