疲れを癒すために夜に入浴する方や、朝の目覚めをサポートするために朝に入浴する方など、入浴のタイミングは人それぞれ異なります。中には朝夜と1日2回お風呂に入る人もいますね。
お風呂には、単なる身体の汚れを洗い流すだけでなく、さまざまなメリットがあることは言うまでもありません。
しかし、朝夜2回お風呂に入る場合、気分爽快でリフレッシュできる一方で、湯船に浸かりすぎて身体に負担がかかっていないかが気になります。今回は、朝夜2回お風呂に入ることのメリットと共に、デメリットにも焦点を当ててみましょう。
目次
朝と夜、2回お風呂に入っても大丈夫?
結論的に言えば、朝夜2回お風呂に入ることは積極的におすすめできます。週全体での入浴頻度が低い人と比べて、多く入浴することでストレス感が軽減され、良質な睡眠をもたらし、仕事においてミスが少なくなるというデータもあります。湯船に浸かることは心身の調和に寄与し、特に副交感神経が活発になり、疲労回復やリラックス効果が期待でき、心身が安定しやすいでしょう。
夜のお風呂でリラックス効果を得るには、程よい温度の湯にゆっくり浸かることが重要です。夜に熱めの湯に浸かると、副交感神経よりも交感神経が優位になり、睡眠の質が低下する可能性があるため、注意が必要です。
一方で、朝のお風呂では熱めの湯に浸かったり、シャワーを浴びたりすることで神経が覚醒し、気分がスッキリとなりやすくなります。また、お風呂での汗をかくことや身体を温めることで血流が良くなり、むくみが解消されるだけでなく、ダイエットの効果も期待できるでしょう。
お風呂に朝夜2回入る場合のポイント
お風呂に朝夜2回入る際には、適切なポイントを押さえることが重要です。まず、身体や頭を必要以上に洗わないことが挙げられます。リラックス効果や清潔感を得るためには、毎回シャンプーやボディーソープを使って身体や髪を洗うのは避けましょう。例えば、夜はシャンプーを使用し、朝風呂ではボディーソープを使って身体を洗うように工夫すると良いです。過度な洗浄は髪を傷めたり、必要な皮脂を洗い流し、肌を乾燥させる可能性があります。
次に、入浴前に水分補給を怠らないことも重要です。お風呂に入ると約800mlもの水分が失われるため、脱水症状を避けるためにも、入浴前にはコップ1杯分の水分を補給しましょう。水分不足はめまいやだるさを引き起こす可能性がありますので、身体に不調を招かないように注意が必要です。水分補給に際しては、常温の水を選ぶことで身体を冷やさないよう心がけましょう。これらのポイントを守りながら、朝夜2回のお風呂を楽しみ、効果的に活用してください。
お風呂に朝夜2回入るメリットは?
朝夜2回お風呂に入ることには多くのメリットがあります。まず、身体のリズムを切り替えることができる点が挙げられます。朝風呂では、41度以上の湯船やシャワーを利用して交感神経を活性化させ、身体と頭を目覚めさせることが可能です。これにより、1日の活動においてパフォーマンス向上が期待されます。ただし、朝は体温や血圧が最も低い時期なので、熱めのお風呂やシャワーの前には軽いストレッチや白湯を摂り、身体を温める工夫が大切です。
夜は逆に38度ほどのぬるめの湯に浸かり、副交感神経を優位にしリラックス効果を得ることで、良質な睡眠を促進します。身体のリズムが整うことでストレスや不安を軽減し、精神的な負担を軽減できます。
また、朝夜2回お風呂に入ることで身体の汚れをしっかり洗い流すことができ、清潔感を維持できます。寝ている間にかかる汗や1日の活動で付着する汚れをしっかりと落とし、体臭を防ぎます。特に朝は忙しいため、簡単なシャワーを利用する習慣を取り入れることで、1日を爽やかにスタートできます。朝夜2回お風呂に入ることで、心地よいリズムの生活を楽しんでください。
お風呂に朝夜2回入るデメリットは?
朝夜2回お風呂に入ることには一定のデメリットも考慮すべきです。まず、身体に負担がかかることが挙げられます。清潔な身体を保つためにシャンプーやボディーソープを使用する際、肌への摩擦によりバリア機能が低下し、肌表面の保湿成分や必要な皮脂が洗い流れることで乾燥や肌荒れが引き起こる可能性があります。
これを避けるためには、朝夜2回お風呂に入る際はどちらか1回で身体や髪を洗うよう心がける必要があります。また、お風呂から出た後は保湿が不足しているため、ボディクリームなどを使ってしっかりと保湿することが重要です。
もう一つのデメリットは、光熱費の増加です。朝夜2回お風呂に入ることで水道や電気ガスなどの光熱費が2倍になり、1ヶ月単位で見ると出費がかさんでしまいます。光熱費に気を使う方は、節水タイプのシャワーヘッドを利用するか、湯船のお湯を使ってシャワーを浴びるなどの工夫が役立ちます。
節水タイプのシャワーヘッドは通常のものよりも40〜60%ほど節水できるとされています。自身や家庭のライフスタイルに合わせて工夫を取り入れ、経済的な側面も考慮しながら朝夜2回お風呂に入ることを検討すると良いでしょう。
朝晩2回のお風呂におすすめ!バスアイテム紹介
朝晩2回お風呂に入ることには多くのメリットがありますが、確かにデメリットとしては肌への負担が挙げられます。そのため、朝晩2回お風呂に入る際には、洗浄成分が強すぎない製品を選んだり、肌のうるおいを守るバスアイテムを使用することが重要です。
以下は、朝晩2回ともに使えるお肌に優しいバスアイテムの紹介です。
ETVOS モイストヘアケアシリーズ
スキンケアブランドとして知られるETVOSから登場したヘアケアシリーズ。ノンシリコンで弱酸性なのが特徴で、頭皮のうるおいと髪を守りながら洗うことができます。美的やMAQUIAなどの大手メディアでベスコスランキング入りを果たしている信頼性の高いアイテムです。
BISVEIL 泡ミツ洗顔
国内初の「ブライダルスキンケア」として知られるBISVEILの泡ミツ洗顔。結婚式前の花嫁さんが愛用していることでも有名で、もちもち泡が肌のトラブルの原因となる余分な皮脂や汚れ、古い角質を除去します。3種のはちみつが保湿成分として配合され、肌のうるおいを守りながら洗うことができます。
初回1,980円で手に入るこのアイテムは、お風呂に入れなかった間に溜まった古い角質を除去したい方におすすめです。朝晩のお風呂で肌を優しくケアしながら、リラックスした時間を過ごしましょう。
朝夜2回のお風呂にはメリットがたくさん♪
朝夜2回お風呂に入ることには確かにデメリットも見られますが、もちろんメリットも存在します♪
ただし、重要なのは正しい方法でお風呂に入ることです。適切なケアを怠ると、身体に負担がかかったり、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。朝と夜で目的に合ったお風呂の時間を取り入れることで、心身ともに良い影響を受けることが期待できるでしょう。正しい使い方を心がけ、健康的でリラックスしたお風呂タイムを楽しんでください。