おにぎらずの保存性を高めるためには、スパムや他の加工食品、缶詰、そして殺菌作用のある梅干しなどがおすすめです。
通常、おにぎらずはお弁当として持ち歩かれることが多く、作成から食べるまでに時間が経過することがよくあります。
特に気温が高い日には食中毒の心配がつきものですが、傷みにくい具を使用することで安心感が得られます。
この記事では、おにぎらずの保存性を向上させるための具材として選ぶべきアイテム6つ、それに加えて簡単な調理法や人気のあるレシピをご紹介いたします。
目次
おにぎらずの傷みにくい具は?おすすめ6選
おにぎらずの傷みにくい具としておすすめなのは、缶詰や殺菌作用のある食材です。
味の濃い具は塩分濃度が高く、これが細菌の繁殖を抑えてくれます。
汁気の多いものは水分をよく切ってから使用しましょう。汁気があると傷みやすくなりますので注意が必要です。
生ものは傷みやすいため、おにぎらずに使用する際は慎重に扱ってください。
おにぎらずの傷みにくい具としておすすめの6つの具材をご紹介いたします。
缶詰の焼き鳥など
加熱殺菌されているため、傷みにくい具材として最適です。
調理不要で、冷めていてもすぐにおにぎらずが作れます。長期保存も可能です。
殺菌作用のあるもの(梅干し、しょうが、お酢)
梅干しやしょうがを刻んで混ぜると、全体に殺菌作用が行き渡り、安心感が得られます。
殺菌作用を高めるため、塩分の高い梅干しを選ぶと良いでしょう。お酢も優れた殺菌効果があります。
味付けの濃いもの
塩分濃度が高いため、傷みにくい具材として適しています。
昆布の佃煮、塩昆布、きんぴらごぼう、そぼろ、焼肉、しょうが焼き、プルコギなどがおすすめです。
しっかり火を通したもの(卵や焼き鮭)
卵や焼き鮭などをしっかり火を通せば、おにぎらずの傷みにくい具として使用できます。
火を通した卵は肉のおかずと相性抜群です。
加工食品(スパム、ハム、ソーセージ)
スパムやハム、ソーセージなどもしっかり火を通しておけば、傷みにくい具として利用できます。
スパムを焼き色をつけることで殺菌効果も得られます。他にもベーコンやハムもOKです。
冷凍食品(カツ、唐揚げ、魚のフライ)
冷凍食品はマイナス18℃以下で管理されているため、保存が可能で菌の繁殖を防ぎます。
使用する際はしっかり火を通し、冷ますことをお忘れなく。
これらの具材を工夫して組み合わせると、おにぎらずが美味しく、傷みにくくなります。どうぞお試しください!
おにぎらずの簡単な作り方!包み方はパタパタするだけ
おにぎらずを傷みにくい具で簡単に包む方法をご紹介します。
安心しておにぎらずを楽しむためには、傷みにくい具を選ぶだけでなく、衛生的な包み方も重要です。
特に子供と一緒に作る場合は、簡単な手順で楽しく仕上げることがポイントです。以下は、子供と一緒にできるおにぎらずの簡単な作り方です♪
おにぎらずの簡単な作り方:
包み方のコツはパタパタするだけ♪
包む際は手を使わずに、パタパタと包みます。とても簡単で、子供と一緒にでも手軽に作れます。
包丁を使った切り方:
1回ごとに包丁を軽く濡らし、少しずつ引きながら切ります。これにより、きれいな断面が得られ、見た目も美しく仕上がります。
具材の配置:
海苔を広げ、ごはんを載せ、その上に好みの具材をのせます。最後にもう一層ごはんを載せ、海苔でパタパタと包みます。
包み終わったら切る:
包み終わったら、包丁で切り分けます。この時、パタパタと包んだおかげで、きれいな断面が現れ、食卓に華やかな一品が登場します。
流れ:
海苔を置く→ごはん・具・ごはんの順にのせる→海苔でパタパタと包む→切る
これらの手順を守れば、子供と一緒でも簡単におにぎらずを作ることができます。美味しくて見た目も楽しいおにぎらずの時間をお楽しみくださいね♪
おにぎらずを簡単に作れるアイテム
おにぎらずをもっと簡単に作れる便利なアイテムを2つご紹介します♪
1. おにぎらずCubeBox
おにぎらずCubeBoxは、朝の忙しい時間やお弁当作りにぴったりの優れたアイテムです。ごはんがくっつきにくいダブルエンボス加工が施されており、簡単におにぎらずを作ることができます。さらに、付属の9種類のアレンジレシピカードが初めての方でも失敗なく楽しめます。カラーバリエーションは白、赤、ブラウンの3色あり、サイズも大きいBIGおにぎらずCube Boxと、小さいサイズのおにぎらずCube Boxが用意されています。同じサイズのおにぎらずを揃えて、見栄えも抜群です。お好みに合わせて使い分けてみてくださいね。
2. おにぎらパ
おにぎらパは手軽で便利なおにぎりケースです。1つあればラップも不要で、手を汚すことなくおにぎらずが簡単に作れます。作ったおにぎらずはそのままおにぎりケースとして持ち運べるため、時間と洗い物の手間を大幅に削減できます。おにぎらパは洗って繰り返し使えるので、衛生的で経済的な選択です。手軽さと便利さを追求したおにぎりケース、ぜひお試しくださいね♪
おにぎらずの人気レシピ3選!スパムや冷凍食品で簡単に♪
おにぎらずの人気レシピから、簡単で美味しい3つの定番をご紹介します。これらのレシピは朝の忙しい時や、子供と一緒に作る際にぴったりですね♪
1. スパムと卵のおにぎらず
スパムと卵のおにぎらずは、おにぎらずの王道とも言えるレシピです。作り方も簡単で、以下がその材料と手順です。
材料 (2人分):
・ごはん…300g
・焼き海苔…2枚
・スパム…1.5枚(約1cmの厚み)
・卵…1個
作り方:
・スパムをサッと両面焼き、卵は溶いてスパム2枚分くらいの大きさに厚めに焼く。
・ラップの上に海苔を敷き、ごはん、卵、スパム、ごはんの順に重ねる。
・海苔の余っている部分をかぶせ、ラップで包んでから半分に切れば完成です。
・スパムと卵の相性が抜群で、傷みにくい具としても最適です。
2. ツナマヨおにぎらず
ツナマヨおにぎらずは大人も子供も喜ぶ人気のレシピです。水分をしっかり取ることで傷みにくい具に仕上がります。
材料 (2人分):
・ごはん…300g
・焼き海苔…2枚
・シーチキン…80g(1缶)
・マヨネーズ…大さじ1
・塩…1つまみ
・レタス…1~2枚
作り方:
・ボウルにシーチキン、マヨネーズ、塩を入れて混ぜ、レタスは洗って水気を拭いて大きめにちぎります。
・ラップの上に海苔を敷き、ごはん、レタス、シーチキン、ごはんの順に重ねます。
・海苔の余っている部分をかぶせ、ラップで包んでから半分に切れば完成です。
・見た目も美しく、ランチやピクニックにもぴったりです。
3. 豚肉のすき焼きおにぎらず
豚肉のすき焼きおにぎらずは、ボリュームたっぷりで美味しいレシピです。豚肉はこま肉や牛肉に変更しても楽しめます。
材料 (2人分):
・ごはん…300g
・焼き海苔…2枚
・しょうが焼き用の豚肉
・レタス…1~2枚
・マヨネーズ…適量
・すき焼きのタレ…大さじ2
作り方:
・豚肉を焼いてすき焼きのタレを絡め、水分をしっかり飛ばします。
・ラップの上に海苔を敷き、ごはん、レタス、豚肉、マヨネーズ、レタス、ごはんの順に重ねます。
・海苔の余っている部分をかぶせ、ラップで包んでから半分に切れば完成です。
・ボリューム満点で、おいしさと手軽さを兼ね備えたおにぎらずに仕上がります。お楽しみください!
おにぎらずは食中毒に気をつけよう!ポイントは?
おにぎらずをお弁当として安心して持ち運ぶために、保冷バッグや保冷剤の使用をおすすめします。食中毒の要因は気温や湿度に関連しているため、注意が必要です。以下に、気をつけるべきポイントや具体的な対策について詳しく説明します。
食中毒に気をつけるポイントは気温と湿度
食中毒に気をつけるためには、気温が30~40℃、湿度がおにぎらずを作る際に水分をしっかり飛ばすことが重要です。傷みにくい具を使用し、水分をしっかり飛ばすことで、保冷バッグなどを利用して菌の繁殖を防げます。
食中毒に気をつけたい気温は?30~40℃の日は要注意!
食中毒の原因となる気温は30~40℃で、この範囲では食べ物が腐りやすくなります。黄色ブドウ球菌などの細菌は10℃以下の環境ではほとんど増殖できないため、保冷対策が必要です。保冷バッグや保冷剤、冷凍したペットボトルなどを活用して、おにぎらずを冷やして持ち運ぶと安心です。
食中毒に気をつけたい湿度は?作る時の水滴は要注意!
おにぎらずを作る際は、具とごはんを冷ましてから組み立てるよう心掛けましょう。温かいままふたをすると水滴が発生し、細菌の繁殖を招く可能性があります。具の水分も細菌の繁殖を促すので、水分をしっかり取ることが重要です。ごはんは平らなお皿やバットに広げ、扇風機やうちわなどで冷ますと良いでしょう。
持ち運び注意!食中毒に気をつけたい具は?
おにぎらずは即席で作るものではありますが、気温の高い環境や作ってから食べるまでの時間がある場合は注意が必要です。特に腐りやすい具には気をつけましょう。例えば、生野菜、生もの、水分の多いもの、マヨネーズで味付けしたものは注意が必要です。これらの具を使用する場合は、しっかり加熱し水分を取ることが重要です。外出時には保冷バッグを使用し、具体的な対策を講じることで、おいしく安全なおにぎらずを楽しむことができます。
おにぎらずの傷みにくい具と簡単な作り方のまとめ
おにぎらずの傷みにくい具や簡単な作り方、衛生管理についてお伝えしました。
様々な具の組み合わせで楽しめるおにぎらずは、お弁当だけでなく、パーティーやおもてなしにも最適です♪
ご飯と具を海苔で巻いて、半分にカットすると、美しい断面が楽しめるおにぎらず。おにぎらパを使えば、手軽に見栄えの良いおにぎらずが完成します。
複数の傷みにくい具を組み合わせて、楽しく美味しいおにぎらずをお楽しみください♪