様々な祈願や家庭の安全を願って、お守りはさまざまな種類がありますね。私も以前、学生時代には恋愛成就のお守りをよく身につけていました。
その中でも、「身代わりのお守り」は特に興味深く、持ち主が災厄を受ける代わりになってくれる、本当に頼りになるお守りです。
神社で手に入れただけで、安心感に包まれそうな身代わりお守り。でも、あなたは普段、お守りをどこに置いていますか?
それにしても、身代わりお守りの正しい持ち方、知っていますか?
実は、誤った持ち方では身代わりお守りの効果が半減してしまったり、全く発揮されなかったりすることもあるのです。
せっかく身代わりお守りを手に入れるなら、絶対に災厄からしっかり守りたいですよね!
そこで今回は、
・身代わりのお守りの正しい持ち方と誤った持ち方
・効果を最大限に引き出す方法
・お守りが壊れた場合や処分する際のベストプラクティス
について解説していきます!
自分の身は自分で守る時代、それが身代わりお守りの真価。ぜひ最後までお付き合いください!
目次
身代わりのお守り!効果を最大限にアップする正しい持ち方とは?
身代わりのお守りを正しく持つ方法をご存知でしょうか?
お守りを単に持っているだけではなく、正しい持ち方をしなければ、身代わりお守りの効果を最大限に発揮することは難しいです。
答えを先に述べると、身代わりお守りの効果を最も引き出す方法は『肌身離さずお守りを身に着けること』です。
神社やお寺で身代わりのお守りを手に入れても、そのまま家に置いてしまう人も多いでしょうが、実はこれはNGなのです。お守りは身につけていなければ、身代わりとして機能しません。
たとえば、お守りを首にかけていたり、財布やスマホに取り付けて頻繁に携帯することで、災難が訪れた際に身代わりとなります。
もちろん、必要なときには外しても構いません。例えば、お風呂に入るときなどですね。笑
また、他のお守りについても考え方は同じです。交通安全のお守りなら車内に、合格祈願のお守りなら筆箱につけるなど、お守りに関連する場所に取り付けると、効果が最大限に発揮されます。
身代わりのお守り!NGな持ち方とは?
ここでは、“身代わりお守りのNGな持ち方2つ”をご紹介します!
お守りは基本的に神社で祈祷され、神様が宿っていると言われています。つまり、『お守りを身につける=神様を身につける』ということになります。
NGな持ち方では、お守りの効果が十分に発揮されない可能性があるため、次に紹介する2つの誤った持ち方は避けるようお願いします!
暗い場所に置きっぱなし
最初のNGな持ち方は、“身代わりお守りを暗い場所に置きっぱなし”にすることです。
例えば、身代わりお守りを机の引き出しにしまいっぱなしにすることは、神様を暗い場所に閉じ込めるようなものです。災いを守ってくれる神様を引き出しに入れておいて、身代わりになってくれるわけはありませんよね。
もしも身につけたくない場合は、“日の当たる明るい部屋の目線より少し上くらいの高い場所”に身代わりお守りを飾って置くようにしましょう。ただし、ほったらかしにするとホコリを被りやすいので、定期的なお手入れは必要です。
雑に扱う
次にNGな持ち方は、“身代わりお守りを雑に扱う持ち方”です。常に持ち歩いていたとしても、使い方が雑だとお守りの効果は発揮されません。
例えば、身代わりお守りを毎日使うリュックに付けていても、リュックを雑に床に置いたり、身代わりお守りが擦れて傷つくような使い方は避けましょう。
先ほど述べたように、『お守り=神様』です。雑な扱いは控えましょう。
ちなみに、「お守りを複数持ち歩くと、神様がケンカするので良くない」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、実際にはそれは誤解です。お守りを複数持っても問題ありませんので、安心してください。
身代わりのお守り!壊れた場合はどうしたらいいの?
持っていた身代わりのお守りが壊れてしまった場合、どうすればいいでしょうか。
一般的に、「お守りが壊れる=不吉」というイメージがあるかもしれませんが、これは誤解です。
実際には、“お守りが壊れることは、お守りが災いから守ってくれたこと”を意味します♪
ですので、お守りが壊れてしまった場合は、神様へ感謝の意を込めて神社へ返納し、新しいお守りを手に入れることをおすすめします!
身代わりのお守り!病気回復にも効果あり
実は身代わりのお守りには、病気回復の効果もあるのです!
病気が1週間以上続いたり、症状が重い場合は、身代わりのお守りを持つことで早期回復が期待できるかもしれません。
ちなみに、“無病息災のお守り”は、病気を予防するお守りです。身代わりのお守りとは異なる効果がありますので、お守りを受ける際には注意が必要です。
また、病気の人にお守りを贈ることはNGです。これは失礼な行為に該当します。
お守りは自分の身を守るために購入するのが無難ですね。自分の健康を祈願し、身につけることで病気への備えとなります。
身代わりのお守りはいつまで効果があるの?
身代わりお守りも含めて、お守りの効果は一般的に約1年と言われています。これには神様が清浄を好むからなど、諸説があるようです。
また、願いが叶うまでお守りを持ち続ける人も多いですが、実はあまりよくありません。それは、願いに執着していることになるからです。
持ち続けることによって効果が続くというわけではないので、1年を基準に古くなったお守りは感謝の気持ちを込めて神社やお寺に返納し、新しいお守りを手に入れることをおすすめします。気負いすぎず、心地よく新しいお守りを受け取ることで、新たな願い事に向かって前向きな気持ちを持つことができるでしょう。
お守りの処分方法
お守りを処分したい場合は、必ず神社やお寺に返納してください。そしてできれば、お守りを受けた神社やお寺に返納する方が良いでしょう。
お守りは返納された後、通常「お焚き上げ」で供養されます。これはお守りを感謝の気持ちを込めて天に還す行為であり、日本の伝統文化として1300年以上の歴史があります。
先に述べたように、お守りの効果は約1年で切れるとされていますので、そのタイミングで返納することがおすすめです。その際、新しいお守りを購入すれば、常にお守りを身につけていられます。
また、お焚き上げはお守り以外の物でも行うことができます。例えば、お仏壇や写真、人形、手紙などを気持ちのけじめをつけたいときにお焚き上げすることができます。亡くなったペットの遺品や元恋人との思い出の品をお焚き上げする人も多いそうです。
まとめ
自然災害や感染症など、近年頻発する出来事が私たちの生活を大きく変えていますね。
筆者は神様の存在を信じない立場でしたが、自分に降りかかる災いをできる限り減らしたいと考えていますね・・・
身代わりお守りを身につけることにしました!