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ヒメツルソバは植えてはいけない?毒性や育て方も解説!

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ヒメツルソバ、その特徴的な花の形に多くの人が魅了されますが、中には「植えないほうがいい」と忠告された経験がある方もいらっしゃるでしょう。

「ヒメツルソバを植えない方が良いのはなぜだろう?」と考える人もいるでしょう。もしかすると、ヒメツルソバには有毒な成分が含まれているのではないかという不安も抱く方もいることでしょう。確かに、その花をよく見ると、どこか毒々しい印象を受けることもありますよね。

そこで今回は、ヒメツルソバがどんな植物なのか、そしてなぜ植えない方が良いとされるのか、その理由について詳しく解説していきたいと思います。

ヒメツルソバとはどんな植物?

名前にもある通り、ヒメツルソバの花は『蕎麦』に似た独特の形状をしています。この花はもともとヒマラヤ地方から日本に導入されました。

ヒメツルソバは草丈が約5~50㎝ほどで、真冬以外は絶え間なく開花し続ける、非常に生命力に満ちた強健な植物と言えます。

なぜヒメツルソバを植えてはいけないのか?

ヒメツルソバが植えてはいけないと言われる理由は、その植物が有毒であるからではなく、むしろ生命力が強すぎることにあります。結論として、ヒメツルソバには毒性はないため、ご安心ください。

ヒメツルソバはもともとヒマラヤ地方から導入された外来種で、その強大な生命力から環境省・農林水産省が作成した注意すべき外来種リストに分類されています。特に水辺の河川周辺での繁殖が見られ、雑草化してしまうおそれがあります。私の住む地域でも、川の周りでヒメツルソバが自生している様子がよく見受けられます。

ヒメツルソバは地下茎を伸ばして横に広がる性質があり、地上部が枯れても地下茎が生きている限り成長を続けます。このため、管理が行き届かないと庭から飛び出し、広範囲で繁殖してしまう可能性があります。庭のグランドカバーとして利用する場合でも、十分な管理が必要です。

駆除は簡単ではなく、地下茎を完全に取り除かない限り再生する可能性が高いため、注意が必要です。庭での使用を検討する場合は、管理が行き届く範囲での利用を心がけ、広がりを抑えるようにしましょう。ヒメツルソバの特性を理解し、適切な対策を講じることが大切です。

ヒメツルソバを駆除する方法

ヒメツルソバを完全に駆除するのは容易ではないですが、以下はその方法です。

真冬に土の中の地下茎を掘り起こす:
駆除の最適な季節は真冬です。この期間には他の雑草も枯れることが多く、ヒメツルソバを見つけやすくなります。真冬に地下茎を掘り起こす作業は手間がかかりますが、効果的な方法です。

残る地下茎を除草剤で駆除:
真冬に一部の地下茎を掘り起こしても、切れ端が残ってしまう可能性があります。そのため、掘り起こした場所に除草剤を撒くことで残った地下茎も枯らし、確実に駆除できます。このステップにより、ヒメツルソバの約9割が枯れることが期待されます。

春に芽吹くヒメツルソバを駆除:
春になり温暖になると、もしヒメツルソバの根が生き残っていた場合、新しい芽を地上に出します。春になると最終的な確認として、新芽が出現していないかをチェックします。もし新芽を見つけた場合は、そこにある地下茎をしっかり回収して完全に駆除します。

これらのステップを順番に行うことで、ヒメツルソバの徹底的な駆除が可能です。

まとめ

今回の記事では、ヒメツルソバを植えてはいけない理由とその駆除方法について詳しく解説しました。

ヒメツルソバ自体は毒性はないものの、その強力な繁殖力から地植えでの育成はあまりおすすめできません。特に庭や地域の外に地下茎を伸ばしてしまう可能性が高いため、植える際には慎重に管理する必要があります。

もしもヒメツルソバを地植えでグランドカバーとして育てたい場合は、日々の管理を徹底し、地下茎の伸びを制御する工夫が欠かせません。

一方で、鉢栽培を選択すると、根域を制限することができ、可愛らしい姿で楽しむことができます。この記事を参考にして、ヒメツルソバの育成を楽しんでみてください。お庭や庭先のデザインに華を添える一環となることでしょう。

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