みかん風呂は通常、みかんの皮を干して使用すると言われていますが、果たしてみかんをそのまままるごと皮を干さずに入れても良いのでしょうか？
ゆず湯では、ゆずをまるごとお風呂に浮かべたり、半分に切って浮かべたりするのが一般的であり、温泉などで行われる橙のお風呂も、橙をそのまままるごと入れるか、半分に切って使用されることがあります。
では、みかんも皮を干さずにまるごとお風呂に入れても良いのでしょうか？その真偽を確かめてみましょう。
みかんの皮を干す際には、干し野菜バスケットを使用すると虫の侵入を防ぎ、風で飛ばされる心配もありません。また、マンションやアパートのベランダでも手軽に干すことができるので、便利な方法です。
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みかん風呂にはそのままみかんの皮を干さないでまるごと実を入れても大丈夫だけど
正直に言いますと、みかん風呂にはみかんの皮を干したものでなくても、そのまままるごとみかんを入れても問題ありません。
ただし、みかんの皮を干さずにお風呂に入れると、みかんに含まれる成分が肌に強い刺激を与え、ヒリヒリ感が生じることがあります。
私自身もそうで、子供のころから肌が弱かったり、かぶれやすかったり、乾燥肌や洗剤荒れがひどい人はみかん風呂で肌がヒリヒリすることがあります。
実際、みかんの生の皮から出てくるリモネンという酸っぱい成分がその原因で、意外にも刺激が強烈なのです。
お風呂で気持ちよく温まりたいと思って入ったら、思わず「なんだこれはー！」となり、急いでお風呂から出ざるを得ないこともあります。
そして出た後もヒリヒリ感が残り、シャワーで流しても改善しないこともあります（個人差があります）。
ですから、肌が弱い方は手間はかかりますが、みかんの皮を外に干して、リモネンやソラニンなどの成分の力を弱めたうえでお風呂に入ることをおすすめします。
また、家のお風呂でみかん風呂を楽しむ場合、湯舟が小さくてもつい3つや4つと入れてしまいがちですが、それではみかんの量が多すぎてヒリヒリする可能性があります。
大きな温泉でさえみかんは10個程度しか入っていないことを考えると、家のお風呂には1個くらいにしてみると、肌のヒリヒリ感も少なく、幸せなバスタイムを過ごせるかもしれません。
みかん風呂でお肌がヒリヒリしてしまったら
ヒリヒリ感を感じた場合は、迅速にお風呂から上がり、ますます症状を悪化させないようにシャワーで流してください。
それでもヒリヒリが引かない場合は、夏の日焼けなどに使用される桃の葉エキスや保湿クリームなどを塗り、お肌のほてりを和らげてみてください。
赤くかぶれたり湿疹が出た場合は、速やかに皮膚科を受診しましょう。
ヒリヒリがひどい場合は、アレルギー反応が出ている可能性もあるため、何時間もヒリヒリが収まらない場合は医療機関を受診してください。
私もヒリヒリするタイプですが、お風呂から上がって1時間以内にはヒリヒリが収まることが多いです。ただし、それ以上にかゆさが続く場合は慎重に検討してください。
みかんの皮やみかんをそのまま入れるとお風呂掃除が大変に
みかん風呂にみかんを入れるのは楽しいものの、ついみかんに触りたくなることがありますね。お肌がつるつるになるのではないかと、みかんを直接お肌に触れてみることや、暇つぶしにみかんをもんだり皮をむいたりすることも魅力的です。
しかし、入浴後にみかんのカスが湯船に浮いてしまい、掃除が大変になることもあります。特に子供と一緒に入ると、その後の清掃が地獄のような状態になることもあるでしょう。さらに、後でかゆいと訴えてくるおまけの地獄も待っていますね。
そこで、みかん風呂を楽しむ際には以下の点に留意してください。
1. まるごと入れたみかんは触らないようにする。
2. 皮だけを入れる場合は、ストッキングやガーゼなどにくるんでから入れる。
これらの注意事項を徹底することで、お風呂の汚れを最小限に抑え、後片付けが楽になります。お風呂が汚れたまま排水すると、栓が詰まる可能性もあるので、注意が必要です。
みかん風呂をより快適に楽しむために、清潔に保つことを心がけましょう。
みかんをお風呂で食べると美味しいって本当？
みかんは温まると酸味を感じにくく、そのかわりに甘さが一層際立つ特徴があります。この特性を活かして、みかんをお風呂に浮かべてその場で食べると、美味しいと感じる人もいます。
私もお風呂で1個食べてみましたが、やはりみかんはみかんですね。ただし、食べる過程で発生する皮をむいた後の白いやつのカスの処理や、白い部分をどこに置くか、またむいた後の皮の処分など、いくつかの後悔が次々と襲ってきました。特に、ごみ袋を一緒に持って入ればよかったなど、計画性の不足も感じました。
食べるという行為に至るまでのプロセスでいくつかの後悔が押し寄せ、お風呂で食べるのがなんとなく落ち着かないと感じました。裸でみかんという状態が恥ずかしい気持ちになったり。
普段からお風呂でリラックスしてテレビを見たり読書したりする習慣のある方は、上手に過ごせるかもしれません。みかんもお風呂での食べ方が美味しいかどうか、個人の好みによるところが大きいようです。お風呂で過ごすのが好きな方はぜひ挑戦してみてください。
みかんの皮を使った入浴剤の作り方
みかんの皮を使った入浴剤を作る方法を調べることが楽しみで、いくつかの方法が見つかりました。袋やガーゼを使うものが一般的で、100均で手に入るもので簡単にできます。具体的には、みかんの皮を干してそれを袋やガーゼに入れ、口を輪ゴムやひもで縛って使う方法が挙げられています。また、いらないストッキングに干したみかんの皮を入れて縛る方法もあります。
みかんの皮を干す方法も簡単で、みかんの皮をむいて干し網に平たく並べ、ベランダにつるしておくだけです。干し野菜バスケットを使用することで虫も寄せ付けず、風で飛ばれにくくなり、マンションやアパートのベランダでも手軽に干せるとのことです。3日から5日ほどでできあがります。途中で雨が降った場合は中に入れて保護することを忘れないようにしましょう。
記事では干し網の利用も紹介されており、1段の小さ目なものや3段の干し網が便利だと述べられています。これらを使用することで、大根やサツマイモ、玉ねぎなどの干し物を手軽に作ることができるそうです。
自家製の干し芋や干し大根などはおいしく、手軽にできることから、店で買うよりも手作りが魅力的だと感じているようです。ドライマンゴーにも挑戦したいと考えているようで、干し網があると様々な食材を保存でき、昔ながらでめんどくさそうでも実際には便利なものとして活用しているようです。
みかん風呂は赤ちゃんと入るのはやめておきましょう
最後に、みかん風呂についてですが、赤ちゃんと一緒に入るのは控えた方が良いでしょう。
大人でもお肌がピリピリすることがあるので、赤ちゃんにとっては少し刺激が強すぎる可能性がありますね。
赤ちゃんがある程度成長して、お風呂での安全な行動が理解できるようになるまで待つのが良いでしょう。例えば、幼稚園児くらいになると、みかんを分解したい欲求が強まり、お風呂が大変になる可能性があります。
男の子ならみかんを投げて遊びたくなることも考えられますし、様々な危険が伴います。掃除の手間や安全を考えると、お子さんが比較的落ち着いている小学校高学年くらいから、みかん風呂を楽しむのが適しているかもしれません。
もしも、お子さんがみかん風呂にどうしても入りたいという場合は、お子さんを先にお風呂に入れておいて、あとからゆっくりみかんを入れて入浴するという方法がおすすめです。みかん風呂はぬるめのお湯がちょうどいいと言われていますので、あとから入るくらいがちょうどいい湯加減なのではないでしょうか。結論として、赤ちゃんは慎重に検討し、お子さんが安全に楽しめる年齢になってからみかん風呂をお楽しみいただくのが良いでしょう。
みかん風呂は本当は皮を干して入れる方がいい
確かに、みかん風呂を楽しむ上で皮を干して入れる方がお肌には良さそうですね。
美肌になったり、つるつるの肌になったりと期待して入浴するのに、肌が痛くなるとがっかりですよね。
みかんの皮を干して、それをストッキングに入れて口を縛り、お風呂に入れる方法は、刺激を抑えつつもみかんの恩恵を享受する良い方法の一つかもしれません。
また、みかんを丸ごと使いたい場合は、家のお風呂なら1個か2個くらいにとどめておくほうが良いというアドバイスも重要です。みかんの量を適度にすることで刺激が強くなりすぎないように気をつけましょう。
この方法で、より快適で心地よいみかん風呂が楽しめることでしょう。お肌にやさしく、リラックスできるバスタイムをお過ごしくださいね。
