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大企業社員が勘違いビジネスマンに陥る5つの理由

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「偉そうなビジネスマン」になりかけている大企業社員の危険な兆候

この記事は、自身の立場や職場に対して適切なバランスを失いかねない大企業社員に向けています。

筆者は大企業での経験から、次のような傾向を見てきました。

・自分の大企業での地位を強調する若手社員
・大企業で働いていることを理由に高慢な態度をとる社員
・周囲を見下すような姿勢をとる大企業社員

この記事では、これらの行動がどのように勘違いにつながるかを探ります。

そして、「勘違い大企業社員」にならないためには、自らに問いかけるべきポイントも提供していきます。

大企業社員は「自分はすごい」と勘違いしやすい(実体験)

確かに、大手企業の社員は通常、高学歴者が多い傾向があります。

高学歴の人々は基本的に学業において優れており、学生時代からはテストの成績もトップ層に位置していることが多く、勉学において優越感を抱いて生きてきた経験があるでしょう。

こうした優越感をもとに、彼らは就職活動に臨むわけです。現代では、キャリアや収入の選択肢が豊富であり、一昔前のような「一つの企業に長く勤める」「安定志向で公務員や大企業に就職する」という固定観念は減少しています。

ただし、2022年現在でも大企業の内定獲得は非常に競争が激しい状況です。5,000人以上の企業の求人倍率は0.41倍で、10人が応募しても内定を獲得できるのは4人という状況です。企業の規模が大きくなるにつれて競争が激しくなることが明らかです。

リクルートの「ワークス大卒求人倍率調査(2022年卒)」によれば、お馴染みの大手食品メーカーである「明治」はなんと2,000倍を超える競争率とされています。

このような高い競争率を勝ち抜いて大企業に入社することができた場合、その時点で優越感を感じるのは当然のことかもしれません。

大企業社員が勘違いを起こす5つの理由

確かに、会社に入ってからも勘違いを助長してしまう要因はたくさんありますね。それぞれ見ていきましょう。

① 会社の肩書きが強いから
大企業の若手社員が勘違いに陥る理由の一つとして、「会社の肩書が強力すぎる」という点が挙げられます。取引先相手において、「(会社名)さんなので安心です」「(会社名)さんなので間違いないですね」といった信頼を会社が持っていることは、新入社員であっても利用できます。しかし、これが自分の実力ではなく、会社の信用を利用していることに気付かず、自己評価が過剰になってしまうのです。

また、大企業には多くの子会社や下請け企業があり、彼らは親会社の言うことに従うことが一般的です。そのため、大企業の社員であっても下請け企業から敬語を使われることがあるでしょう。これは当然のことながら、親会社との取引の性質からくるものですが、社員たちはこれを見て「自分は偉い」と感じがちです。

② 利益を生み出さなくても安定した給料が降ってくるから
大企業の平均年収が中小企業より高いことは事実です。特に大企業ではボーナスが多く支給され、安定した収入が得られます。これが20代のうちはあまり差を感じないかもしれませんが、30代以降で急激に収入が増える傾向があります。それにより、「自分はすごい」という錯覚を生んでしまうのです。

③ 仕事の規模が大きいから
大企業での仕事は大規模であるというイメージがありますが、実際には個人の裁量は限られることがほとんどです。これが不満を生み、自分が1兆円を動かしているなどと口にする社員もいるのです。

④ 世間からのチヤホヤされるから
周囲からの羨望の視線を受けることで、自己評価が過剰になることもあります。友人や親戚からの言葉に鵜呑みにし、「エリートだ」と勘違いしてしまうのです。

⑤ 同僚の生活水準が高いから
大企業では同僚も高収入であり、それに合わせた高い生活水準を持っていることが一般的です。これが「勝ち組だ」と勘違いを生む一因となりますね。

大企業社員が勘違いしないための5つの問いかけ

これらの問いかけは、大企業社員が自己評価を見直し、勘違いを防ぐために非常に有益ですね。一つずつ見ていきましょう。

① 肩書きが無かった時に社外からどう見られるのか?
自分の人脈や信頼関係、そして社会に貢献できる力は、肩書き以外にも重要です。肩書きのない状態での自己価値を見つめ直すことが大切ですね。

② 自分で仕事を見つけることができるか?
仕事を待つのではなく、自ら問題を見つけて解決する能力は、経営者としても重要なスキルです。自らの行動力や創造力を育てることが必要です。

③ 利益につながる仕事ができるか?
自分の仕事が企業の利益にどれだけ貢献しているかを意識することは大事です。自己の成果と会社の利益の関係を見極めることが必要ですね。

④ 直近1年間で身に付いたことは何か?
仕事の成果やプロセスだけでなく、自己成長や学びも大切です。自分が成長できたことを評価し、次に活かせるようにすることが重要です。

⑤ 転職市場で必要とされるか?
自分の市場価値を把握し、今後のキャリアプランを考えることは重要です。自己成長と市場の需要とのバランスを見つめ直すことが必要です。

これらの問いかけは、自己評価と自己成長のための道標となりますね。自分自身の本当の価値を知り、それを活かすための行動を取ることが大切です。

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