現代では、三人兄弟という家族構成は少なくなってきましたが、私たちの世代では、三人兄弟が最も一般的だったように思います。更に上の親世代では、五人兄弟や七人兄弟といった大家族が普通でした。
ちなみに、私も夫も三人兄弟の末っ子ですので、リアルな三兄弟の真ん中の性格についてお話できるかもしれません。私の印象としては、変わり者ではないと思いますし、むしろ社交的なタイプかなと感じます。変わり者かどうかは、親や先祖の遺伝なども影響するでしょうし、真ん中であるからといって必ずしも変わり者というわけではありません。
私が末っ子でありながら変わり者と言われているのも事実ですが(笑)、成功する確率が高いかどうかについては、社交的な印象があるため、結果的にそうなる可能性もありますね。社交的である理由として、上と下に挟まれたことで親からあまりかまってもらえなかったため、自分で考え行動することが多かったからかもしれません。
ほったらかしにされると、1人で遊ぶようになりますし、自分で決めることが多くなるため、知識や経験を積む機会も増えます。もちろん、人に頼らず自分で進んでいく姿勢は成功に繋がることも多いですが、無理にすべてを一人で抱え込むことも注意が必要ですね。
目次
真ん中っ子症候群とは?長子と末っ子に挟まれて育った特徴
「真ん中っこ症候群」と呼ばれる言葉が存在することを知り、その状態について調査してみました。
真ん中の子供は、生まれた順番によって常に寂しい思いをし、放っておかれて育つ中でつらい経験をすることがあるとされています。これは、長子が歓迎され、愛情を一身に受ける一方で、次に生まれる子供はその影響を受け、育児に慣れてしまった親や周りの期待が薄れてしまうというパターンが見られるためです。
長子は初めての子として大歓迎され、愛情を独占し、親や祖父母からの期待も高まります。しかし、次に生まれる子は既に上の子がいるため、周囲の期待が薄れ、育児に慣れた親は手抜きも増えるとされています。そして、末っ子が生まれると、母親の関心は末っ子に向かい、真ん中の子は愛情の取り合いで寂しさを感じることがあります。
真ん中っこの子供は、末っ子に親の関心が奪われることに対して嫉妬や寂しさを感じ、それが心理的な影響を与えることがあります。いじけるタイプでなくても、寂しさを感じたり、自分で遊ぶことを覚えることがあるとされています。一度経験した心の寂しさは、大人になっても引きずることがあるとされ、その影響がトラウマとして残る可能性もあります。
例として挙げられたエピソードでは、祖母の男尊女卑な態度が影響し、女性である著者が親から褒められることがなかった経験が述べられています。このような状況が、大人になっても褒められたいという欲求を抱えさせ、心の中に残る可能性があることが示唆されています。
三人兄弟の真ん中っ子の恋愛は?どういう相手だとうまくいく?
好きな人が三人兄弟の真ん中っ子である場合、気になるのはお互いの相性ですね。特に真ん中っ子には、恋愛において特有の特徴がいくつか見受けられます。
1. 友だちや同僚など身近な人を好きになりやすい:
真ん中っ子は、共通の経験を持つ人に引かれやすい傾向があります。また、コミュニケーション能力が高いため、友達として相手との距離を縮めることが得意です。
2. 自分の時間を大事にする:
上の子や末っ子とは異なり、自由に成長した真ん中っ子は、恋人ができても自分の時間を重視することがあります。仕事や趣味を大切にし、束縛を嫌うことが多いです。
3. 駆け引きが上手:
親の注意を引くために育った真ん中っ子は、恋愛においても駆け引きが得意です。返事をじらしたり、態度を変えることで相手の気を引こうとします。
4. 相性の良い相手の生まれ順:
真ん中っ子の恋愛において、相手の生まれ順によって相性が影響されることがあります。例えば、相手が長男・長女の場合は、積極性や頼りがいがあり、自由でマイペースな真ん中っ子との相性が良いとされます。最も相性が良いのは、相手も真ん中っ子の場合で、共通の境遇からくる理解が深まりやすいです。
末っ子の相手に対しては、頼られることが嬉しい真ん中っ子にとって、末っ子の甘え上手さが魅力的に映ります。逆に、一人っ子の相手とは、お互い一人の時間を大切にする点で気が合うことがありますが、お互いに向かう気持ちがない場合は冷める可能性もあります。
真ん中っ子のあるあるにはどんなものがある?
三人兄弟の真ん中っ子は、親や周囲の関心が少ない環境で育つことが一般的です。このような環境で育った真ん中っ子たちが共通して持つ「あるある」な特徴をご紹介します。
1. 空気を読むのが得意:
上の子と下の子との調和を保つため、空気を読み、適切な行動を心得ています。親や周りの動向を敏感に察知し、気を利かせることが上手です。ただし、時には自分の気持ちを押し殺すことがあるかもしれません。
2. 競争心が強い:
周囲の注目を集めるため、人よりも優れようとする競争心が強い傾向があります。成績や活動で他者を引き離そうとする欲求が顕著で、一番になることに喜びを感じます。
3. 要領がいい:
長子を見て、褒められる方法や怒られない方法、失敗しない方法を学びながら育つ真ん中っ子は、要領よく適応していくことができます。家庭や学校でスムーズに物事を進め、うまくやりくりすることができるのです。
4. 面倒見がよく、たくましい:
末っ子との関わりが多いため、面倒見がよく、しっかりとした性格が育ちます。また、親が末っ子に多くの時間を費やすため、自立心が芽生え、たくましくなることがあります。
これらの特徴は、真ん中っ子たちが同じ環境で育ってきた結果として見られます。あなたの家族でも、真ん中っ子がこれらの特徴を持っているのであれば、「あるある」と感じることができるでしょう。
真ん中っ子はスピリチュアル的にどんな存在?見えていない本当の姿!
真ん中っ子のスピリチュアル的な特徴についてご紹介します。スピリチュアルは、霊的な要素や目に見えない領域に焦点を当てる概念です。
1. 甘えたい欲求がある:
真ん中っ子は、上の子と下の子の間に挟まれることが多く、気を使って自分の気持ちを表現するのが難しい場合があります。親が忙しい中、我慢をして大人びた考え方をすることもありますが、心の奥底では甘えたいという欲求を抱えています。大人になると他人との関係で好かれたい気持ちが大きくなり、自分を抑えてしまうことや気を使いすぎてしまうことがあるかもしれません。
2. 精神的に自立している:
一方で、子供の頃から1人で遊ぶことに慣れている真ん中っ子は、実は自由に1人で好きなことをしてリラックスできています。この精神的な自立は、魅力的であり、結婚相手としておすすめされることもあります。末っ子が依存体質になりがちな中、真ん中っ子は独立心が強く、逆に頼りにされることで愛に飢える傾向があります。
これらの特徴は、真ん中っ子が育った環境や彼らが経験してきたことから生まれたものであり、スピリチュアルな面でも個性的な存在となっています。
三人兄弟の真ん中は変わり者?のまとめ
三人兄弟の真ん中が変わり者かどうかについての検証を通じて、変わり者というイメージがあまり良くないかもしれませんが、実はマイペースで自分を持っていることは素晴らしいことであり、独自の考えを持ち、自ら行動できることは生活の中で非常に重要な資質です。
変わり者と見られることがあるかもしれませんが、それは他者と異なる個性を持っているということであり、その点で魅力的であるとも言えます。他者に頼りっぱなしでなく、自分で物事を考え、行動できる姿勢は、周囲にとっても魅力的に映ります。
ただし、親に見捨てられていると感じたり、忘れ去られた存在だと思っている場合は、それが誤解である可能性が高いです。親は三人の子供たちを同じくらいにかわいがっており、大好きです。ただし、忙しさからくる余裕のなさや、かまってあげられないことがあるかもしれません。
もし自分が空気を読んで甘えないような態度をとっていたと感じているのであれば、今からでも遅くはありません。親に対して本心を打ち明け、感じていることを話すことで、誤解が解け、親子の絆が深まるでしょう。壁を作らずに素直に感情を表現することが、より良い関係を築く一歩となります。