以前、ルイボスティーがダイエットに良いとされ、私も一時期飲んでいましたが、最近では実はルイボスティーには注意が必要なようです。
どのような点が危険なのかを調査してみましたので、ご紹介いたします。また、副作用や正しい選び方についても触れていきますので、ルイボスティーを試してみたいけれども、安全性について心配している方にとって参考になれば幸いです。
ルイボスティーの副作用｜飲まないほうがいい人
総括すると、ルイボスティー自体には副作用がないと言えますが、副作用に似た症状が発生する可能性があることを覚えておくべきです。
全ての人に当てはまるものではなく、特に次の4つの条件に当てはまる方は慎重になるべきです。
胃が弱い人: ルイボスティーに含まれる食物繊維やマグネシウムが腸内環境を整え、便を柔らかくする効果があるが、これが強すぎると胃が弱い人には下痢の可能性があります。
アレルギーがある人: ルイボスティーの成分に対する未知のアレルギーがある可能性があります。初めての摂取の際は薄めから始め、様子を見ることが重要です。
サプリメントを過剰摂取している人: ルイボスティーに含まれる成分がサプリメントと重複する場合、過剰摂取になる可能性があるため注意が必要です。
便秘しやすい人: ルイボスティーのタンニンが便秘を引き起こす可能性があります。摂取量に注意し、様子を見ながら摂ることが推奨されます。
これらの条件に当てはまる方は、慎重に摂取するか、ルイボスティーを控えることを考慮してください。健康に影響を及ぼす前に、個々の体質や状態に合った飲み方を見つけることが大切です。
ルイボスティーの水銀問題とは？安全な茶葉はどう選ぶ？
ルイボスティーにおける危険性の一因として「水銀」という言葉が関連していることがあります。これについて調査してみると、ルイボスティーの原産地である南アフリカのセダルバークには水銀が含まれていることが原因の一つであることがわかりました。
ルイボスティーの茶葉が育つために必要な土壌は、南アフリカのセダルバーク地域にしか存在しないとされています。しかし、この土壌には水銀が含まれているため、その土地で生産されたものを大量に摂取すると体内に水銀が蓄積する可能性があると言われています。現地の住民がその土地で育てた野菜を摂り続けた結果、髪の毛から水銀が検出されたという報告もあります。
ただし、多くのルイボスティーは国際基準の検査をクリアしており、水銀の含有量が健康に悪影響を及ぼすほどの量ではないとされています。つまり、ルイボスティーを飲むことで水銀が体内に蓄積する危険性は極めて低いと言えます。
ただし、安全基準を満たしていない製品については、水銀量が高くなる可能性があるため注意が必要です。
安全な茶葉を選ぶためには、まず栽培方法が重要です。茶葉には「オーガニック認定」「エコサート認定」「有機JASマーク」のいずれかがついているものを選ぶことが推奨されます。オーガニック認定は無農薬で品質管理が行われていることを示し、エコサート認定は国際基準の厳しい安全性検査が行われていることを示しています。また、有機JASマークがついているものは製造工程全体での品質管理が徹底されていることを示しています。
ルイボスティーにはグレードも!安全な茶葉を選びましょう
ルイボスティーには様々な種類が存在し、中には原産地が南アフリカのセダルバークでないものもあります。ただし、初めて飲むなら、原産地をきちんと確認し、茶葉のグレードにも注意を払うことが重要です。南アフリカを原産地とした茶葉を選ぶことをおすすめします。
茶葉には主に3つのグレードがあります。「チョイス」は茎の部分が多く、色や味が濃いです。「スーペリア」は茎と葉のバランスが良く、そして「クラシック」は葉の部分が選別されています。できれば「スーペリア」か「クラシック」を選ぶことが望ましいでしょう。
更に高品質な茶葉には「スーパーグレード」があります。これは最高品質で、茶葉の中でごくわずかしか収穫できない部分を使用しています。色も濃く、上品なものですが、希少性から流通が限られており、価格も高めです。
通常の飲用ならば、「スーペリア」や「クラシック」の茶葉が手軽に楽しめるでしょう。ルイボスティーは健康や美容に効果があるとされ、継続的な摂取によってその効果が実感されることが期待されます。薬ではないため即効性はありませんが、良質な茶葉を選んで長く楽しむことで理想的な効果を得られるでしょう。あなたの描く理想が叶いますようにと願っています。
