子供に人気のココア。
寒い季節はもちろんのこと、幼稚園・保育園でも子供達が喜んで飲んでいるイメージですよね。
子供達には人気ですが、とても甘い飲み物なので飲み過ぎないように注意されている方も多いと思います。
今回はそんなココアを何歳から飲むことができるのか、赤ちゃんや子供はココアを飲んでも大丈夫なのかについてまとめていきます。
ココアはいつから(何才から)飲める?
実はココアには大きく分けて2種類が存在します。
一つ目はピュアココアといって、カカオ豆から脂肪の一部を取り除き粉末状にしたものです。
二つ目はミルクココアといって、ピュアココアにミルクや砂糖を加えたものです。
赤ちゃんが飲むなら甘いミルクココアが飲みやすいように思いますが、実は赤ちゃんが飲めるのはピュアココアなんです。
そもそも、月齢の赤ちゃんにはココアは刺激が強いので飲ませることは出来ません。
赤ちゃんがココアを飲めるようになるのは、9ヶ月を過ぎてフォローアップミルクを飲めるようになってからです。
飲ませる際には、ピュアココアを耳かき1杯分ミルクに風味づけに混ぜるようにします。
ミルクココアには甘味があるので飲ませないようにしましょう。
これは森永ココアの公式サイトで記載されていますので、正しい量なら安心して赤ちゃんに飲ませてあげることが出来ますね。
ココアは子供が飲んでも大丈夫?
幼稚園や保育園でもココアを飲むこともありますから、子供がココアを飲んでももちろん大丈夫です。
ただし、量には注意が必要です。
ピュアココアはココアパウダー100%なのに対して、子供が好んで飲むミルクココアにはココアパウダーより砂糖の方が多く含まれています。
砂糖は肥満や虫歯の原因になりますので、コップ1杯等きちんと飲んでもいい量を決めて、飲んだ後には口をゆすいだり歯磨きをするようにしましょう。
赤ちゃんや子供にココアを飲ませる際の注意点
ココアには身体に良い栄養素が含まれていますが、一方で摂取しすぎると悪影響のある成分も含まれています。
中でもココアに含まれているカフェインは過剰摂取すると目眩、不安、興奮、不眠症、震え、下痢等の健康被害を引き起こす可能性があります。
しかも子供は大人よりカフェインの感受性が強いので注意が必要です。
カフェインを摂取すると興奮して眠れなくなるのはこれが影響しているんですね。
また、赤ちゃんに毎日ココアを飲ませつづけるとカフェインが影響して脳の成長に影響するとも言われています。
飲ませる頻度や量には気をつけるようにしましょう。
また、ココアには食物繊維が含まれています。
食物繊維には便秘を解消するメリットもありますが、一方で便が緩くなってしまうデメリットもあります。
便が緩くなっているようなら摂取しないようにした方がいいです。
ココアの原料はカカオなので、稀にチョコレートアレルギーが発症することもあります。
皮膚に発疹や痒み、目の充血等の症状が現れた場合はチョコレートアレルギーの可能性もありますのでよく観察しましょう。
ココアはいつから〜まとめ〜
今回はココアは何歳から飲めるのか、赤ちゃんや子供が飲んでも問題ないのかについてまとめました。
ココアにはポリフェノール、食物繊維、カリウム、鉄分等沢山の栄養素が含まれています。
骨が丈夫になったり、血を作ったり、便秘を解消してくれたりと、体に良い栄養を摂取出来ます。
摂取する量に気をつけて、ココアを飲ませるようにしましょう。