いつの間にか、髪が絡まり、手ぐしを通すことが難しくなることってありますよね？
私も同じで、特に風の強い日には髪が絡まりっぱなしで、本当に酷い状態になります。
なぜ髪の毛はこんなに絡まるのでしょうか・・・
そこで今回は、髪が絡まる原因やほどく方法、そして絡みを防ぐ対策についてまとめてみました。
髪の毛が絡まる原因とは？
髪の毛が絡まる原因は、大きく分けて3つ考えられます。
◆ 髪質
髪の毛の細さや濃さ、くせ毛の程度など、髪質には個人差がありますね。
特に「細い」「柔らかい」「強いくせ毛」の髪質は、髪が絡まりやすいとされています。
◆ 髪の傷み
髪の毛は三層構造になっており、最も外側に位置するのがキューティクルです。
キューティクルは外部の刺激から髪を保護し、髪内部の栄養や水分を逃がさない重要な役割を果たしています。
しかし、キューティクルが傷んでしまうと、髪が乾燥しやすく絡まりやすくなります。
◆ 髪の毛の摩擦
髪に摩擦が加わると、絡みやすくなります。
例えば、髪を乾かす際に力強くタオルでこすったり、寝ている間に寝返りを打つことで髪に摩擦がかかり、絡まりが生じることがあります。
髪の絡まりをほどく方法
髪の毛が絡んでいると、無理にほどこうとすると傷めやすくなり、切れ毛や抜け毛の原因になります。
そのため、できるだけダメージを最小限に抑えながら、髪の毛の絡みをほどく方法が重要です。
◆ 髪の毛の滑りをよくする
髪の毛が滑りやすくなるように、絡んだ部分にヘアオイルやヘアクリームを塗り、その後にブラッシングしましょう。
滑りを良くすることで、髪の毛同士の摩擦を減らし、絡みをほどくことができます。
髪を洗う際は、最初にコンディショナーを使って髪の滑りを向上させ、絡みを解消させましょう。絡みが解消したら通常通りシャンプーを行います。
◆ 髪の絡みを解消するブラシを使用する
絡んだ髪をほぐしてくれる特殊なブラシもあります。
これらのブラシは髪の滑りを良くする設計が施されており、ブラッシングだけで軽い絡みをスムーズにほどいてくれます。
◆ 髪の毛を切る
絡みがひどくて解消できない場合は、その部分だけを思い切って切ることも一つの方法です。
強引に絡みを解こうとすると髪が傷むだけですが、絡んだ部分を切ることで、髪の傷みを最小限に抑えることができます。
髪の毛の絡まり対策
・髪を力強く洗ってしまう
・タオルで髪を強くこすって拭いてしまう
・髪を完全に乾かさずに寝てしまう
もし、このような習慣が日常的にある場合は、髪の絡まりを防ぐために普段のヘアケア方法を見直してみましょう。
髪は濡れているときにキューティクル（髪の表面を覆っている鱗片状の部分）が最も剥がれやすく、傷みやすい状態になります。
髪を力強く洗ったり、濡れた髪をタオルで強くこすって拭くと、摩擦によってキューティクルが傷ついてしまいます。
そのため、髪をできるだけ優しく洗い、吸水性の高いタオルで軽く押さえるように拭くようにしましょう。
吸水性の高いタオルは、髪に軽く押し当てるだけで水分を吸収してくれるため、髪に摩擦が少なくなります。
また、髪を完全に乾かさないと、寝ている間の摩擦が原因で髪が切れたり枝毛になってしまうので、しっかりと乾かしましょう。
髪を乾かすのが手間だと感じる場合は、速乾タイプのドライヤーがおすすめです。
ただし、ドライヤーの熱風を過剰に当てるとキューティクルが傷む原因になるため、髪全体の80%程度を目安に乾かすようにしましょう。
髪の80%程度乾かしたら、最後に冷風を当てると良いです。
ドライヤーの冷風を最後に使用すると、髪のキューティクルが整い、つや感がアップします。
また、使っているシャンプーも見直してみてください。
洗浄力の強いシャンプーは、髪のキューティクルを傷つけてしまうため、髪に優しいアミノ酸系のシャンプーに変えることをおすすめします。
おわりに
髪の絡まりを防ぐためには、普段のヘアケア方法を見直すことが重要です。
髪に摩擦が少なくなるように、日常生活で注意しましょう。
