今年も猛暑がやってきましたね。
暑い季節になると、エアコンなしでは夏バテどころか、体がまるで溶けそうです。しかし、気になるのはエアコンの使用に伴う電気代ですね。
夏の朝、エアコンをいつからつけると電気代を節約できるのでしょうか?
気温の上昇を最小限に抑えつつ、電気代も抑制するためのヒントについて考えてみましょう。
エアコンは何時からつけるのが効率的?
結論から言うと、おすすめのエアコン利用時間は朝6時から7時頃までです。
炎暑な夏の朝、室温は急速に上昇していきます。
効率的な節電を実現するためには、室温の上昇を最小限に抑えることが不可欠です。
朝の涼しいうちからエアコンを運転させることで、室温の上昇を最小限にとどめることができるのです。
先月、福井県では暖かく湿った空気の影響で真夏日が観測され、午前8時前には気温が30度に達し真夏日となったとのことです。
気温が最も低いのは午前3時から5時の間です。
住んでいる地域によりますが、この時間はエアコンを運転せず、扇風機だけで寝ている人もいるかもしれません。
従って、朝6~7時頃にエアコンを運転させておくことで、外の気温が上昇する前に室温を低く保つことができるでしょう。
エアコンの設定温度は何度が良い?
エアコンの設定温度を室温よりも低く設定するのが重要なポイントです。
朝の時間帯にエアコンを稼働させておくことで、室温の上昇を抑えることが可能です。
ただし、設定温度を極端に低く設定すると電気代が高騰する可能性があるため、慎重に調整する必要があります。
私たちの家では、エアコンの設定温度を27度にしています。28度だとやや暑く感じ、一方で27度では足元が少し冷える感じがするので、快適な室温を得るのはなかなか難しいですね。
ただし、部屋の広さや断熱性、外気温や湿度、家族の人数などが異なるため、一概には言えません。冷房運転時の目安として、28度前後で試してみることをお勧めします。
エアコンは自動運転モードで
エアコンには風力を手動で調節するモードと、自動運転モードなどがあります。
自動運転モードを有効に活用することで、室温の変動に応じて適切な運転を自動的に行ってくれます。
意外かもしれませんが、こまめに運転モードを切り替えるよりも、エアコンを自動運転モードに設定しておく方が電気代を節約できるのです。
特に長時間不在の際には、エアコンの設定温度をやや高めに調整したり、タイマー機能を使用して自動的に運転を停止させることで、無駄な電力消費を避けることができます。手軽に節電を実現するために、エアコンの自動運転モードやタイマー機能を活かしましょう。
エアコンの節電には併用がおすすめ!
エアコンを運転する際、単独でなく扇風機やサーキュレーターと併用すると効果的です。
扇風機はエアコンに比べて消費電力が少なく、涼しい風を部屋全体に広げるのに効果的です。
サーキュレーターは空気の循環を促進し、部屋の熱や湿気を均一化させ、冷房の効率を向上させます。
エアコンの設定温度をわずかに高めに調整し、同時に扇風機やサーキュレーターで風を循環させることで、快適な環境を保ちつつ節電できます。
扇風機やサーキュレーターの配置については、エアコンの真下に配置して冷気を遠くに送りたい場合や、エアコンと対角線上の角に配置して暖かい空気と冷たい空気を混ぜる方針もあります。
どの配置が一番効果的に部屋を冷やせるかは、ご自宅で試してみてくださいね。
まとめ
夏の熱中症対策にはエアコンが不可欠ですが、同時に電気代の心配もあります。
特にお子さんや高齢者がいるご家庭では、適切な温度管理が難しく、暑すぎても寒すぎても問題ですよね。
自身の環境に合わせてエアコンの設定温度や運転時間を調整し、節電にも心掛けつつ、快適な環境を整えることが重要です。
この夏を快適に過ごすために、上記のポイントを参考にしてみてくださいね。適切なエアコンの利用は、快適な室内環境を保ちながらも電気代を抑える助けになります。