今回は、アボカドが食べごろになるまでの対処法についてお話しいたします^^
スーパーで手に入れたアボカドを切ってみると、思いのほか硬かった…。これ、よくある光景ですよね。
新しく買ってきたアボカドが硬いのは、単純に「まだ十分に熟れていない」からです。
つまり、食べごろを逃してしまったというわけ。しかし、そのまま放っておいて熟成させれば、柔らかくて美味しいアボカドに変身してくれることでしょう♪
もしすでに切ってしまってから気づいた場合は、加熱することで食感を柔らかくすることができます!
ちなみに、硬いからといって健康に悪いわけではありません。しっとり感が少なく、味が薄くて青臭いことがあるかもしれませんが、そんなに深刻なことではありません。
どちらにせよ、まずさだけが問題ではないので、気にならなければそのまま召し上がっていただいて構いませんよ♪
この記事では、アボカドが硬いままの場合にできることをご紹介しつつ…
・アボカドをまるごと熟成させる方法
・硬いアボカドを美味しく味わうアイデア
などもまとめているので、どうぞ最後までお楽しみくださいね(*・∀-)☆
アボカドが固いままでまずい!そんな時の対処法を紹介!
先に触れましたが、アボカドが硬い主な理由は、「未熟」であることがほとんどです。各アボカドの個体差や購入後の保存状態によっても、熟成具合にはばらつきがあります。そのため、食べる前にそのアボカドの状態を確認してから食べることが重要です。
ただし、カットして食べてから硬さに気づいてしまった場合は、そう簡単にはいきません。ですので、まずはカットした状態の対処法からお伝えし、その後、まるままのアボカドを柔らかくする方法についてもご紹介していきます。
【アボカドをカットした場合の対処法】
電子レンジで加熱する
急いで硬いアボカドを食べたい場合は、「電子レンジ」を使った加熱が最も手っ取り早い方法です。カットしたアボカドの断面を下にして耐熱皿に置き、種が残っていれば取り除きます。その状態でふわっとラップをかけ、電子レンジ(600Wを想定)で30秒ほど加熱します。硬さを確認し、まだ硬ければ10秒単位で調整していきます。細かくカットした場合は、同様に10秒単位で加熱していくことがおすすめです。
注意点としては、電子レンジでの加熱は追熟ではないため、完熟のアボカドの風味は期待できません。ただし、火が入って柔らかくなるだけなので、味が気になる場合は加熱後につぶして調味料と混ぜ、アボカドソースとして楽しむこともできます。
加熱調理してアレンジする
電子レンジ以外にも、アボカドは加熱調理によって柔らかくなります。例えば、フライパンでソテーにしたり、衣をつけて唐揚げにすることもできます。固いアボカドを使った料理のアレンジは無限にありますので、気になるものがあれば試してみてください。
【アボカドをまるまま追熟させる方法】
温度の高い場所に放置する
急いで食べなくてもよい場合は、室温が15~20°C程度で風通しの良い場所に数日間置いておくと、アボカドは勝手に追熟が進みます。冷蔵庫に入れると追熟が進まないので、未熟なアボカドは「常温保存」が良いでしょう。ただし、温度が25°Cを超えると逆に追熟が進みすぎ、ドロドロになる可能性があるので注意が必要です。
エチレンガスを利用する
「エチレンガス」はりんごやバナナから出る追熟を促進するガスで、アボカドも自ら放出します。アボカドをエチレンガスが発生する環境に置くと、通常よりも早い追熟が期待できます。りんごやバナナと一緒にビニール袋に入れて数日間放置してみると、翌日には食べごろに近づくこともあります。ただし、追熟させすぎないように注意が必要で、アボカドの色や弾力を定期的にチェックして食べ頃を見逃さないようにしましょう。
アボカドは固いままでも食べれる!おすすめの食べ方5選!
この見出しでは、アボカドを追熟させずにそのまま固い状態で調理して楽しむためのレシピアイデアをご紹介していますね。既にお伝えした通り、アボカドは硬いままでも加熱して柔らかくなり、上手に味付けすれば美味しく食べることができます♪
手作りアボカドチップス
最初にご紹介するのは、電子レンジだけで作れる「アボカドチップス」。固いアボカドを薄くスライスし、耐熱皿に並べて電子レンジで加熱し、水分を飛ばせば完成です。硬い状態でもピーラーを使えば綺麗なスライスが作れ、ノンオイルでヘルシーな仕上がりです。塩をかけていただくと美味しいですね!
アボカドエッグトースト
次は「アボカドエッグトースト」。食パンにアボカド、ベーコン、卵をのせて焼き上げるシンプルながら美味しい一品です。アボカドトーストには様々なバリエーションがあり、アボカドをつぶしてタルタルソース風にアレンジしたり、ポーチドエッグを添えるなど、自由にアレンジできます。食パンを変えるとカフェっぽくなりますよ♪
アボカドキューブの唐揚げ
3つ目は手間がかかる「アボカド唐揚げ」。小さくカットしたアボカドを片栗粉で揚げ、衣のサクサクとアボカドのトロッとした食感が絶妙な一品です。夕食の一品やおやつ、晩酌のおともにもおすすめです。食べごたえ抜群ですね!
アボカドのとろとろクリームパスタ
美味しそうな「アボカドのクリームパスタ」もご紹介。アボカドと生クリームの濃厚な味わいが素材を包み込み、口の中に幸せが広がります。ツイートはツナと玉ねぎを使用していますが、ベーコンを使っても良いですし、卵を使わないので失敗が少ないのもポイントです。
エビとアボカドのアヒージョ
最後に、スキレットがあれば挑戦してほしい「エビとアボカドのアヒージョ」。エビとアボカドの相性は抜群で、オリーブオイルで軽く味付けするだけでオシャレなアヒージョが完成します。エビに加えてミニトマトを加えると彩りも良くなりますが、オリーブオイルがはねるので注意が必要です。
これらのレシピは、アボカドが固い状態でも美味しく楽しめるものばかりです。どれも簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
アボカドが固いままでまずい場合の対処法についてお伝えしました!ほとんどの場合、アボカドが固いのはまだ熟していないことが原因です。そのため、しばらく放置して追熟を進めれば、美味しく食べることができます。追熟スピードを速めたい場合は、りんごやバナナと一緒にビニール袋に入れておくと効果的です!
もしすでにカットして食べてから固くてまずいと気づいた場合は、電子レンジで軽く加熱するか、加熱調理して食べることをおすすめします。熟したアボカドの味には及びませんが、食感は柔らかくなるので、適切な味付けで抜群に美味しいアボカド料理に変身しますよ♪
様々な工夫をして、未熟で固いアボカドを美味しく楽しんでくださいヽ(*´∀`)ノ