冷蔵庫のなかにコバエが発生してしまった経験、誰でも一度はありますよね。
・なぜ、冷蔵庫の中に？
・しかも、結構な数のコバエが…
・どうにかならないの？
こんなお悩み、誰しもが抱えることです。
家の中でめんつゆトラップやコバエ専用の捕虫器を使って対策をしているつもりでも、冷蔵庫の中は見逃しがちです。
先日、用事があって一週間ほど家を留守にしていたのですが、帰ってきたら冷蔵庫の中には大量のコバエが！「一週間家を空ける」ということもあり、冷蔵庫の中はほとんど空っぽ（飲み物だけ）にしておいたのですが、なんともやりきれない状態に。
そんな経験を踏まえて、今回は冷蔵庫の中のコバエ対策についてご紹介します。
冷蔵庫の中のコバエ対策
冷蔵庫内で発生したコバエに対処する方法についてお伝えします。
なぜ冷蔵庫の中にコバエが発生するのか、その原因を考えてみましょう。
冷蔵庫は中の冷気を逃がさないため密閉されていますが、コバエが侵入する原因はいくつか挙げられます。
まず、「食べ物と一緒に入ってくる」ことが考えられます。野菜やお肉など、スーパーで購入した食品がコバエを運んでくることがあります。特に葉物野菜は出荷前の洗浄で表面以外の部分にコバエが混入している可能性が高いです。また、手作りのプレゼントとしてもらった新鮮な食材も、しっかり洗われていないことがありますので注意が必要です。
コバエの生態にも注意が必要です。コバエは卵から成虫までわずか10日間で発育し、羽化後3～4日で産卵し、一度に100個以上の卵を産むことができます。非常に繁殖力が高いため、早めの対策が必要です。
次に、「冷蔵庫を開けた時に入ってしまう」ことも防ぎにくい原因です。コバエは非常に小さく、室内に簡単に侵入できます。食べ物の臭いが好きで、台所に引き寄せられて繁殖します。
しかし、これらの問題に対しても対策があります。
1. 台所周りを常に清潔に保つこと
2. ゴミはしっかりと結び、すぐに処分すること
3. 大量発生する前にコバエを捕獲すること
台所を清潔に保つことは、コバエが食べ物の臭いやカスを好む性質を考慮した対策です。食事や産卵を防ぐために、常に清潔を心がけましょう。また、調理で発生したゴミは臭いを抑え、すぐに処分することでコバエの大量発生を防げます。換気扇の隙間などから侵入したコバエに対しても、積極的に捕獲することが重要です。
これらの対策を実践することで、冷蔵庫の中でのコバエ発生を効果的に防ぐことができます。
冷蔵庫の中にコバエが発生してしまったら
コバエ対策をしっかり行っていても、周囲に山や川、畑などの自然が存在すると、小さな隙間からコバエが室内に入り込んでしまうことが避けられません。
特に冷蔵庫内でのコバエの発生は、たまたま入り込んだものが冷蔵庫内で爆発的に繁殖する可能性も考えられます。
先ほども述べたように、コバエは卵から成虫までの期間が約10日で、羽化してからわずか3～4日で産卵を始めます。したがって、特定の条件が揃えば短期間で大量発生することもあります。
もし冷蔵庫内で毎日5匹以上のコバエが発生するようであれば、それは冷蔵庫内での繁殖が懸念されます。このような場合は、まず冷蔵庫の中を徹底的に掃除する必要があります。
冷蔵庫内の掃除手順については、以前の記事で詳しく紹介していますが、簡単にまとめると以下の通りです。
1. 冷蔵庫の中の食材を全て取り出す
2. 食器用洗剤を使用して徹底的に洗浄
3. 仕上げにアルコールスプレーで除菌
必要であれば、ハイターや同様の洗浄剤を使ってコバエの卵を徹底的に除去します。残念ながら、コバエの卵は見えにくく目視できないことが多いため、注意が必要です。
また、冷蔵庫にしまっていた野菜などの食材にもコバエの卵が付着している可能性があります。これらの食材に関しては、ビニール袋などでしっかり密閉し、冷蔵庫に保管することで、コバエが発生してもその中だけに留める対策を検討してみましょう。
まとめ
記事の要点をまとめますと、
コバエが冷蔵庫の中に発生する原因は、食べ物と一緒に入ってくることや冷蔵庫を開けた際に入り込むことが挙げられます。そのため、食品を冷蔵庫に入れる前には丁寧に水洗いし、冷蔵庫の周りでコバエが発生しないように気を付けることが重要です。
コバエが冷蔵庫に発生した場合は、冷蔵庫内を徹底的に洗浄し、卵を排除することが必要です。また、再び葉物などを冷蔵庫にしまう際には、密閉できる袋などを使用してコバエが発生しないように予防することができます。
虫よけ剤に関しては、冷蔵庫の中の小バエ取り剤についての情報は見当たらなかったようです。
特に、冷蔵庫周りを清潔に保ち、日常的にコバエが発生しないように気をつけることが大切です。台所周りをしっかり清潔に保つことで、「うっかり冷蔵庫の中に入ってしまう」事態を防げますので、注意が必要です。
