新幹線の席でヘアアイロンを使うことはできるのでしょうか?
はっきり言ってしまえば、可能です!
ただし、座席での使用は周囲への配慮が必要です。
他の乗客に迷惑をかけないよう、座席での利用は避け、新幹線のパウダールーム(化粧室)で洗面台のコンセントを利用しましょう。
新幹線の座席で使用できるヘアアイロンのワット数は、ほとんどのモデルに対応しており、問題ありません。
ただし、周りの人々にとっては、座席での使用はあまり好ましくありません。
多くの人がこれをマナー違反と受け止めるでしょう。
さらに、高温になるヘアアイロンを人がいる場所で使用するのは非常に危険です。
この記事では、新幹線でヘアアイロンを使う際にマナーを守りつつ、安全に利用する方法についてご紹介します。
目次
新幹線でヘアアイロンは一応使える!でもマナー違反はダメ!?
現在、新幹線の車両では各席にコンセントが完備され、スマートフォンの充電などに利用することは全く問題ありません。
ワット数も200Wであり、この範囲内であればさまざまな電化製品を利用することが可能です。
ただし、利用できるものと言っても、何にでも使用することは慎重が必要です。
新幹線は多くの人が利用する公共の交通機関です。
自分だけでなく、他の利用者も快適に過ごせるように心がけましょう。
ルールを守ることはもちろんですが、マナーも大切にしましょう。
新幹線のコンセントは、古い車両の場合には全席に完備されていないこともあるため、周囲への気遣いも忘れずに確認することが重要です。
ヘアアイロンは新幹線のパウダールーム(化粧室)の洗面台で
新幹線でヘアアイロンを使用する最適な場所として、パウダールーム(化粧室)があります。これにはいくつかの理由があります。
まず第一に、必要な電源が利用できます。一般の座席では電源利用が制限されることがあり、ヘアアイロンのような電化製品には電源が不可欠です。しかし、パウダールームにはこれらの器具に必要な電源が提供されています。
その上、パウダールームは座席に比べて広く、使いやすいスペースが確保されています。通常の座席では狭く、ヘアスタイリングが難しいことがありますが、パウダールームでは快適に作業できます。
さらに、プライバシーが確保され、他の乗客の視線を気にすることなく作業が可能です。これにより、ヘアアイロンのコードを周囲に気を使わずに広げることができ、座席を熱で傷つける心配もありません。また、他の乗客に迷惑をかける心配も軽減されます。
パウダールームには大きくて明るい鏡も備えられており、ヘアスタイルを整えるのが簡単です。ただし、デメリットとしてパウダールームの利用者が多い場合は、待ち時間が生じることがありますので注意が必要です。
新幹線のコンセントは勝手に使っていいの?
先ほど、200Wまでの使用であればさまざまな電化製品が利用できるとご紹介しましたが、隣の席でヘアドライアーを使用された場合、どう感じるでしょうか?
電気ジェーバーでも構いませんが、静かな車内で音が出るものを使用すれば、周りに迷惑がかかることが理解できるでしょう。
ヘアアイロンの場合は音はないものの、髪の毛が余分に落ちたり、微かな焦げ臭が広がります。
毎日使っていると、その臭いに慣れてしまい忘れがちですが、未経験者にとっては不快な匂いとなります。
このような理由からも、周りの人が嫌がる可能性があるヘアアイロンの使用は、マナー違反と言えるでしょう。
それに加えて、高温になるヘアアイロンを動いている新幹線の座席で使用することは、使用者だけでなく周囲の人にとっても非常に危険です。
毎日使っているとコツが身につき、安全に使用できると思いがちですが、ヘアアイロンは種類によっては非常に高温になるものもあります。
例えば、
「200度近くの温度設定が可能なものもある」
といったものも存在します。
新幹線は比較的ながらも非常ブレーキがかかることがあり、カーブや揺れ、駅に接近する際には減速も行います。
その時に他の人が通り過ぎる際、よろめいたりすることも考えられます。
子供の場合は、あなたの手元が子供の顔の高さになる可能性があり、火傷の危険性が高まります。
火傷を負わせてしまう前に、新幹線の座席でヘアアイロンを使用することは絶対に避けましょう!
新幹線でヘアアイロンは席以外の洗面台で使うべき!
新幹線の中でヘアアイロンを使用したい場面もあるかもしれませんね。
そうした場合は、新幹線の洗面台にもコンセントが用意されているため、そちらに移動してから利用することがおすすめです。
洗面台のコンセントは座席のものよりも大きなワット数に対応していることが多いです。
また、車両と車両の間に位置するため、音や匂いも気にせずに利用できます。
この場所ではヘアアイロンはもちろん、電気カミソリやヘアドライアーまで利用可能ですね。
鏡も完備されており、使用しながらスタイリングできるため、非常に便利です。
ただし、停車駅が近づくと多くの乗客がトイレや洗面台を利用するため、混雑することがあります。
そのため、他の利用者との配慮を忘れず、長時間の利用は避けたり、停車駅と駅の間を利用するなど、柔軟な利用を心がけると良いでしょう。
新幹線でのヘアアイロン使用のまとめ
新幹線でのヘアアイロンの使用は可能ですが、一般的にはマナー違反とされています。
他の乗客に迷惑をかける可能性があるため、代わりにパウダールーム(化粧室)の洗面台での使用が推奨されています。
洗面台では電源が利用でき、広いスペースとプライバシーが確保され、他の乗客への迷惑も軽減されます。
新幹線の座席では200Wまでの電気製品が使用できますが、ヘアアイロンの使用は騒音や匂い、安全性の問題から避けるべきです。
特に、高温のヘアアイロンを他の人がいる場所で使用するのは危険です。
そのため、ヘアアイロンは座席以外の場所での使用が望ましいです。