煮物にぴったりな里芋ですが、包丁でカットすると赤い斑点や赤い筋、線が出来ていることがありますよね。
もしかして外からは分からなかったけど中の方だけカビがはえた?と不安に思った方もいると思います。
今回は里芋に赤い斑点や赤い筋や線があっても食べることが出来るのか、食べない方がいいのかについてまとめていきます。
里芋に赤い斑点や赤い筋や線はカビ?原因や理由
里芋の赤い斑点や赤い筋や線ができるのは、ポリフェノールの酸化が原因です。
里芋にはポリフェノールの一種であるアントシアニンという成分が含まれています。
里芋を収穫してから長い時間が経ってしまったり、里芋自体のアクが強いとアントシアニンが酸化して赤く変色するんです。
里芋が赤くて固いけど食べれる?
結論から言うと、里芋は赤くなっていてもポリフェノールが原因ですので食べても問題はありません。
ですが、赤く変色しているということは時間が経って鮮度が落ちている証拠ですので、美味しくはありません。
里芋は加熱すると柔らかくなるイメージですが、赤く変色した里芋は鮮度が落ち固くなります。
固くなってしまった里芋は加熱しても柔らかくなりませんが、食感を気にしないのであればもちろん食べても問題はありません。
食べない方がいい里芋は加熱する前から柔らかく、異臭がしますので残念ですが破棄しましょう。
里芋の賞味期限と長持ちする保存方法
里芋は寒さに弱い野菜で、7度から10度で保管するのがいいとされています。
土の着いた状態で新聞紙で包み、日光の当たらない風通しのいい場所で保管するようにしましょう。
正しい環境で保存すれば、1ヶ月は日保ちします。
カットしたものを保存する場合は、水にさらして冷蔵庫で保存してください。
その場合は2日から3日を目安に食べるようにしましょう。
冷凍庫で保存する場合はジップロックに入れて保存することで2週間から3週間日保ちします。
まとめ
今回は里芋に赤い斑点や赤い筋や線ができていても食べることができるのかについてまとめました。
里芋は実は免疫力を高め、老化防止にもなりますので正しい保存環境で保管し、腐る前に食べるようにしましょう。