“ファスティングダイエット“と聞くと、どういったイメージがありますか?
短期間で痩せられると人気がある一方で、リバウンドしやすい、むしろ痩せにくくなるなど否定的な意見も存在しています。
今回はファスティングダイエットについて、詳しく知っていきましょう。
この記事では、
・ファスティングダイエットの効果
・ファスティングダイエットのやり方
・ファスティングダイエットの注意点
・痩せた成功口コミ体験談
などをご紹介します。
目次
ファスティングダイエットとは?
そもそもになりますが、“ファスティング“とは、断食のことを意味します。
一切何も口にしないという訳ではなく、一定期間固形物は断ちますが、栄養面は水分で補っていくのが一般的です。
本来ファスティングは、痩せるためというよりも、“体を健康的な状態に調整する“ため行います。
食事を控え、疲れた消化器官を休ませることで機能を回復し、体内のリセットを図るというのが主な目的です。
このファスティングから得られる効果はダイエットとしても有効で、また短期的な取り組みで結果が出るという点も支持される理由であると考えられます。
ファスティングダイエットの効果
では、注目の効果についてです。
胃腸などの消化器官を休ませることにより、
・本来の機能が回復し、活性化する
・消化に使っていたエネルギーを『代謝』や『排泄』などに回すことが出来る
といった状態になります。
これが更なる効果に繋がっていて、
・体内毒素や老廃物の排出
(デトックス効果)
・免疫力の向上
・体重の減少
・肌の調子を整える
などの効果が期待できます。
また、一旦腸内をリセットすることにより、ファスティング後の栄養吸収も良くなります。ファスティングを期に食への意識が変わる人も多いようなので、健康的な体の土台作りとしても有効でしょう。
3日間ファスティングダイエットのやり方
効果についてもわかったところで、次はファスティングダイエットのやり方についてです。
ただ食事を摂らないというのはNG。
ファスティングをする前後には、準備期間・回復期間を必ず設け、計画的に行うことが大切です。
長期的な断食は健康を損なう危険性があるため、今回はファスティング期間を3日としたやり方をご紹介します。
準備期間
ファスティング前の2〜3日を準備期間として設けましょう。
突然食事を断ってしまうと、調子を崩してしまったり、思うような効果が出ない可能性があるのです。
徐々に食事量を減らして、ファスティング期間に向けて“体を慣らす“ことが目的です。
準備食の内容としては、なるべく野菜を中心に、豆類やお米などを食べて過ごしましょう。
準備食で避けたいもの▼
・肉や魚など動物性食品
・ハムやウインナーなど加工食品
・パンやパスタなど小麦製品
・ヨーグルトなど乳製品
・砂糖、菓子類
・カフェインやアルコールを含む飲料
ファスティング前日には固形物を控え、お粥や具なしの味噌汁、無添加スムージーなどで軽めの食事を意識しましょう。
ファスティング期間
ファスティング期間中に大切なのは水分補給です。お水は1日2リットル以上摂るよう心掛けてください。
また、この間固形物は断ちますが、栄養面のサポートとして以下のようなのドリンクを取り入れましょう。空腹感を紛らわせることにも役立ちます。
オススメの飲み物▼
・酵素ドリンク
→ビタミンやミネラル、アミノ酸など豊富な栄養素が含まれる。人工甘味料や添加物不使用のものが望ましい。
・コールドプレスジュース
→野菜や果物の壊れやすい栄養素を最大限に残して作られている。消化吸収されやすい。
・スムージー
→飲みごたえがあり、食物繊維も豊富に摂れる。自分で作れる他、市販のものも多く購入しやすい。
いずれも普段の食事代わりのタイミングで、ゆっくり少しずつ飲みましょう。
その他ファスティング期間には、一時的な体調不調(好転反応)が見られる場合があります。
軽度であればあまり心配する必要はありませんが、できるだけゆったりと過ごすと良いでしょう。
主な症状▼
頭痛、倦怠感、吐き気、下痢など
回復期間
準備期間と同様に、2〜3日設けましょう。
ファスティング明けは、食べたものが吸収されやすくなっています。また、それまで胃腸はお休みしていた訳なので、急に固形物を入れるのはNGです。準備食のときとは反対に、徐々に元の食事へと戻していく必要があります。
回復食1日目は重湯などから始め、2日目にはスープや味噌汁→豆腐や野菜というように、段階を踏んでいくことが大切です。
準備期間も合わせると、ここまで相当な食への我慢が予想されます。しかし、回復期間は非常に大切であり、ファスティングダイエットを成功させるポイントでもあります。
数日後の普通の食事を楽しみに、もうひと頑張りしていきましょう。
ファスティングダイエットの注意点
ファスティングダイエットを行う上で、知っておくべきことがいくつかあります。
・体調の変化について
先程、好転反応について簡単にご紹介しました。軽度であれば心配ないと説明しましたが、例えば症状が悪化している場合や非常に辛いという場合、決して無理はせず中断してください。
また、女性の場合生理中など心身のバランスが不安定である時期は極力避け、自身の体調を考慮しつつ取り組んでいきましょう。
・ファスティングのデメリットについて
ファスティングをするデメリットとして、脂肪だけでなく筋肉も落ちやすいという点が挙げられます。筋肉量が低下すると、代謝も落ちてしまいます。つまりは痩せにくい、リバウンドしやすい状態になってしまうのです。
短期で結果が出る反面、そういったリスクがあるということも頭に入れておきましょう。
・全てのメニューを終えたあとについて
ファスティングダイエットの一連のメニューを全て終え、体の変化や体重の減少が見られたら達成感がありますよね。しかし、それに満足して暴飲暴食をしたり、乱れた生活習慣に戻ってしまうとあっという間にリバウンドしてしまいます。
折角体内リセットを図り、痩せる準備が整ったのです。肝心なのは、ファスティング後の生活をどう変えていくかだということを忘れずに。
3日間で痩せた!成功口コミ体験談
こちらには、3日間ファスティングでの成功口コミを集めてみました!実践していく参考にしてみてください。
ファスティング3日目
61.7kg→60.8kg→60.2kg体調も良好✌
生理中なので、デトックス感がすごい。— でぶ美 (@ILRHt0bv55qjp7h) March 17, 2021
ファスティング7日間プログラム終了
準備食2日間
断食3日間(水と酵素ドリンクのみ)
回復食2日間7日間で飲んだ水の量 21.5L
体重 -5.5kg
ウエスト -5.5cm
体脂肪率 -1.3%
内臓脂肪率 -1.2%
(インピーダンス)写真で見れば変化は歴然😳
(見せないけど。笑)
元々どれだけ太ってたんやと😂— Yuho Ikeda (@UFO713) June 12, 2020
確かにご飯を食べないので、痩せます。わたしは3日間がんばり、4キロほど落ちました。
フラフラする感じはなかったように思います。(人によると思うので、その辺はご自分で判断されてくださいね。)
それに酵素ドリンクしか飲まないので、だいぶお腹の掃除をしてもらった感じがあり、スッキリします。
1日目 … 朝夕 軽い玄米食
2日目 … 朝夕 おかゆ
3日目 … 朝夕 重湯
4.5.6日 野菜ジュース〔酵素液が高いため〕
7.8.9日は、準備期間の逆
5キロくらい落ちたけど、むくみや老廃物がなくなっただけです。
ファスティングダイエットまとめ
今回はファスティングダイエットについてご紹介してきました。要点をまとめると
・ファスティングにはダイエット効果の他、デトックスや体内調整が出来るなど様々なメリットがある!
・数日間ファスティングを行う際は、前後に必ず準備期間・回復期間を設けること!
・肝心なのは、全てのメニューを終えた後自身の生活を見直すこと!
これらはしっかり覚えておきましょう。
ファスティングを正しく行っていくには、知識を付けるための勉強が少なからず必要になります。面倒に感じるかもしれませんが、自分の体や食について理解を深めることはダイエットを行う上でも有利になります。
そういったことも含め、ファスティングを期に得られるものは多いので、しっかり計画を立て取り組んでいきましょう。